山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年8月を表示

音羽三山_音羽山展望台1

8月13日(火)、連休4日目は、竜門山地の音羽三山に出かけた。音羽三山は桜井市と宇陀市の市境に南北に伸びる山塊で尾根筋歩きとなる。Webサイト「石仏の辻」のウォーキングイベントの一つ、「ウォーキング娘」http://sekibutuwalk.blog99.fc2.com/ の下見だ。参加したのは、T氏とN氏、私の3人。音羽山観音寺の上の方に、新しく展望台が完成したという毎日新聞の7月30日(火)付朝刊「なら羅針盤」の記事を読み、是非、行ってみたいと思ったのがきっかけ。音羽三山は奈良の山々からは比較的よく見えて、位置確認の目印となる山々だ。しかし、実際に登ると展望はまったくなく、このことが、この山域が人気のない理由となっている。もし、音羽山頂から、北方向の奈良盆地の展望が得られたら、登山者がわんさか押しかけるだろう。今回、展望台が設置されたのは、北方向の眺めではなく、明日香村や金剛山地などが見渡せる西方向の眺めだった。経ヶ塚から先、熊ヶ岳を経て大峠までの行程は、歩く人が少なく、クマザサが大人の肩あたりまで生い茂っていて、足元の倒木もあり、この山域を初心者が単独で歩くのは難しいと思う。実際、観音寺の後藤住職にお聞きした話では、山中で遭難騒ぎがあったという。尚、この日の行程では、大峠から先、細峠、竜在峠、冬野を経て談山神社まで歩くことも考えていたが、大峠到着が14:20で、皆と相談の結果、この行程を歩くには、3時間程度必要と思われたので、細峠へは向わず、林道を下って不動滝バス停からバスに乗った。季節のよい時季でも、大峠からこのコースを歩くには余裕をみて3時間は必要だろう。大峠到着が13:30迄であれば、上記の行程を歩くことが可能だと思う。

尚、今回の山行で特筆すべきことは、大峠周辺で、黄鉄鉱(おうてっこう)と呼ばれる鉱石を採取したことだ。このことは、参加頂いたN氏のお陰だ。

コースタイム
桜井駅南口8時集合_桜井駅南口バス停発8:12_8:30下居(おりい)バス停_8:54百市(もものいち)分岐_9:05道標_9:11祓堂_9:23無常橋_9:34音羽山観音寺(善法寺)・休憩9:46_9:50音羽山展望台分岐_(展望台への新道)_10:24音羽山展望台・休憩10:32_10:35旧登山道出合_11:05音羽山展望台分岐?_11:17音羽山851m_11:44経ヶ塚889m・昼食12:30_13:22熊ヶ岳904m・休憩13:29_13:56反射板・休憩14:09_14:20大峠・休憩14:51_14:58林道終点_15:00鉱物採取15:25_16:17不動滝_16:19破不動尊_16:24不動滝バス停16:41発 ★反省会 八木駅前 17:22美食酒房 如意18:54

画像は桜井駅南口バス停前。ここより談山神社行 桜井市コミュニティバスに乗車する。



乗客はまばら。


下居(おりい)で下車し、バスを見送る。


寺川に架かる音羽橋を渡る前に石標がある。右の大きい方は、「右 たぶのみね 左 おとわかんのん」。石標の上部に埋め込まれている千手観音は後の時代に観音寺の信徒総代他有志によって新しく寄進されたものと聞く。左の石標は「音石山 観音霊場 従是十八町」。


観音寺への参道脇で撮影。お寺の方たちによって設置されたものだろう。


8月24日(土)21:59 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝24

県道567の木戸口バス停に16:13に到着。


次のバスはタイミングがよく16:19だ。僅か6分の待ち時間。


少し遅れてバスが到着。赤目口駅へ。


赤目口駅から電車で八木駅へ移動し、反省会(飲み会)は、八木駅前の「橋もとや」へ。19時まで飲み物が半額で、例えば、生中が215円、一人当たり2,093円と安くついたが、料理がなかなか出てこなくて、あまり印象はよくなかった。画像は注文したおでん盛り合わせ3皿が、2皿しか出てこなく、問いただすと、2皿分しかないという。


その後、二次会は八木駅前、ジャンカラで4人が喉自慢。この曲は高橋真梨子さんの歌だっけ、すっかり忘れました。おしまい。


8月23日(金)22:26 | トラックバック(0) | コメント(6) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝23

