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2019年4月5日を表示

(続)大津宮跡_近江神宮_東海自然歩道_三井寺

堕ちかけた道標。
東海自然歩道にて。



野仏。
同じく東海自然歩道にて。



案内図。
「自然の道・歴史の道」。
弘文天皇陵付近から東海自然歩道を南(左方向)へ歩いた。
ワイルドで面白い。



園城寺(三井寺)大門(仁王門)。
三井寺(園城寺)は、
・7世紀に大友氏 (古代)の氏寺として草創され、9世紀に唐から帰国した留学僧円珍(天台寺門宗宗祖)によって再興された。
・平安時代以降、皇室、貴族、武家などの幅広い信仰を集めて栄えたが、10世紀頃から比叡山延暦寺との対立抗争が激化し、比叡山の宗徒によって三井寺が焼き討ちされることが史上度々あった。
・近世には豊臣秀吉によって寺領を没収されて廃寺同然となったこともあるが、こうした歴史上の苦難を乗り越えてその都度再興されてきたことから、三井寺は「不死鳥の寺」と称されている。
・近江八景の1つである「三井の晩鐘」でも知られる。

重要文化財 建造物 園城寺(おんじょうじ)大門(仁王門)一棟
 大津市園城寺町
この大門は、三間一戸(さんげんいっこ)、屋根入母屋造(いりもやづくり)、桧皮葺(ひかわぶき)の楼門(ろうもん)です。
宝徳四年(一四五二)に滋賀県甲賀郡石部町の常楽寺に建てられ、のち伏見城に移され、さらに慶長六年(一六〇一)徳川家康の寄進によって園城寺へ移されたもので、仁王門とも呼ばれています。
楼門としては、正規の手法にのっとったもので、全体の均斉(きんせい)もよくとれた美しい姿をしています。
また、桧皮葺の屋根がやわらかい感じを与えています。
その他、細部の蟇股(かえるまた)や木鼻(きばな)などの彫刻や斗栱(ときょう)などの組物に室町時代中期の特色が見られます。いずれにしても楼門の中でも代表作にあげられるものです。
明治三十三年四月に国の指定文化財になっています。
 大津市教育委員会
 昭和六十二年三月



三井晩鐘。
近江八景 三井の晩鐘
近江八景のひとつ、三井の晩鐘で有名なこの鐘は、音の三井寺として日本三銘鐘のひとつにも数えられ、また平成八年七月には環境庁より「日本の音風景百選」にも認定されている。
この鐘は慶長七(一六〇二)年、古鐘・弁慶の引摺り鐘の跡継ぎとして鋳造されたもので、鐘楼(国の重要文化財)と共に県の文化財に指定されている。
目方は六百貫目(二二五〇キログラム)。除夜の鐘の百八煩悩に因んで、鐘の上部には乳といわれる百八箇の突起がある。

つづく。



4月5日(金)18:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理


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