山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


石仏

七曲峠から国見山13

塔の森から三角点(点名長谷)を経て国見山頂までは、思いのほか長い。展望もなく単調な林の中を歩く。このあたりクマザサが生い茂っているが、登山道は刈り取られていて歩きよい。


やがて分岐となる。「泥掛双体・七曲峠地蔵」から、ここへ来た。「国見山頂・峠地蔵を経て矢田原」へと向う。


前方が明るく開けてくると、国見山頂(680m)に到着。だが、山名とは裏腹に展望はよくない。周りの潅木が伸びており、伐採しないと、展望は得られないだろう。


山頂には、マッシュ白鳳さんの、真新しいブロックが置かれていた。マッシュ白鳳さんが作成した山名板(ブロック)は、奈良の山々では、時々見かけていたが、最近のものは見かけなかったので、少し驚いた。


国見山頂を後にして下山を開始。下山は護国神社バス停で、ここからだと長丁場となる。大半がアスファルトで、勾配が急なところもあるので、私は登山靴ではなく、スニーカーを履いてきた。画像は樹齢180年くらいと推定されるヤマザクラ。今年6月、今日のコースの下見の時に、この近くの茶畑をお持ちの方から、お話を聞くことが出来た。


11月3日(日)22:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山12

塔の森に到着。この塔は凝灰岩で作られており、もろく壊れやすい。


塔の森の説明板。今は六層だが、創建当時は十三重石塔だった。


塔の森を後にする。


一旦、先程の分岐まで下って、再び登り返す。登り返したピークに三角点がある。(点名長谷、標高666m)


ここからは文字通り稜線歩きとなる。小さく登ったり下ったりの繰り返し。


10月26日(土)21:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山11

ゴルフ場の中に続く車道を歩いていると、皆が後を振り向くので、私も振り向いてみた。


すると、鳥見山から額井岳にかけての稜線が見えた。山座同定は私が行ったが、もしかすると間違っているかもしれない。


ヤマトカントリークラブでトイレを借用し、いよいよ山に分け入る。画像は獣避けの電線を跨ぐところ。


ここからは、急な登りとなる。滑りやすいので注意だ。フィックスロープが取り付けられているところもあった。登山道は下草が刈り取られていて歩きやすい。


急な登りは長くは続かなく、国見山との分岐に出合う。国見山へは再びここへ戻って、後から登ることにして、今は塔の森へ向う。


10月26日(土)19:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山10

七曲峠地蔵・下之坊大杉から、ここへやって来た。この先、ゴルフ場の中を通り、塔ノ森を経て、国見山へと向う。道標によると、この先100m右に登っても、国見山に至る。


泥かけ地蔵。石仏がある場所は車道に面しておりクルマでもアクセス可能。


説明板。双石仏とは、一つの石に、双つの仏像を並列にしている石仏で、阿弥陀如来と地蔵菩薩。


傍らの石仏。こちらも半身程度土中に埋もれていた。


ゴルフ場の中に入って行く。この中にハイキングコースがあり、ハイカーの歩行はオッケー。


10月25日(金)20:34 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山9

下之坊を後にする。10月だというのにアジサイが咲いているのには驚いた。


傍らには草木に埋もれた石仏たち。


下之坊から東の県道に下る手前の民家。広い屋敷だ。右上に見える民家も大きい。このあたりの住所表示は天理市福住町。


七曲り道ハイキングコースの道標。七曲り道ハイキングコースの詳細は下記URL参照。(天理市のHP)
http://www.city.tenri.nara.jp/kanko/walk/nanamagari.pdf



やがてヤマトカントリークラブの入口に到着。ここに石仏がある。


10月25日(金)19:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山8

今日の石仏行脚で、この婆羅門杉を見るだけでも参加した価値があったと、何人かの人が話されていたが、私もこの杉は何回見ても素晴らしいと思う。ぞっこんだ。一時、自宅PCの壁紙に使っていた。


左の長靴を履いた男性から、色々と話を伺うことが出来た。尚、このお寺には、所謂檀家がなく、地元の二十数軒の住人によって、維持管理されているという。画像で指をさしておられるのは弁財天。


