山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年4月を表示

當麻曼荼羅・竹内街道を訪ねてその3

こちらの画像は、どこか信州あたり、高原の湖を連想しますが、昼食場所の「かつらぎの森」で撮影したものです。素晴らしい景色でした。撮影が下手で、上手く表現出来ておりません。実際の風景は、これの数倍良かったです。「かつらぎの森」では、ヤマツツジ、ミツバツツジをはじめ、植栽のハナズオウ、ヤマザクラ、カリンなどの花が咲いていました。(カリンの花は帰宅後調べて知りました) ここへは、季節を変えて、また訪れてみたいです。


「かつらぎの森」から大田川に架かる橋を渡り、孝女伊麻(こうじょいま)旧跡を訪れました。どういった人物の史跡なのか知りませんでしたが、奈良県のHPによりますと、次のように紹介されていました。
【孝女伊麻旧跡】
旧下市街道より、伊邪那神社に向かう道を少し入ったところにある石碑です。その昔病弱な父親への孝行に生涯を尽くした孝女伊麻をたたえたものです。伊麻は父が病に伏せた時、鰻を食べさせればよいと人に教えられましたが、山里ではどうしようもありませんでした。しかし、あきらめることができず、何とかして鰻を食べさせてやりたい―そんな伊麻の願いが天に通じたのでしょう。夜がふけて大分遅くなったころ水がめの中で音がしました。何だろうと思ってのぞいてみると、何とそこには鰻がいたのでした。喜んだ伊麻はさっそく料理をして父に食べさせると、病いはたちまちのうちに治り、もとの元気な体になりました。この話にちなみ、磐城小学校の校章は水がめの形をかたどって作られています。伊麻の命日である2月27日には、毎年追善法要が営まれ、小学生たちもお参りします。

まぁ、なんといいますか、親孝行が大切ということでしょう。画像は現地で撮影。



こちらの画像は孝女伊麻旧跡付近から二上山。こういう角度から、二上山をじっくりと眺めるのは初めてです。


やがて、長尾神社に出てきました。この神社は、難波宮から竹之内街道を経て大和へ入り、飛鳥の藤原京に至る古代の大道「横大路」の西側の入口となるところで、重要な場所に位置していたようです。(説明板による) 画像は竹之内街道周辺図。長尾の謂れは諸説があるようです。


長尾神社境内で撮影した絵馬です。比較的新しいものでした。長尾神社を後にして、竹之内街道を竹之内へ向かって歩きますが、道路が装飾されていて観光スポットになっていました。


4月16日(火)20:17 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

當麻曼荼羅・竹内街道を訪ねてその2

ここから西方向に歩きます。やがて右手に住吉神社の境内を抜けて、左に新庄中学の校庭の脇を歩き、地下道を潜って、屋敷山公園に出ました。屋敷山公園内を歩くのはこれが初めてです。これまでは県道30号線を走って窓越しに眺めていただけでした。そういえば、何年か前、屋敷山公園で花火大会があって、駐車場に座って花火を見たことがあります。思いのほか立派な公園で、枝垂れ桜は、花期を終わっていましたが、ピークの頃は、さぞかし素晴らしかったことでしょう。


屋敷山公園は古墳を利用した公園になっていて、その古墳は城址でもあったようです。画像は屋敷山古墳(新庄城址)から眺めた大和葛城山。


屋敷山公園でトイレを済ませ、やがて、穏やかな登りが続き、葛城山麓公園へと向います。気温もグングン上昇し、暑くなって来ました。葛城山麓公園では中に入らず、入口を掠めた程度でしたが、意外にもスポーツドリンクの差し入れがありました。このあたり、八重桜が見ごろで、楽しめました。更に、登りが続き、寺口地区へと入ってきました。画像は民家。


ここは、岩橋山の山麓に位置し、布施城址の入口で、二塚古墳があります。今回は二塚古墳には寄らず、無住の置恩寺(ちおんじ)へ。このお寺は布施氏の氏寺とのことでした。ここでは、重要文化財の十一面観音立像が特別拝観できました。置恩寺からは、大和三山や、音羽三山、三輪山など、大和の山々が見渡せます。画像は菜の花畑。


ここから北東方向に、こんもりとした森が見えていましたが、今日の昼食場所である、かつらぎの森です。この公園は、名前すら知りませんでした。奈良県社会教育センターの前を歩いて公園に向います。久しぶりに、歩いたことと、この前、購入したおニューのウォーキングシューズが、少し足に馴染まず、歩き疲れしていたので、ヤレヤレといったところでした。ウォーキングシューズは私にマッチしていないということではなく、どんな靴でも、最初は、多少とも歩きにくいものです。画像は昼食中の皆さん。


