山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年10月を表示

山深き古寺~天王山縦走15

楊谷寺(柳谷観音)の本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩。秘仏で毎月17日と18日を縁日として開扉されている。17日は阪急大山崎駅前から直通のバスが出る。


本堂の前、左側の狛犬。通常、神社で見られる狛犬が、お寺にあるのは珍しいのではないだろうか。


「独鈷水」(おこうずい)の方へ歩いて行く。この奥にあった。


木の蓋を取って、しゃくで独鈷水をくみ上げて飲んだ。味はまろやかで、気のせいか甘味があるように感じた。私は時間をあけて二回飲んだ。


柳谷観音を後にして、コスモス畑にやって来た。今日はコスモス畑の中には入らないが、ここから西山古道を歩いて善峯寺、光明寺へ行くことができる。西山古道は近年、“売り出し中”だが、善峯寺、光明寺、柳谷観音を結ぶ道のようだ。まだ、歩いたことはない。


10月13日(日)21:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走14

木蔭のベンチを見つけて昼食を済ませた。


昼食後、石段を登って本堂へお参りする。


説明板によると、このお寺は光明寺の末寺。「独鈷水」は、“おこうずい”と読ませるそうな。独鈷といえば、弘法大師を連想するが、やはり、関係があるらしい。

下記は柳谷観音のホームページから、
811年弘法大師(空海)が度々当山に参拝されていました。ある時、堂の傍らにある巌窟の溜まり水で眼のつぶれた小猿を抱き、一心不乱に眼を洗っている親猿の姿を見かけられ、空海は小猿のために17日間のご祈祷を行いました。すると満願の日に小猿の目がパッチリと開き、喜んで山へと帰っていったそうです。空海は、この不思議な湧き水を眼病に悩む人々のために霊験あらたかなる霊水にしようと決意され、さらに17日間の祈祷を施し、独鈷で持って深く掘り広げ、眼病平癒の霊水に成就されたと伝えられています。 この霊水が今も湧き出す独鈷水(おこうずい)です。



このお寺の山号は、立願山(りゅうがんざん)と称される。


山門に吊り下げられた、このような巨大なコンパスは非常に珍しいと思う。


10月12日(土)20:48 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走13

柳谷観音の境内に入っていく。境内は広そうだが、多くのハイカーが訪れるので、昼食場所は混雑するかもしれない。この日は暑かったので、日陰を探してすばやく昼食場所を決めることにした。