こちらが弁財天。


そろそろ出発の時間が迫ってきたようだ。たっぷりと1時間強、ゆっくりとすることが出来た。画像は何か“講釈”をされるT氏。それを見て、M氏が誰かに似てきたと話された。


バラモン杉。何回見ても素晴らしい。画像右、いつになく若々しいY氏。ニッカポッカがよくお似合い。


10月24日(木)22:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山7

こちらが婆羅門杉。下に写っている人と比べ、その大きさがわかるだろう。


丁度、近くにお住まいの方が、お寺に来られたので、話を伺うことができた。このお堂の中には、なんと、聖武天皇の位牌が祀ってあるという。それを聞いて中を覗いたが、暗くてよく見えなかったものの、確かに位牌らしきものがあった。


弁財天池から境内を撮影。どこから撮影しても婆羅門杉の大きさに圧倒される。


こちらは、本堂の後ろに、半身埋まっていた不動明王。先程の地元の方の話では、このお不動さんは、目にご利益があるという。


聖武天皇の位牌堂の右の石碑は、庚申さんを祀ってあるとのことだった。尚、このお寺の本尊は、説明板にもあったが、十一面観音立像で、秘仏とのこと。毎年、8月28日にご開帳されると、地元の方から聞いた。


10月24日(木)21:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山6

七曲峠の石仏と約4ヶ月ぶりに再会した。こちらは受取地蔵の横に御座す不動明王。


愉快な石仏たち。半ば、放置されているような印象を受けるが、この先、貴重な財産として、高く評価される時代が、果たして来るだろうか。


七曲峠を後にし、下之坊へ。画像は婆羅門杉と称される二本の杉の巨木の説明板。そのスケールに圧倒される。


下之坊の説明板。由緒正しいお寺のようだが、今は、荒廃とはいわずとも、昔の光、今、いずこである。


少し時間は早いが、ここで昼食となった。


10月24日(木)20:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山5

この道標の後に、旧道があったようだ。今は形跡が残るだけ。


どこかの神社に祀ってありそうな石。


登山道はいよいよ七曲道の名前にふさわしく九十九折に登るが長くは続かない。


ほどなく七曲峠に到着。小休止となる。


この二つの石の上に棺桶を置いたのだろうか。受取地蔵を前に。


10月23日(水)23:05 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山4

足元を見ると、アケビが落ちていた。食べごろに見えたが、流石に落ちているものは食べれない。


振り返ると、名阪国道をトラックが走っていた。前方右に陸橋が見えるが、先程、間違った道をそのまま進むと、あの陸橋に出るようだ。


前方から、ひとりの女性が下って来られた。聞けば、気分が悪いので、リタイアしたいとのこと、中畑の集落まで下って、民家からタクシーを呼んで帰宅すると話された。突然のことで驚いたが、私がどうこうすることもできない。このことをT氏は知っているのか確認する為に、T氏に電話したが通じなかった。尚、この女性は今回、初めて参加された方で、比較的近くにお住まいとのことだった。


やがて本格的な山道となる。沢沿いの道で、付近一帯は薄くらい植林だ。


私は早足で歩き、T氏に先程の女性のことを話したが、やはり知らなかったという。その後、彼女のことは何も聞いていない。


10月23日(水)22:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山3

一旦、分岐まで戻って南方向へ歩くと、道標が見つかった。但し、この道標は下山時のもので、七曲峠から下って行く方向を示している。中畑の集落に設置されていた道標は、すべてこのタイプのもので、七曲峠へ向う道標は一つもなかったように思う。


やがて、記憶のある人家の脇を通る。この道に間違いない。


名阪国道下のトンネルを目の前にして小休止。このあたりからの眺めがよい。


この画像がここからの眺望。


トンネルから出ると、左の先に畑が広がっていたが、柿の木があった。N氏がひとつもぎ取ったので、私も真似をして取った。その後、N氏はすぐに食べたが、甘柿だった。N氏によると柿の形を見れば、渋柿か甘柿か、わかるらしい。尚、私は自宅迄持ち帰ったが、結局食べなかった。