4月15日(月)21:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

當麻曼荼羅・竹内街道を訪ねてその1

4月14日(日)は「2013年 朝日・五私鉄リレーウォーク 第1回」に参加しました。このシリーズ、今回が今年の初回で近鉄の担当です。題して、「當麻曼荼羅・竹内街道を訪ねて 発見!感動!葛城市を巡る」

【行程】
近鉄・尺土駅前→尺土池ふれあい公園(スタート)→柿本神社・影現寺(ようげんじ)→屋敷山公園→葛城山麓公園→置恩寺(ちおんじ)→かつらぎの森(昼食)→孝女伊麻(こうじょいま)旧跡→長尾神社→竹内街道→綿弓塚→當麻寺→(石光寺)→葛城市相撲館(ゴール)…近鉄・当麻寺駅 14km ※但しルートを誤ったので石光寺には寄らず

受付は近鉄南大阪線、尺土駅南口前、尺土池ふれあい公園で、受付時間は、9:30~10:30。
少し早めに自宅を出て9時過ぎに集合場所に到着したが、予想以上の人出でビックリ。ゴール地点での発表では、参加者は、2,917名で、私がこの手の類のウォーキングイベントに参加して以来、最高の人数でした。これだけの頭数になったのは、①好天に恵まれたこと。また、②主催が五私鉄ということで、より多くの人にPRが出来て、集客効果があったこと。そして、③コースの選定も良かったと思います。具体的には、置恩寺にて、重文の十一面観音立像が特別拝観(無料)できたこと、かつらぎの森、孝女伊麻旧跡、長尾神社といったあまりポピュラーでない施設や社寺仏閣が含まれていたこともあるのでは。更につけ加えるなら、④先週の悪天候も、影響していると思われます。スタート時点では、少し寒いくらいでしたが、日が昇ると、気温もグングン上昇し、上着を脱いで歩く人が目立っていました。昼食広場となった、かつらぎの森では、木陰を選んで食事をされる方が多かったです。画像は自宅近く早朝の蛙股池。あやめ池神社付近のソメイヨシノは花が終わって赤っぽい新芽が吹き出ていました。(画像右側)



スタート会場となった尺土池ふれあい公園です。会場ではハナミズキの白とピンクの花が、迎えてくれましたが、その人出に驚愕しました。ざっと見ても、500人は軽く越えています。時間は9時10分過ぎで、スタートまで、まだ半時間近くあるというのに。結局、混雑を避ける為、出発時間を少し早められました。例によって、参加者カードとコース図、参加バッジを受け取ります。参加カードは、各自その場で記入しゴールで提出します。コース図には連番が打ってあって、ゴール地点で、ステキな景品が貰えます。当選した番号が貼り出されます。


まずは、南方向へ蟻の行列のように、一団となって歩きます。狭い道もあって、三列、四列となったり、道路の左右の端に分かれて歩くと、通行の妨げになります。大和高田バイパスの下を潜ると、暫くして左に西宮神社を見送ります。その向い(右手)には無量寺。誰一人として、神社やお寺に立ち寄る人はおらず、何かに憑かれたかの如く、あるいは、競争でもしているかのように、我先にと先を急がれます。いつものパターンですが―笑。画像の高架道路は大和高田バイパス。右側が大和葛城山、その奥が金剛山。


私は、そのような人達とは、お構いなしで、例によって、民家の庭先に咲いた花を撮影したり、古い町家を撮影したりと、歩きながら撮影します。立ち止まると、後続の人にぶつかるので。おっと、この道標は、立ち止まって撮影しました。「左 たへま(たいま) 竹の内 大坂 さかい」でしょうか。このような道標を見つけると、正直、嬉しいです。


一方通行の狭い道を南に歩き、やがて左折します。右手に立派な建物、葛城市役所が見えてくると、近鉄新庄駅のホームに突き当たりますが、その右手前に柿本神社、影現寺(ようげんじ)がありました。境内では葛城市観光ボランティアガイドの方が、説明して下さってました。画像は柿本神社を出てすぐ、昔の看板です―笑。


4月15日(月)21:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

ダイヤモンドトレールの地図が刷新

Webニュースによると、ダイヤモンドトレール(ダイトレ)の地図が刷新されたようだ。無料で配布されるが、発刊元の「大阪府南河内農と緑の総合事務所」か、10ヶ所の市町村の窓口で配布される。上記事務所に、電話で問い合わせたところ、郵便切手90円を貼った返信用封筒に送り先を記入して、封筒に同封して送ると、送り返してくれるとのこと。


