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2019年6月21日を表示

(完)近鉄田原本線沿線(宮古薬師堂~馬見丘陵公園)

川中地蔵尊。
祠の中に説明書きが記されていた。

此地蔵尊は川中地蔵ト曰
大正七年八月當飛鳥川橋下より顕はれし本尊なり
本尊の左右には作製年月日記入あり
大永参年四月貳拾四日とあり (※大永参年=1523年)
今を去四百年前の作製本尊なり

大正八年五月 但馬東方世話人
平成九年九月寫
平成九年九月 御堂建替



但馬・杵築神社の十三重石塔

鎌倉時代元応元年(1319)
石材は花崗岩、高さ約350m、基礎・初軸・屋根の各部材も揃い屋根の一部に欠損があるものの、保存状態は良い。
相輪部は欠損しているが当神社に隣接する西道寺の本堂右前の五重塔の宝珠の代用にされている。
屋根の軒反りは両端で反り上がり、軒裏に一重の垂木型を造り出す。
塔身の初輪には月輪に金剛界四佛の種子を薬研彫され、屋根の軒反と共に鎌倉時代後期の特徴を現している。
基礎は無地で東側一面に、

奉進常福寺
□□□長禄
右為二親息災
元応元己未七
大願主沙弥信仏

と刻銘がある。
元天理市庵治の常福寺に建っていたが、明治初年の廃仏毀釈で廃寺になりここに移された。
この地方最古の年銘のある貴重な石造物である。

金剛界四仏

北 アク(不空成就)
南 タラーク(宝生)
東 ウーン(阿閃)
西 キリーク(阿弥陀)

平成16年12月 三宅町教育委員会
奈良県文化財保護指導委員磯城郡 (田原本町・川西町・三宅町) 担当 中西秀和 寄



旧道の辻に立つ道標。
「右 たつ多 ほりうじ / 但馬村? / すく 田原本 三輪 者(は)せ / 大峯山上三十三度?」。
傍らには地蔵菩薩像が立つ。



今、大人気の草花ネモフィラ
グランドカバーとしても用いられる。



土曜会の宴会部長、F氏が開拓した“昼呑み ビアカウンターちょこっと”
近鉄生駒線王寺駅及びJR王寺駅西出口より北へ55歩。

この店の店長は、“アサヒ樽生シニアクオリティマネージャー”という全国に85人しかいない貴重な資格の持ち主だそうだ。
“アサヒ樽生シニアクオリティマネージャー”でネット検索してもズバリ、ヒットしないのはご愛嬌―笑。

おしまい。



6月21日(金)19:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理


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