出合茶屋で、これから先の行程を各自が選択することになる。当初、落合バス停から乗車しようとしていた14時台のバスがなく、13時29分から最終の17時14分までなかったので、①予定通り落合バス停へ向かう。但し、待ち時間多大。(この時点での時間14時50分)②林道(県道784)を歩いて、赤目口駅方向へ歩く。途中、県道567から赤目口駅までの区間はバスに乗車することも可能。の2つの中から選ぶことに。①落合バス停まで5~6人は歩かれたが、残りの12~11人は②を選択された。私は出合茶屋から落合バス停まで歩いたことがなく、どちらでも良かったが、後の流れを考えて、多人数の方②へ回った。この道標では、①を選択した人は、奥香落方向へ200m歩いて、山道に入るようだ。②を選択した人、私を含め、赤目口駅方向へ歩く。尚、ここから県道567の木戸口バス停まで1時間22分かかった。


茶屋の付近をウロウロしていると、マシュマロのようなキノコを発見。スッポンタケの仲間のようだ。


先行されていたお三方が、道端で休憩されていた。お先に♪ すると、すぐに腰を上げ出発された。


落石だ。夜間、クルマで走っていると気がつきにくいだろう。まだ、落ちたてホヤホヤみたい。


やがて、赤目山水園の前までやってきた。この温泉には泊まったことはない。


8月23日(金)21:43 | トラックバック(0) | コメント(10) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝22

川べりでの最後の休憩となる。今日は参加して良かったと思う。


出発したら、すぐに出合茶屋だった。そして、今日は店を開けていた。


この水は、川の水ではなく、湧き水だという。少し飲んだが、美味しかった。この水を飲んだら、ペットボトルのお茶が売れなくなる―笑。それにしても、今、気付いたが、洗濯機の排水ホースを使っているではないか。


お店のメニューがずらりと並んでいる。このクソ暑いのに、おでんは作れないだろう、多分。


出合茶屋を正面から撮影。真ん中の女性が女将さん。


8月23日(金)20:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝21

これが岩窟滝。水量が少なく迫力がない。


滝川の右岸を歩く。やや登り。


この先、大きな滝はなく、所々、ナメ床になっている。


子供たちが、トンボを捕まえたようだ。


小さな石仏を見る。


8月23日(金)19:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝20

琵琶滝から階段を登って滝の上に出る。画像は琵琶滝を上から眺めたところ。


これが赤目の新名所と呼ばれる“マウンテンゴリラ岩”。何故かロープが巻かれていた。


休憩コーナーで小休止。後続の皆さんを待つ。


気温は28C。


この後、いよいよ最後の滝、岩窟滝を見て、出合茶屋へ向う。距離800m。出合茶屋は、たいてい閉まっていることが多いが、今日はどうだろう。開いているかもしれない。


8月23日(金)19:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝19

やがて、荷担滝(にないたき)に到着。Yさんがこの滝をバックにして集合写真を撮ろうと、皆に声を掛けたが、いかんせん、足場が狭く集合写真を撮れるような場所がなかった。実はこの先、川べりに降りられるのだが、足場が悪く、万一、転倒などしたら、大変なことになるので、川べりには降りなかった。荷担滝は、いつもと比べると、水量が少なく迫力がなかった。尚、この滝は渓谷随一の景観とされている。


赤目四十八滝の最後の滝、岩窟滝まで、あと僅かとなった。雛壇滝の近くに緊急連絡先の表示があった。


こちらが、雛壇滝。


そして、琴滝。小さな滝だが、静かに耳をすませて聞くと、滝の音がまるで琴の音が深山にこだましているように聞こえるので、この名前がある。(赤目四十八滝渓谷保勝会より)


やがて、琵琶滝に到着。滝自体も素晴らしいが、この空間のスケール感がいい。私は赤目四十八滝の中で、この滝というか空間が一番好きだ。


8月22日(木)23:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝18

柿窪滝を右に見遣って歩くと、笄滝(こうがいたき)に到着。この画像では、笄滝は写っておらず、画像に見える滝つぼは横渕と呼ぶらしい。笄とは日本髪に刺す飾りのこと。巨岩にはさまれて落ちる滝の形が笄に似ているのでこう名付けられた。この滝が流れ込む滝壺は横渕と呼ばれ、赤目四十八滝の中でただひとつ、滝と滝壺の名前が違っている滝。(赤目四十八滝渓谷保勝会より)


横渕で涼まれていたカップル。


雨降滝に咲き始めていたイワタバコ。尚、雨降滝には雨のように雫が落ちていなかった。


骸骨滝を見て更に進むと、大きな岩盤の上を歩くようになる。画像はその岩盤。子供たちが何か生物を探していた。


斜滝(ななめだき)を過ぎると、ここにも柱状節理の大岩壁が見られた。画像中央左の岩壁はひびが入っていて、今にも崩れ落ちそう。


8月22日(木)22:08 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝17

陰陽滝。小さな滝なので見落としがち。この後、百畳岩へ向う。


百畳岩へ到着したが、百畳茶屋があって、椅子やテーブルが並べられており、昼食を食べる場所がない。この茶屋を利用する人にはよいが、昼食を持参している者には、利用しにくかった。なので、この先の七色岩を過ぎた姉妹滝付近の川べりで昼食となった。画像は昼食中の皆さん。笑顔が弾む。


まず、T氏が川の中へ。涼しそう!!