画像は2005年版。


4月12日(金)19:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

朝日・五私鉄リレーウォーク 2013

週末の予定。土曜日は所用が出来たので、外出は出来なくなった。自宅カーポートのゲートを修理してもらうが、その立会い。日曜日は晴れそうだが、特に予定はない。ウォーキングイベント情報を見ると、日曜日には、数多くのイベントが目白押しの状態。その中で自分に合いそうなものをチェックしてみた。「朝日・五私鉄リレーウォーク 2013」が手頃かなと思う。コースは【 近鉄・尺土駅前(スタート)→柿本神社・影現寺(ようげんじ)→屋敷山公園→葛城山麓公園→置恩寺→かつらぎの森→孝女伊麻(こうじょいま)旧跡→長尾神社→竹内街道→當麻寺→石光寺→葛城市相撲館(ゴール)…近鉄・当麻寺駅 距離14km 】。半分くらいは行ったことがあるが、残りの半分は知らない。※画像は阪神電車のパンフレット。


4月11日(木)20:36 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

楽しいオブジェ

いつも通勤で走る道路からクルマの窓越しに見えるオブジェ。幼稚園児が喜びそうだ。おっと、園児だけでなく、私のような老人予備軍もだが。今日、会社からの帰り携帯で撮影した。撮影場所は大和郡山市美濃庄町。


4月11日(木)19:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 日常 | 管理

曽爾高原(2003.09.23)

Webサイト「石仏の辻」 http://sekibutuwalk.blog99.fc2.com/ のウォーキング・イベントの一つである「ウォーキング娘」で、来る5月26日(日)、曽爾高原へ出かけるが、その下見を4月20日(土)に予定している。この時季、曽爾高原は緑のベルトに覆われ、秋の銀色に輝くススキとは、また違った趣を呈しているだろう。
画像は、今から10年近く前に、お亀池付近で撮影したもの。(2003.09.23)



お亀池から亀山峠に向かう登山道で撮影。ハイカーの姿が少ない。


こちらは、亀山峠から二本ボソに向かう稜線上の最上段で撮影。(ススキが雑木林となる手前)


4月9日(火)22:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

高家の古道

昨日は家内の所用で西之宮へ。用事が済んだ後、義母の足代わりに高家と粟原にも寄った。粟原へは久しぶりに行ったが、老夫婦は元気そうだった。家族7人で住んでおられ、最近、自宅の前に、駐車場を造られた。15台程度駐車出来るとのこと。ちなみに7人は全員大人。高家へ行ったのは、住居跡に雑草が蔓延らないように、“竹がらし”を散布したが、その後の様子が気になるので見たいとのことだった。結果、雑草はほとんど生えていなかった。義母に高家の古い道について尋ねたが、嫁入りに来た頃に歩いた道が、自動車の普及等により、道が付け替えられ、廃道となった場所を教えてもらった。画像がその場所で、左に竹林があってその下は川になっているが、右側の住居の擁壁の間に見える小道。


上記の画像は、この地図のA地点から東方向を撮影したもの。尚、緑色で表示している部分が昔の道。


この画像はA地点から南方向を撮影している。


この画像に写っている石はB地点にある。道標のように見えなくもない。以前、近寄ってよく見たが、石には何も彫られていないようだった。今後の調査が待たれる。


4月8日(月)19:39 | トラックバック(0) | コメント(2) | 日常 | 管理

昨日のハイキング

昨日、開催された「金剛生駒紀泉ハイキング2013 第1回」の参加者は317名で、やはり悪天候の影響で、かなり少なかった。通常の半分か、それ以下だろう。今、調べると、画像の通り、昨年の第1回の参加人数は1,040人だった。この中には私も含まれる。(2012.04.01春の生駒山麓から2つの園地を抜けて/金剛生駒紀泉ハイキング2012)


