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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年8月24日を表示

音羽三山_音羽山展望台1

8月13日(火)、連休4日目は、竜門山地の音羽三山に出かけた。音羽三山は桜井市と宇陀市の市境に南北に伸びる山塊で尾根筋歩きとなる。Webサイト「石仏の辻」のウォーキングイベントの一つ、「ウォーキング娘」http://sekibutuwalk.blog99.fc2.com/ の下見だ。参加したのは、T氏とN氏、私の3人。音羽山観音寺の上の方に、新しく展望台が完成したという毎日新聞の7月30日(火)付朝刊「なら羅針盤」の記事を読み、是非、行ってみたいと思ったのがきっかけ。音羽三山は奈良の山々からは比較的よく見えて、位置確認の目印となる山々だ。しかし、実際に登ると展望はまったくなく、このことが、この山域が人気のない理由となっている。もし、音羽山頂から、北方向の奈良盆地の展望が得られたら、登山者がわんさか押しかけるだろう。今回、展望台が設置されたのは、北方向の眺めではなく、明日香村や金剛山地などが見渡せる西方向の眺めだった。経ヶ塚から先、熊ヶ岳を経て大峠までの行程は、歩く人が少なく、クマザサが大人の肩あたりまで生い茂っていて、足元の倒木もあり、この山域を初心者が単独で歩くのは難しいと思う。実際、観音寺の後藤住職にお聞きした話では、山中で遭難騒ぎがあったという。尚、この日の行程では、大峠から先、細峠、竜在峠、冬野を経て談山神社まで歩くことも考えていたが、大峠到着が14:20で、皆と相談の結果、この行程を歩くには、3時間程度必要と思われたので、細峠へは向わず、林道を下って不動滝バス停からバスに乗った。季節のよい時季でも、大峠からこのコースを歩くには余裕をみて3時間は必要だろう。大峠到着が13:30迄であれば、上記の行程を歩くことが可能だと思う。

尚、今回の山行で特筆すべきことは、大峠周辺で、黄鉄鉱(おうてっこう)と呼ばれる鉱石を採取したことだ。このことは、参加頂いたN氏のお陰だ。

コースタイム
桜井駅南口8時集合_桜井駅南口バス停発8:12_8:30下居(おりい)バス停_8:54百市(もものいち)分岐_9:05道標_9:11祓堂_9:23無常橋_9:34音羽山観音寺(善法寺)・休憩9:46_9:50音羽山展望台分岐_(展望台への新道)_10:24音羽山展望台・休憩10:32_10:35旧登山道出合_11:05音羽山展望台分岐?_11:17音羽山851m_11:44経ヶ塚889m・昼食12:30_13:22熊ヶ岳904m・休憩13:29_13:56反射板・休憩14:09_14:20大峠・休憩14:51_14:58林道終点_15:00鉱物採取15:25_16:17不動滝_16:19破不動尊_16:24不動滝バス停16:41発 ★反省会 八木駅前 17:22美食酒房 如意18:54

画像は桜井駅南口バス停前。ここより談山神社行 桜井市コミュニティバスに乗車する。



乗客はまばら。


下居(おりい)で下車し、バスを見送る。


寺川に架かる音羽橋を渡る前に石標がある。右の大きい方は、「右 たぶのみね 左 おとわかんのん」。石標の上部に埋め込まれている千手観音は後の時代に観音寺の信徒総代他有志によって新しく寄進されたものと聞く。左の石標は「音石山 観音霊場 従是十八町」。


観音寺への参道脇で撮影。お寺の方たちによって設置されたものだろう。


8月24日(土)21:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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