山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年3月17日を表示

不動石仏(竜王山)_萱生道探索その4

一旦、沢筋の道を引き返し、途中あった分岐から、別の道を歩いてみます。
画像は分岐地点で、右方向が沢に沿って歩いてきた道、左方向は尾根に向かう、これから歩く道です。



途中、道端に石仏らしきものを発見、かなり土中に埋もれています。
これは、石仏に詳しい生駒在住のTさんに、是非、ご確認頂きたいものです。
もし、石仏なら、この道は尾根に続く古道かも、という淡い期待を裏切り、この先、みかん畑となって、行き止まりでした。残念。



分岐まで戻り、この後、帰宅するつもりで歩いていると、前方にお二人の男性が歩く姿を発見。
先程歩いた沢筋に沿って奥へ歩いて行かれるではありませんか。
すかさず、追いかけ、何か情報が得られないか、話しかけてみることに。
詳しくはわからなかったですか、お一人は某大学の教授で、もう一人も、外国語に非常に堪能な天理市長柄町在住のTさんでした。
お二人は、これから、天理市萱生町在住のFさんが所有する山林にFさんを訪問するとのこと。
山中に聞こえていたチェーンソーの音は、どうやらFさんだったようです。
Tさんによると、Fさんは、チェーンソーを使って、ご自分の山林を整備しているとのことで、ソメイヨシノを植樹し、皆さんの憩いの場として、利用してもらいたいという、願いがおありとのことでした。
そして、偶然出くわした私にも、Fさんを紹介したいので、時間があれば、同行頂きたいとのこと。
何か、情報が得られるかもしれないという期待を込めて、同行することにしました。
画像は、シイタケです。クヌギの木を切り倒し、シイタケを栽培されていました。
Fさん所有の山林で撮影。



この後、Fさんにいろいろとお話を伺いましたが、竜王山に至る萱生道について、途中から尾根に沿って歩く、見晴らしのよい道であったが、今は歩く人もなく、この踏み跡を今歩くことは、非常に困難だろうとのことでした。
また、尾根に取りついたところに、見晴らしのよい休憩場所があって、「ヤスンバ」と呼ばれていたそうです。
そして、戦争中、柳本飛行場に離着陸する飛行機を誘導する為、竜王山の山頂と、そのヤスンバと呼ばれる場所に、航空灯が設置されていたとか。
萱生道は、クルマも通れるほど、幅広い道であったと聞いて、愕然としましたが、クルマとは、材木を運ぶリヤカーのことのようです。
画像は、左から某大学の教授、真ん中でしゃがんでおられる麦わら帽子の方がFさん、そして右がTさんです。



こちらは、Fさん所有の山林から撮影。木々を伐採中です。
尚、Fさんは、天理市成願寺町 道の駅「一般社団法人 おやまと」を立ち上げられ、運営されている方で、Tさんは、このお店に通う内に、Fさんと心安くなったとのことでした。



3月17日(日)22:38 | トラックバック(0) | コメント(6) | 石仏 | 管理

不動石仏(竜王山)_萱生道探索その3

その後も、何箇所か別のみかん畑に向かい、尾根への取りつきを試みます。
画像はみかん畑の最上部から撮影。



みかん畑の最上部から尾根に取りつこうとしますが、雑木林の中、人や獣が歩いた形跡がまったくありません。


やっとこせ、見晴らしのよい小ピークによじ登ると、竜王山北城跡と見られる稜線が見えました。(画像中央)
しかし、この先、単独で歩くのは危険なので、躊躇せざるを得ません。



一旦、萱生集落まで戻り、以前、竜王山北城跡まで歩いたことがある沢筋の道を歩きます。
沢筋の道は、途中、沢から離れ、ガレ場の急登となるので、このルートは避け、途中、尾根筋へ取りつく箇所がないか、見極めながら歩くことに。
画像は沢筋の道の入口付近。



沢筋の道は、左右に放置された畑が目立ち、やがてコンクリートが地道に変わります。
昔は、山仕事の方が歩かれていたと思われますが、最近、人が歩いた形跡はまったくありません。
倒木が目立ちはじめ、ついには、“通せんぼ”状態に。
結果、沢筋の道からも、尾根への取りつきは、ないようです。



3月17日(日)20:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

不動石仏(竜王山)_萱生道探索その2

この日はほとんど風がなく、花粉の飛散は心配したほどでもなかった。
しかし、いい加減、疲れてきたのと、飽きてきました。
やはり仲間と、ワイワイガヤガヤする方が、健康的で楽しめます。
北城跡広場で、少し早めに昼食を済ませ、午後からの行動について思案するも、今は一旦退却し、麓の萱生から萱生道とその入口を探すことに切り替えます。



萱生集落の北側、東西に通じる道路の道路幅が広いところに、駐車させてもらい、竜王山方向(東方向)に歩きます。
画像は駐車地点から竜王山方向を撮影。
画像中央、みかん畑から続く尾根が萱生道と見られます。



東方向に伸びる山道を暫く歩くと、他のブログで見た萱生道と見られる入口に到着。
分岐を東方向(直進)に歩きます。
(この後、分岐まで戻って右方向へも向かうも、畑で行き止まり。)



やがて、左右にみかん畑を見ながら、急坂を登ります。


みかん畑の最上部から尾根へ取りつこうとしますが、植林された尾根には、踏み跡がなく、踏み込めません。
画像は、植林帯から引き返し、みかん畑に降りるところ。



3月17日(日)18:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理


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