4月8日(月)19:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

金剛生駒紀泉ハイキング2013

ドニチは悪天候に悩まされた。土曜日は、Webサイト「石仏の辻」のウォーキングイベント「歩く・石仏の辻」に参加する予定だったが、悪天候の為、4月27日に延期となった。
天気予報は、当初、日曜日の方が降水確率が低かったので、急遽、日曜日に参加出来るハイキングイベントを物色。南海電気鉄道、近畿日本鉄道合同主催の、「金剛生駒紀泉ハイキング2013 第1回 東大阪から春の生駒山へ」に参加することにした。この企画、過去にも何回か参加している。
当日、午前6時過ぎ、近鉄に開催の問い合わせをしたら、電話がなかなか繋がらず、ようやく繋がったらテープが流れて、予定通り開催するとのこと。中止だと思っていただけに、少しショック。
助平根性が出て、慌てて出発の準備をし、8時過ぎに近くの駅に向かって歩いたが、途中、思いの外風雨が激しくなり、傘をさしたが、捲れる始末。なんでそこまでして行くの、と自問し、サッサと引き返した。
その後も、風雨が強く、おまけに寒くて、こんな日に山に行ってたら、風邪を引く。行かなくて正解でした。いや、ホンマ。



4月7日(日)23:03 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

ウォーキングシューズを購入

今、タウンユースで履いている靴(山靴ではなく)は、Reebokのスニーカーで、エアークッションが入っているやつ。だが、購入してから、5年程度経ち、靴の底も減ってきて、中の樹脂がボロボロになってきた。なので、数ヶ月前くらいから探していたが、なかなか手頃なものがない。要するにいいものは高いということ。今回、初めてColumbiaの靴を買った。防水タイプなのも嬉しい。


西大寺のならファミリーに、4月4日好日山荘がオープンした。好日山荘へは、以前、田原本店へ行っていたが、最近は、ほとんど行かない。というのは、イトーヨーカドー奈良店にモンベルがオープンしたから、田原本まで出かける必要がなくなった。今回、オープンセールで、何か掘り出し物はないかと、午後から、見に行ったが、靴は手頃なものがなかった。一方、近鉄百貨店の靴売り場を、何気なく見ていたら、この靴が目にとまったので、買ったというわけ。ゴアテックスではないが、Columbia独自の防水仕様という。※好日山荘のHPによると、4月4日(木)10時 田原本店が移転し、ならファミリー近鉄百貨店奈良店がオープンした。


4月6日(土)18:58 | トラックバック(0) | コメント(2) | 山歩き | 管理

庭にスノーフレークを植える

こちらに引越してきて、家庭菜園を楽しみたいと思っているが、その前に、花木を植えようと思っている。以前、住んでいた住居では、プランターに花を植えたり、吊るしたりしていたが、こちらでは、庭に地下植えしたい。今、庭にはヒノキが植えられているが、大きくなるし、常緑樹で日陰となり、鬱陶しいので、何本か残して、あとは伐採する予定だ。すでに4本、根元から切り倒したが、根っこは、まだ取り除いていない。これが思いの外大変だ。画像は後ろに並んでいる白い花が、スノーフレーク。別名、鈴蘭水仙という。全部で8つ株があるが、右の4つは先週植えたもの。その前に植えたのは、スミレで、白い花が咲く。スミレは種類が沢山あって、特定するのは難しいが、おそらく北アメリカ原産のビオラ・ソロリアの園芸品種でスノー・プリンセスだと思う。このスミレは、前に住んでいた時、ご近所の人に頂いた。そして、右側に植えてあるのは、ダイアンサスと思う。別名、四季咲きナデシコ。シバザクラのような花が咲くが、シバザクラと違って、真冬以外、咲き続ける。スノーフレークの左4株とスミレは、今朝、雨が降る前に植えた。


4月6日(土)13:18 | トラックバック(0) | コメント(2) | 園芸 | 管理

多田銀銅山跡を訪ねてその4

間歩(まぶ)とは、鉱山の坑道(後で調べた)のことをいうが、同行した人の話では、昔使われていた長さの単位、一間(いっけん)と関係があるのでは、と話されていた。尚、一間は約1.818メートル。瓢箪間歩の前で、今日二回目の集合写真を撮ってもらい、大露頭へ戻って昼食となった。予定では昼食場所は、もう少し先だったようだが、朝が早かった人も多くタイムリーだと思った。座るのに丁度よい石段があったので、横に一列に座っての昼食タイムとなった。私の左にはT氏、右隣にはYさんが座られた。梅田駅の構内で買ったリンゴチューハイ(アルコール度数3%)を飲み、その後は、お決まりのカップラーメン、おにぎりを食べた。食事をしていると、先程鉱物採取で一緒になったカップルが前を歩かれたので挨拶した。食後、来た道をY字分岐まで戻りそのまま直進。青木間歩では坑道の中に入った。画像は青木間歩の坑道内。