私も、顔を洗ったり、頭を冷やしたり、足を浸けたりしたが、とても冷たく、一服の清涼剤となった。涼を求めて来ているので、あんましガツガツ歩くのは、如何かなと思う。その意味でも、昼食時間45分はゆっくり出来て良かった。


昼食後、出発する。画像は姉妹滝。大小ふたつにわかれて落ちる滝で、右を姉滝、左を妹滝と言う。仲のよい姉妹を思わせる姿をしている。(赤目四十八滝渓谷保勝会より)


8月22日(木)20:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝16

布曳滝。今日参加された人たちの中で、この日、布曳滝を見た人は少なかったのでは。皆さん、先を急がれたように思う。


布曳滝からは、少し階段を登る。水は清く澄んでいる。


布曳滝を横から眺める。


柱状節理の大岩壁。


竜ヶ壺。大きな滝ではないが、水の力が一面の岩盤を石臼のように掘り抜いて、底無しと言われるほど深い壺となっている。(赤目四十八滝渓谷保勝会より)


8月22日(木)19:48 | トラックバック(0) | コメント(6) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝15

八畳岩に到着。左手にトイレがあり、少し休憩して後続の人たちを待つ。


これが八畳岩。以前、あの岩の上で寝そべっていたことがある。とても涼しかった。


続いて、千手滝。左手に千手茶屋があって、滝を眺めながら休憩できる。この日はここで休憩せずに歩く。尚、この先の百畳岩付近で昼食の予定。


頭上に天狗柱岩と呼ばれる柱状節理の大岩壁がこの後見えてくる。


画像は布曳滝へと続く橋。布曳滝は画像の右奥に隠れている。


8月22日(木)19:12 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝14

入口には、サンショウウオセンターがあるが、何回か見ているので、パスした。尚、赤目四十八滝は、滝の数が四十八あるのではなく、多くの滝があるという意味らしい。そして、その中でも、「赤目五瀑」と呼ばれる比較的大きな滝が五つある。1.不動滝(ふどうだき)2.千手滝(せんじゅだき)3.布曳滝(ぬのびきだき)4.荷担滝(にないだき)5.琵琶滝(びわだき)だ。まずは「行者滝」。


この滝はスケールは小さい。


ウバユリが咲いていた。


不動滝。その昔、「滝参り」とは、この滝にお参りすることをいい、明治の中頃まではここより奥は原生林で、入ることができなかったそうだ。(赤目四十八滝渓谷保勝会より)


川の水は、予想したほど冷たくなかった。外気温が高いからだろう。川では小魚が泳いでいるのが肉眼でもよく見える。


8月21日(水)21:27 | トラックバック(0) | コメント(5) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝13

延寿院では、枝垂れ桜が知られているようで、境内には立派な枝垂れ桜があった。樹齢およそ3百年以上で名張市文化財。左はサルスベリ。


延寿院の境内の奥で、なにやら忍者教室のようなものが開かれていた。その後、その一団が、こちらにやって来た。どこかへ移動するらしい。


延寿院を後にして、赤目四十八滝の入口へ向う。画像は土産物店の店頭に置かれていた人形。この人形は随分昔からあると思う。


滝川の川べりで、先程見た忍者教室?の一団を再び見た。これから画像に見えている橋を渡るのだろうか。


ようやく、赤目四十八滝の入口に到着、入山料300円を支払う。K氏が、昔は無料だったと語ったが、私の記憶では150円の時代があったと思う。


8月21日(水)19:49 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝12

手前は竹笠だが、後の笠は、菅笠(すげがさ)に見える。竹笠は手頃な価格だったので輸入品だろう。菅笠の価格は見なかった。土産物店で撮影。


この先、赤目四十八滝へ向かう前に、延寿院に寄ることになっていたので少し引き返す。


左の標石は、極楽寺で見たものとよく似ている。極楽寺は「準西国霊場 第弐番 極楽寺」だったが、こちらは「準西国霊場 第一番」だ。 


延寿院の説明板。


本尊は不動明王。


8月21日(水)13:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

赤目街道_赤目四十八滝11

赤目四十八滝キャンプ場を左下に見ながら歩く。画像はバンガロー。


車道に出合って少し休憩し、後続の人たちを待つ。その後、道なりに車道を歩くと、食堂や土産物の店を左右に見る。忍者の格好をした人形が面白い。


左手に古い墓地があったので、中に入ってみる。左は「明和」(江戸時代)と彫られているようだ。右は双仏石と呼ばれる石仏で、地蔵(左)と阿弥陀が刻まれている。


古い墓地で出会った石仏たち。


薪。燃料として使われるのだろう。


8月21日(水)12:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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