10月23日(水)21:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山2

下車したバス停が中畑町で、下見の時の米谷町と違っていたので、少々面食らったが、この事はその後も尾を引いた。


これは、“勧請縄”のようだ。こじんまりしているが。


何を干してあったのか、近寄って見なかったが、田舎ではこのように、乾燥させて保存する習慣があるようだ。生活の知恵。


どうも、下見の時には、こんな道を歩いた記憶がない。と思っていたら、T氏が私に問うてきた。私はGPSを見たが、やはり違っていた。


画像はその時のGPSログ。


10月22日(火)23:59 | トラックバック(0) | コメント(2) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山1

2013年10月14日(祝)、3連休の最後日は、Webサイト、「石仏の辻」のウォーキングイベントの一つ、「歩く・石仏の辻」に参加した。行き先は中畑町バス停から七曲峠に登り、国見山、鉢伏峠を経て鹿野園から護国神社へ下るコース。今年の6月8日に下見を行っており、この日が本番だった。尚、時間の都合で下見時に比べ、石仏訪問を割愛しているところが多々あったのは残念。

コースタイム
近鉄奈良駅バス停8:51発(620円)-9:30中畑町バス停9:49_9:59道迷い-10:11名阪国道地下道-10:32旧道分岐-10:48七曲峠・受取り地蔵10:54-11:05下之坊(昼食・T)12:08-12:16県道186号-12:18泥かけ地蔵-12:34ヤマトカントリークラブ前-12:43山道取り付き-12:53国見山分岐-12:57塔の森・十三重石塔13:03-13:09三等三角点(長谷)-13:27下之坊分岐-13:34国見山13:45-14:05桜巨木-14:10茶畑・展望地-14:32国見地蔵探索_14:35県道186号-14:51県道80号-15:13鉢伏峠分岐-15:16東金坊地蔵尊-鉢伏峠-15:28地蔵菩薩-15:36正暦寺分岐_15:38茶畑・展望地-16:26護国神社・T-16:33護国神社バス停(220円)-近鉄奈良駅バス停 ★飲み会:ニパチ三条通店(参加10人)

画像は近鉄奈良駅バス乗り場付近で撮影。12日から今日(14日)まで、春日大社境内で鹿の角きりが行われていた。



近鉄奈良駅バス停で米谷行のバスを待つ参加者の皆さん。


中畑町バス停に到着。バスは小型車で、ほぼ貸切状態。


本日歩くコースの説明をするT氏。


いざ出発となった。私は最後尾を歩くことに。


10月22日(火)23:06 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

三重県石仏巡り10

三面地蔵笠石仏の左の地蔵菩薩。半跏趺坐(はんかふざ)と呼ばれる座り方。お地蔵さんに比べ錫杖が大きく不釣合いのように見えるが、このことで、お地蔵さんが子供のように見えてしまう。


庚申さん。“森の小人”のような格好で印象に残る石仏だ。


更に、この近くには、四面にお地蔵さんが六体彫られている笠石仏があって、これもまた、非常に珍しいものだった。


こちらが反対側。四面に六体彫られていた。かなり傾いている。この下に置かれていた置き石は、元々、この石仏を置く為のものではなかったようだ。


この後、奈良に向かって帰路についたが、途中、宇陀市榛原区上井足(かみいだに)にある石仏を見に行った。丹波の佐吉作との情報があったので。石仏は庚申さんで、佐吉の作品かもしれない。私のカメラには全体像が収まりきれなかったので石仏の画像はない。立派な祠に納められていて地元では大切にされていた。おしまい。


8月1日(木)21:41 | トラックバック(0) | コメント(5) | 石仏 | 管理

三重県石仏巡り9

同じ津市美杉町八知に、願音寺という今は無住のお寺があって、ここにもこれとよく似た石仏が見られた。石仏はこの右に見える石段を登ったところにある。道路幅は狭く、左の道路幅が広くなったところへクルマを停めさせてもらった。


この急な石段を登る。


画像のやや右に見える大きな石仏がそれで、三面地蔵笠石仏と呼ばれているそうな。その左も地蔵菩薩だろう。更にその左は庚申さんか。手前の潅木は伐採してあり、手入れが行き届いているように見える。画像には少しだけ写っているが、後ろに巨木があって、絵になる構図だった。


三面地蔵笠石仏の正面と右側面を撮影。


こちらは正面と左側面。不思議なことに、笠石には苔が生えているが、石仏には見られない。


8月1日(木)21:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理


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