不動石仏(竜王山)_萱生道探索その5 |
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竜王山北城跡付近の不動石仏について、Fさんにその所在をお聞きしたところ、城跡近くの萱生道に、お地蔵さんがあるのは承知しているが、不動石仏は知らないとのことでした。 一方、麓の萱生に不動石仏があって、その場所は、数体の石仏があった萱生道の入口と見られる分岐を東ではなく、北方向に歩くと、沢に沿って小さな滝があり、その近くにお不動さんがあるとのことでした。 画像は萱生道の入口と見られる分岐で、南方向から撮影したので、不動石仏へは直進(北方向)することになります。 昔、病気の回復を祈願し、その滝に打たれて修行された信者がおられたとか。 この話は、私にとって、非常に興味深いことで、もとはと言えば、この不動石仏の場所を探す、きっかけとなった重要な話でした。
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萱生道は、その滝の近くから、支尾根に取り付くが、今は崩壊していてわかりにくいだろうとのこと。 しかし、一旦、稜線に出ると、踏み跡は残っていて、眺めがよいとのことでした。 また、麓まで下らなくても、ここから尾根に向かってどんどん登ると、自然と尾根筋に出ると話されました。その話を聞き、この場所から(Fさんが所有する山林)、尾根筋に向かって歩いてみることにしました。画像はその時に撮影したもの。 急登です。
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Fさんにお話を聞いていると、私の携帯電話に着信があり、その相手は、なんと長らくご無沙汰していた、萱生町に住む、いとこからでした。 その後、彼と暫く話をして、急遽、私が、いとこ宅にお邪魔することになりました。 実は、私が幼い頃、このいとこから、萱生から竜王山に登れる道があると、聞いたことがあるのです。 事情を話すと、やはり、萱生道は、崩壊して滑落している箇所があり、普通に歩くのは、到底無理とのことで、彼は、今から30年程前に、息子さんと一緒に、萱生道を歩いたことがあるも、城跡まで辿り着くのが、精一杯で、とても同じ道を下山することは出来ない為、クルマで山頂まで迎えに来てもらったとか。 また、詳しくは聞きませんでしたが、萱生から中山道に合流して、竜王山に登れるルートもあるとのことでした。 長岳寺の南北から山頂に至る二つのルートとは別らしいです。 画像は、いとこ宅に向かう為、再び、Fさん所有の山林まで戻ってきて、竜王山方向を撮影したものです。 中央に見える一本の木はソメイヨシノです。
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画像は、いとこ宅に向かう道。
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駐車地点で竜王山方向を撮影。 今日の探索で、私を取り巻く、不思議な“縁”を感じた次第です。
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Mar.18(Mon)21:35 | Trackback(0) | Comment(6) | 石仏 | Admin
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