山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2016年3月22日を表示

京の古道⑥竹田街道_大和街道26

二の丸橋を渡る。「二の丸」とは城のことで、かつてここには「徳川大納言源家康公御屋城」があった。文禄三年頃。

向島城と伏見城

家康公史跡めぐり-向島城



近鉄京都線沿いの道から左折し、西目川児童公園の前を通過。


やがて道の左右が大きく窪んでいる池の堤のようなところを歩く。
ここは太閤堤(小倉堤)と呼ばれ、かつて左右に池が広がっていた。左(東)が二の丸池で、右(西)が巨椋池(大池)。
撮影した画像でガードレールのある道と、右に建つマンションや左に見える家屋が建つ場所は明らかに道より低い。
そして、太閤堤に巨樹が見える。



駒札によると、「えのきむくのき」となっている。推定樹齢250年。
撮影した時は、このような名前の樹木があるのか不思議に思ったが、後で調べると、これは「えのき」と「むくのき」の並木を意味する。



ヤドリギが木にいっぱい寄生している。


3月22日(火)20:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

京の古道⑥竹田街道_大和街道25

駒寄せ、簾、虫籠窓を兼ね備えた町屋。
外からは町屋の様子がまったく窺い知れない。



こちらは虫籠窓、鍾馗さん。左の虫籠窓が長方形で右が楕円形となっている。


やがて幅が拡張された道路となる。


街路樹として植えられているのはモクレン。
以前、Yさんより、開花しているモクレンとコブシの見分け方について教えてもらった。
モクレンは、花が上向きに咲く。それに対して、コブシは、色々な方向を向いて咲いている。
いわば、モクレンは一途に上を向いて行儀がよい。コブシは行儀が悪いが、あちこちに愛嬌を振りまいているイメージかな―笑。
そのほかにも、色々と見分け方があるようだ。



近鉄京都線向島駅(むかいじまえき)の駅舎が前方に現れる。この駅は準急停車駅で、私には馴染みのない駅。乗り降りしたことはない。


3月22日(火)20:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

京の古道⑥竹田街道_大和街道24

住所表示は向島下之町。(むかいじましものちょう)
町屋に良く似合う簾。左の格子は「出格子」と呼ばれる。



「四ツ谷 芋町 町内会」の看板が掛かっていた。集会所だろう。
地蔵尊やいくつかの石碑が見られる。



点前は「太神宮」の常夜燈。側面には天保の銘あり。
左は「皇紀二千六百年記念」と彫られている。国旗掲揚塔。昭和十四年の銘あり。

紀元二千六百年記念行事



出格子が連続する町屋。現代風に言えば「出窓」か。
鍾馗さんも見られた。



蔵。家相上良いとされる屋敷の北西に建ててある。


3月22日(火)20:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理


(1/1ページ)