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2019年3月15日を表示

金剛山(千早本道_千早城跡)

2019年2月21日(木)は、現役時代の同僚と二人で金剛山へ登った。
コースは千早本道をピストン。
但し、下山は千早城跡を経由した。

<概要>
千早本道は金剛山の最もポピュラーな登山コースで、登攀(登拝)記録が1万回以上という人もいる。(1万5千回以上は1名)
1万回というのは、毎日登ったとしても、27年と145日かかる。(365日×27年+145日=10,000回)
しかし、一日に何回も登山すれば、これほど時間はかからない。
以前、そのような人を見たことがある。
山から走って降りて来た人が、峠で突然Uターンして再び登り返すというパターン。

ところが、今は一日一回しか登攀記録に記帳できないと聞いた。
金剛山には登山回数を記録するシステムがある。
(回数の記録は金剛山練成会への入会が必要)

山歩きを始めた頃、千早本道を歩いて金剛山に登ったことがある。
その後、金剛山は何回も登っており、私にはお馴染みの山となっている。
しかし、後にも先にも、このコースを歩いたのは一度限りで、この日が記念すべき二回目となった。

今まで千早本道を歩かなかったのは、印象が悪かったから。
もっとも、今となれば、その時の具体的な記憶はほとんど残っていない。
「二度と歩きたくない」という強烈なイメージがあった。

今回、二回目となる千早本道を歩いた感想は、意外にも歩きよい道だという印象。
但し、千早本道は登山口から二つのルートがある。
千早城跡を経由するのと妙見谷を登り詰めるルート。

昔、歩いたのは千早城跡を経由するルートだったと思われる。
今回、下山にこのルートを歩いたが、やたら石の階段が多くて、それも段差が大きく、非常に歩き難い登山道だった。
僅かに単独行の男性と出会ったが、こちらも驚いたが、相手も驚いていた。
何を驚いたかと云えば、こんな道を歩く登山者は、私達以外には誰もいないだろうと、お互い思っていて、そうでなかったから驚いたというわけ。

妙見谷を経由する千早本道は、階段が多いが段差は小さいので歩きやすい。
よく整備されていて、倒木は勿論、棒切れさえ落ちていない。
なんと夜間登山者用に登山道に反射板が取り付けられていた。

今回、二回目となる千早本道を歩いた感想は、妙見谷を歩くルートだと、何回も登ってみたいという人の気持ちが分かる。

昼食は定番となっている国見城跡にて。
国見城跡からセト方面へ続く登山道は、国見城跡付近で崩落していた。
また、国見城跡から北方向、関空がよく見える展望台への道も崩落して歩くことは出来ない。
これらの登山道は完全に崩落してガレ場となっており、立ち入ることさえ出来ない。
但し、迂回路がある。

千早本道を歩くと登山口から国見城跡まで距離約3km。

<コース>
8:35JR関西本線平野駅8:40_<クルマ>_9:50金剛登山口 豊田駐車場9:54_まつまさ前_三叉路で右折 千早本道(林道妙見谷線)を歩く_石仏(十三佛 第三番~第十三番まで山頂付近まで町石が続く)_千早神社 裏参道分岐を右に見送り引き続き千早本道を歩く・千早城跡案内図_林道妙見谷線(舗装道路)終点_千早城本丸跡方面分岐を右に見送り金剛山頂方面へ直進・掲示板(標高634米)_二合目_記念碑(故窪添之介翁碑)_楠木正儀墓(楠公首塚説あり 1680年建立)_分岐・すぐ先で合流_仏花_三合目_道標(千早本道 ほ-1)_道標(千早本道 ほ-2)_四合目_五合目・金剛山頂へ一四〇〇米・ベンチ・東屋・バイオトイレ二基・ウルトラマンとバルタン星人の石像物_道標(千早本道 ほ-3)_五・五合目_六合目_分岐・すぐ先で合流_六・五合目_道標(千早本道 ほ-4)_七合目_七・五合目_石柱(楠公史蹟 阿南八勝第五蹟金剛山)_八合目_登山口新道分岐を見送り山頂方面へ直進_九合目・金剛山頂へ三〇〇米・分岐で楽な道を左に見送り山頂近道へ右折_道標(千早本道登山口へ約3km)_掲示板(金剛練成会員50回以上登拝者名)_かまくら跡?_11:17国見城跡・昼食11:34_トイレ_道標(←千早本道登山口へ約3km)_<楽な道>_説明板(史跡 金剛山)・石柱(史跡 金剛山)_国見橋を渡る_九合目_<千早城本丸跡方面分岐まで往路と同じ>_千早城本丸跡方面分岐で左折し千早城本丸跡方面へ・道標(左楠公城跡)_東屋_分岐を左に見送り直進_道標(←茶宴台経由千早神社 金剛山登山道)_千早神社_石柱(史蹟 千早城址)_掲示板(日本の100名城 千早城)_千早城址茶店前_説明板(国史跡 千早城跡)・府道705号線出合・富田林警察千早駐在所前_12:48金剛登山口 豊田駐車場

<メモ>
・参加者: 2名。
・コース歩行 (豊田駐車場~豊田駐車場までの所要時間と距離)
 歩行距離: 約6.2km。
 所要時間: 2時間54分。
・当日歩行 (自宅~自宅までの正味歩いた時間と推測距離)
 推測距離: 約13.9km。(0.67m×20,679歩=13,854m)
 歩行時間: 3時間34分。
 歩数: 2万1千歩。
・反省会:恵美寿屋地酒道場 (あべのルシアスビルB1F)

画像は豊田駐車場から金剛山をピストンしたGPSログを表示。
但し、登りは「妙見谷林道」を歩き、9合目から「近道」を歩いて山頂へ。
下山は9合目まで「楽な道」、途中、妙見谷を離れ千早神社・千早城跡へ立ち寄り、表参道を歩いて駐車場へゴールした。



千早本道、唯一の水場。
山の伏流水。
口を付けず。



千早城跡案内図。この地図は上が南を表示している。
千早イシタケセンター(今はない)の南、トイレP駐車場にクルマを駐車した。(1日600円)
林道(妙見谷線)を歩いて現在地にいる。
この後、林道をそのまま歩いて金剛山頂へ。(林道は途中から登山道に変わる)

下山は楠木首塚付近の分岐で、林道を離れ千早城跡方面へ。
千早神社、三の丸跡、社務所、四の丸跡広場を経て表参道を歩き、登山口バス停前から駐車場へゴールした。



楠木正儀墓(楠公首塚説あり)から金剛山頂への登山道を眺める。
傾斜はかなり急で、階段になっているが、階段の段差が小さく歩きやすい。



ウルトラマンとバルタン星人の石像物。
千早本道五合目にて。

つづく。



3月15日(金)18:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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