山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年6月13日を表示

七曲峠から国見山12

子供みたいに、クサイチゴを食べながら、放置された茶畑の横を歩く。8年前にここを訪れた時は、まだ栽培されていた。やがて、西方向の展望が得られる茶畑に出てきた。今日一番の展望地だ。と、後方から軽トラがやってくる。


この茶畑の持ち主の方だった。このおじさんの登場で、この日の山歩きは、思い出深いものとなった。最初は運転席から顔を出して話されていたが、クルマから出てこられ、四方山話に花が咲いた。画像はまさにドアを開けクルマから出られる瞬間。


私が特に印象に残っていることは、ここから、芳山、春日山、高円山を特定できたこと。また、稀に四国の剣山が見えると話された。それは、左下に見える城山(奈良市北椿尾町にある標高529mの山)の延長線上に見えるピークということで、帰宅してから地図を見たが、やはり剣山だろう。


おじさんの話では、近くに樹齢180年くらいのサクラの木が2本あるということで、その場所へ案内していただいた。勿論、ソメイヨシノではなく、ヤマザクラだ。大の大人が両手を広げて、二抱えするほどの胴回りだった。(彼がやって見せてくれた) 画像がその内の一本。


名残惜しかったが、又、秋にアケビを採りにおいでと言われ、おじさんと別れた。すると、前方の茶畑に、450万円の機械があった。自動で茶摘をする機械で、先程、おじさんに教えてもらった機械だ。


6月13日(木)22:31 | トラックバック(0) | コメント(2) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山11

この日は、あいにくの天気で遠望は得られなかった。また、山頂からは西方向の展望が得られるが、雑木が生い茂っていて、以前ほど、展望はよくなかった。山頂が岩峰以外の場合、定期的に樹木を伐採しないと、すぐに展望が得られなくなる。ご覧のようなベンチが置いてあった。


虫に食われていて痛々しいコアジサイ。


稜線を北方向の矢田原へと下る。最初、山道だがすぐに地道の林道に変わる。途中、幾つかの分岐に出合うが直進する。やがてコンクリート舗装された林道となる。傾斜が急なので、滑らないように慎重に歩く。左手に簡易トイレを見送ると、蜜蜂の巣箱が設置されていた。この左手の斜面は植林が伐採されていたが、期待したほど展望はよくなかった。


これはクサイチゴと呼ばれているイチゴで、今まで、このイチゴを食べたことがなかったが、食べられると聞いていたので、思い切って食べてみた。味はそれほど甘くなく、酸っぱさもあまりないと思う。どちらかと言えば、味の印象が薄い。


放置された茶畑にこのクサイチゴが蔓延っていて、まるで、栽培されているほど、沢山生っていた。私が食べたので、N氏やT氏も食べられた。


6月13日(木)21:29 | トラックバック(0) | コメント(15) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山10

塔の森のすぐ隣、楠本大神の古びた手水舎、上の図柄は龍だろう、下は牙を剥く虎に見えなくもない。明治38年と彫られていた。塔の森を後にして、先程の分岐へと戻る。塔の森から国見山まで25分と表示されていたが、実際の所要時間は23分だった。


こちらが分岐地点。ここから先、少し登りが続き、フィックスロープが張られていた。滑りやすいので注意だ。


急坂を登り詰めると、三等三角点があった。点名は長谷“ながたに”と読む。標高は666mと、6の数字が3つ並ぶ。


国見山を目指して歩く。泥かけ地蔵から国見山へのルートへの分岐地点だ。塔の森を経由しない場合、こちらが近い。


ようやく、国見山の山頂に到着。かつて、都祁村と奈良市が合併する前までは、奈良市の最高峰だった。680m。私は奈良市在住なので、当時、奈良市の最高峰ということで、地形図には表示がない、この山に登った。(2005年10月16日) 尚、現在の奈良市の最高峰は、貝ヶ平山822mである。


6月13日(木)20:38 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理


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