山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2016年3月9日を表示

京の古道⑤伏見街道(三条_観月橋)57

日蓮上人像。「立正安國」と彫られている。墨染寺は日蓮宗。本尊は十界大曼荼羅。


案内板はなかったように見受けたが、これが墨染桜と見られる。


「墨染井」と彫られた手水鉢。明和五年(1768)に歌舞伎役者、二代目中村歌右衛門の寄進による。


墨染寺を後にし、すぐ近くにある欣浄寺を訪れる。裏口から入ってきたようだ―笑。


欣浄寺(ごんじょうじ)

 清涼山と号する曹洞宗の寺院である。
 寺伝によれば寛喜二年(一二三〇)から天福元年(一二三三)まで道元禅師がこの地で教化に努め、当寺を創建したといわれている。当初、真言宗であったが、応仁の乱(一四六七)後曹洞宗となり、天正・文禄(一五七三~九二)の頃、僧告厭(こくえん)が中興し浄土宗に改められ、さらに文化年間(一八〇四~一八)にもとの曹洞宗に改宗した。
 本堂には俗に「伏見の大仏」と呼ばれる丈六の毘盧舎那仏(びるしゃなぶつ)をはじめ、阿弥陀如来像、道元禅師石像などを安置している。
 また当地は昔深草少将の屋敷があったところと伝えられ、池の東の藪陰の道は「少将の通い道」と呼ばれ、訴訟のある者はこの道を通ると願いが叶わないといわれている。なお、池の畔には少将と小野小町の塚と「墨染井」(すみぞめい)と呼ばれる井戸がある。
                京都市



3月9日(水)19:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

京の古道⑤伏見街道(三条_観月橋)56

墨染(すみぞめ)駅を右(北)に見て、京阪本線の踏切を横断。


鴨川運河(琵琶湖疎水)に架かる墨染橋(すみぞめばし)を渡ると、左手(南)に墨染寺(ぼくせんじ)の山門が現れる。


石柱の側面に「墨染櫻寺」(ぼくぜんおうじ)と彫られているのが見てとれた。


壽碑

惟(おもんみ)るに当寺は清和天皇の勅創たる貞観寺の旧跡なり
堀川左大臣藤原基経昭宣公 薨(こう)じて遺骨を此の地に殯(かりもがり)したもうや
上野峯雄哀傷(あいしょう)の情を和歌に託して曰く
「深草の 野辺の桜之 心有らば 今年ばかりは 墨染に咲け」と
此の地の墨染の称は(或いは此の地を墨染と称するは)蓋(がい)し此の歌詞に因(よ)るなり
後に大僧都日秀上人道譽頗る崇し
豊公(秀吉)深く之を信じ挙げて此の地を上人寄附して本宗(ほんしゅう)に属し
銘を墨染桜寺(ぼくぜんおうじ)と改む殿堂高閣にして輪煥(りんかん)の美備わる
爾来星霜数百年寺運振わず塚を破り碑を断ち累々として
四方(あたり)に狼藉する荒涼の状轉(じょうたた)感慨の情堪えざるなり
爰(ここ)に第三十七世学妙上人先に宇治直行寺(じきぎょうじ)に住し次いで
梅津本福寺に転ずるも夙(つと)に当山の廃類せるを慨(なげき)き意(こころ)に回復の事を期し
入りて此寺に主となるや乾乾赬尾寒暑(けんけんていびかんしょ)にして虚日(きょぢつ)なく
復興に是務む 依って聊(いささ)か師恩に酬(むく)いんがために寿碑を寺の側に建て
日常の微事(びじ)を勒(きざ)みて之を伝へて不朽ならしめんと欲し文を余に微す
余と上人とは同じく達門(だつもん)の流類(るるい)なり敢(かんし)て辞せず乃ち
上人の行跡を按じて其の梗概(きょうがい)の系(つなぎ)を叙(じょ)し以て銘じて曰く
   千歳跡遠く 廟影(ろうけい)空しく 傾く
   乾(ここ)に力を致して 忽ち法城を現す
   顕徳測がたし 誠の点睛を積むは
   維(こ)れ労維(ろうこ)れ績(いさを) 勒(きざ)んで永く 彰旌(あらわす)
          平成十六年十二月吉祥



鬼瓦だろう。


3月9日(水)19:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

京の古道⑤伏見街道(三条_観月橋)55

社標の側面に「菖蒲の節句発祥の地」とあった。
この時は合点がいかなかったが後でわかった。



境内に入ると、このような通行区分が目に入る。
“馬”とは驚いたが、藤森神社は駈馬神事(かけうましんじ)がよく知られていた。

2014年の藤森祭 駈馬神事

藤森祭・駈馬神事【京都伏見】



境内で観られたクスノキの巨樹。
藤森神社の境内は南北に長く、一部、藤の森公園となっている。



銘は見なかったが、立派な常夜灯。


藤森神社で暫く休憩。神社を後にする。
“菖蒲”“勝負”に通じていた―笑。



3月9日(水)19:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

乃が美

昨日(3/8)、「日本のおいしい食パン名品10本」に選ばれたという店で食パンを買ってきた。
乃が美(のがみ) はなれ 奈良本店で、“生”食パン専門店。

所在地は帝塚山大学生駒キャンパスの向かい。生駒市東生駒1-528-3。
「シャトレーゼ」の東隣で、マンションの一階。

10時30分開店ということで、10時15分頃、車で到着。
ゾロゾロと人が並び始めたので、私達も並ぶことに。



高級「生」食パン専門店で、食パン以外はない。
テイクアウト専門でイートインは不可。



お店のパンフレット。
スライスせずに、手でちぎって食べる。

高級「生」食パンの乃が美 公式ホームページ



これが実物。1斤を2個購入。税別800円。(2斤相当)


今朝(3/9)、手でちぎって焼かずに、何もつけないで、そのまま食べたが甘い。
玉子やショートニングは使っていないようだ。
撮影した画像の通り、市販の食パンに比べヘタの幅が狭い。
市販の食パンはスライスしているので、スライスしていない市販の食パンと食べ比べたいものだ。
また、今度は焼きたてを食べてみたい。

しかし、わざわざ並んでまで買うものかどうか私にはその価値がわからない。



3月9日(水)08:02 | トラックバック(0) | コメント(0) | グルメ | 管理


(1/1ページ)