石段を登り金山彦神社の境内へ入る。神社の狛犬、団子鼻がセクシーで男性の一物のように見えた。


石段を降り、川に架かる橋を渡って左折する。銀山代官所の門、甘露寺入口の前を通って、「悠久の館」へと向かう途中、対岸の代官所跡へ寄った。「悠久の館」で代官所跡の桜をバックに今日三回目の写真撮影。その後は、ぶらぶら歩く。「右、みょうけん」の石標を見て、クルマに注意しながら、車道を歩き、静思館の手前の神社で、Tさんが急いで境内に行ったので、その後に続くと、金属製の狛犬があった。非常に珍しいものだと思う。尚、この神社の名前は、上野素盞嗚神社(うえのすさのおじんじゃ)。


その後、隣の静思館へ。韓国式のオンドルがあるというので、懐中電灯を借りて、床下を見せてもらった。実は家には床暖がある。エアコンや石油ファンヒーターだと、空気を循環させるので、埃も一緒に舞い飛び、健康上よくない。これに対し、床が暖かいのは快適だ。今の住宅を選ぶ、重要な条件の一つが床暖だった。画像は床の下に潜って撮影したオンドルの内部。


静思館でトイレを済ませ、後は駅に向かって歩く。Kさんの計らいで、桜並木の下を歩いた。朝に比べ、開花が進んでいたようだ。花見を堪能し、途中、右折して松尾台の住宅地に入った。こちらの方が駅に行くには近い。日生中央駅に到着し、今日のハイキングはお開きとなった。尚、この後、有志8人は、環状線天満駅前で合流したW氏と一緒に反省会を開いた。Yさんのご好意により、一人当たり格安で楽しめた。感謝。画像は反省会の様子。この後、私を除く8人は更に二次会へと行かれたそうだ。おしまい。


4月4日(木)20:08 | トラックバック(0) | コメント(2) | 山歩き | 管理

多田銀銅山跡を訪ねてその3

落葉を踏みしめながら山道を暫く歩くと、地面に砂やジャリが大きく露出したところに出た。池もあってジャリ池という。


ジャリに足をとられながら歩く。するとV字となった谷で、男性が鉱物を採取していた。付き添いの女性は鉱物にはあまり関心がない様子で座っている。何が採れるんですか、という問いかけに孔雀石や青鉛鉱だという。仲間の中には、1分も経たないうちに見つけた人もいて、少し焦った。しかし、ほどなく見つけた。あっちもこっちもとウロウロせずに、足元をじっくり眺めたら、すぐに見つかった。ここで今日はじめての集合写真を撮ってもらう。鉱物採取はよい思い出になった。せっかくここまで来て、今度、いつここへ来るかわからないのに、無関心を装うわけではないが、そのまま通り過ぎてしまうのは惜しい。


再び歩き始める。気温が上がってきたようで、上着を脱ぐ人も出てきた。私は長袖のシャツをめくり上げ、胸元を開いて風通しをよくした。右手にいくつかの池を見遣ると分岐に出た。分岐には道標があって、石像物があったが、この石像物はその後も同じようなものが幾つか現れ、アート的なもののようだ。


T氏によると、この先、分岐を左折し、谷間に沿って下るとのこと。このあたり、休耕田が見られず、里山の光景を残している。画像は銀山史跡案内板。


やがてY字となった分岐に出た。工場のような建物があって、同行されていた人の話では、鶏卵パック(鶏卵包装容器)を製造しているという。ネット検索したら、使用済みペットボトルを破砕し鶏卵パックとして再商品化している会社だった。Y字分岐を前へ進まず、“く”の字のようにやや戻る方向に歩く。やがて、大露頭と呼ばれる昔の採掘現場が現れ、台所間歩、瓢箪間歩と続く。画像は台所間歩。


4月4日(木)19:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

多田銀銅山跡を訪ねてその2

八幡神社からは、長閑な田園風景が続く。そして、周りは屋敷みたいな、大きな家屋ばかりだ。住所表示は南田原となっていた。


人家の前を通ると犬が吠えたが、警戒した吠え声ではなく、どちらかと言えば、人懐こい吠え方だった。家の人の話では、人がやってきて嬉しいのだという。Yさんによると、首輪が赤いので、メスらしい。


やがて、分岐となる。道標に従って左の多田銀山 3.7Kmへ。レンギョウの黄色が目立つ。いつの間にか、近畿自然歩道を歩いているらしい。道端に道標があった。


舗装道路が途絶え、地道となるところに、板碑ではないが、墓石っぽいものがあった。下の石が樽を半分に切断したような形をしている。Tさんによると、お酒好きな人が作ったのでは、との説も。


いよいよ山道に入る。落ち葉がクッションの役目をして、足に優しい。


4月3日(水)21:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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