ベンチが見えるが、日向なので、とても暑くてあそこに座って食事は出来ない。


石段を登ると本堂だろう。昼食はこのあたりで済ませたい。


京都西山三山と呼ばれるお寺の一つらしい。ちなみに、善峯寺、光明寺は訪れたことがある。いずれもクルマだが。


楊谷寺(柳谷観音)の全景図。かなり大きなお寺だ。ここを訪れるのは、これが初めて。ガイドさんの話によるとこのお寺はアジサイも楽しめるとか。


10月12日(土)19:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走12

乗願寺の北側を回り込むようにして、西方向へと歩く。


畑仕事の人。


展望地のようなところに出たが、周りの木々が生長していて、よく見えない。


やがて、頭上に大きな橋が架かっていた。新しく建設された道路。


昼食予定地の柳谷観音に12時過ぎに到着。予定通りだ。


10月11日(金)22:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走11

境内の拝観は自由。お堂の中にも入れるとのこと。せっかく来たので、山靴を脱いで本尊を拝顔することにした。


こちらが本尊、阿弥陀如来坐像で像高約280センチとのこと。すぐ近くまで近寄って、拝顔することが出来た。写真撮影もOK。


こちらは法然木像。左の仏花は、シュウメイギクだろう。


私が一番最後にお堂を出たので戸を閉めた。ネコが入るらしい。


乗願寺を後にする。


10月11日(金)21:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走10

この施設は「高原テニスクラブ」となっているが、その昔は、天然のアイススケート場だったと、ガイドさんから聞いた。


ほどなく人家が現れる。浄土谷の集落だ。人家は10軒にも満たないらしい。


ここでも、キンモクセイの甘い香りが漂っていた。


乗願寺に到着。


説明板。本尊は阿弥陀如来坐像で、大仏(おおぼとけ)と呼ばれている。この後、本尊を拝顔したが、驚くほど立派なものだった。


10月11日(金)21:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走9

楊谷寺3.8kmの道標を見て、道標の方向(北)に向って歩く。


歩道のない車道(府道734号)歩き。時々、クルマが通行する。


道路脇に見た石仏。


やがて、島本町と別れ、京都府長岡京市に入る。ここが府県境。


分岐となる。府道734号を左に見送り、大仏乗願寺へと向う。ここから先の車道はクルマとほとんど出合わず。


10月11日(金)20:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走8

急な山道を足元に注意しながら下る。


すると右下に建設中の道路が見えてきた。


建設中の道路を横断する。この日は日曜日で工事は休み。


水無瀬川に架かる橋を渡り、尺代の集落の中へ入る。


古びたお寺で興味があったが、団体行動なので、中には入らなかった。


10月11日(金)20:11 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走7

若山神社を後にして、尺代(しゃくだい)へと向う。画像は取り付きに設置されていた道標。


尺代道の入口はこんなカンジ。この先、沢に架かる橋を渡る。


林の中を抜けると、右側に畑が広がっていて、眺望が得られた。画像中央の丘陵は男山。


やがて道は下りとなって竹林の中を歩く。


右下に集落が見えてくるが、この集落が尺代。


10月11日(金)20:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走6

若山神社、拝殿。唐破風(からはふ)付きだ。狛犬が見える。


阿形の狛犬は玉取と呼ばれるもの。厳しい表情だ。


境内から北東方向の眺め。山が連なっている。


画像は東方向の眺め。画像に見える山は男山だろう。


こちらは出発場所のトイレ。画像の男性はH氏で、この後、挨拶を交わした。この日は連れの方と一緒に参加されていた。


10月10日(木)23:07 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走5

このあたりの住所は、島本町若山台で住宅地となっていた。


やがて、若山神社、柳谷観音の道標を見て左折する。画像、右側に見える歩道を歩かずに車道を歩いたのは、この先、すぐに左折するから。


10:20若山神社の入口に到着。出発は神社の境内を抜け、下ったところにあるトイレ前から10:40の出発と案内され、一旦解散となる。このように、神社などの拝観は、時間を決めて、各自が自由に散策されるのが良いと思った。ガイドさんが持っているのは、携帯タイプのミニ拡声器だ。境内へは、階段を登る参道と、緩やかな道のふたつがあって、どちらを歩いてもたどり着くとのこと。私は階段がある方の参道を歩いたが、参道には両部鳥居があった。


比較的、新しいものかと思ったら、明和四丁亥(明和四年)の灯籠だった。西暦1767年。


若山神社の境内に入る。この神社は、大宝元年(701年)、行基による創建と伝えられる古社。


10月10日(木)21:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走4

JR東海道本線に架かる陸橋を横断する。


歩道脇の花壇。マリーゴールドのようだ。


左に島本町役場前を通り過ぎると、立派な建物が見えてくる。小野薬品工業水無瀬総合研究所だ。


やがて、これから訪れようとしている若山神社の看板があった。「太閤道ハイキングコース」というのがあるらしい。尺代(しゃくだい)は、この後、歩く。ポンポン山には、何回か登ったことがあるが、ここからもルートがあるらしい。


名神高速ガード下を潜ると、島本町消防本部が見えてきた。


10月10日(木)19:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走3

当日、参加された皆さん。全体的にご年配の方が多いが、若い人もおられた。


ガイドさんを先頭に歩き始める。出発してすぐ、5分と歩かないうちに桜井駅跡に到着。
Wikipediaによると、桜井駅跡は、「大阪府三島郡島本町桜井一丁目にある古代律令制度下の駅家の跡。1921年(大正10年)国指定の史跡。『続日本紀』には711年(和銅4年)の出来事として「摂津国嶋上郡に大原駅を設ける」という内容の記述があり、この大原駅が桜井駅のことであるとの説がある。京都から西宮へ出る西国街道に面している。」



桜井駅跡は公園のようになっていて、木々が生い茂っている。木々の後は、JR東海道本線。


また、この駅跡は、「楠公父子訣別之所」として知られ、「太平記第十六巻」の「正成兵庫に下向の事」(湊川の戦い)において1336年(延元元年・建武3年)、足利尊氏を討つべく湊川に向かう楠木正成が、嫡男の楠木正行を河内国に帰らせたと伝えられている。以上Wikipediaより。
画像が楠公父子別れの石像。



桜井駅跡を後にして、歩き始めると道標があった。「右 柳谷 左 西ノ宮」か。この道は西国街道。


10月10日(木)19:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走2

島本駅で下車し改札を出ると、正面に今日のウォーキングイベントの受付が設けられていた。参加料300円を支払って、地図とJRふれあいハイキングの参加バッチをもらう。画像は駅の入口付近。参加者が日向を避けて日陰で待機されていたようだ。参加者は特に中高年が目立つという印象はなく、若い人が参加されていたのは意外だった。この手のイベントは、たいてい中高年が多いので。


「高槻を歩こう会」の垂れ幕。尚、今日歩くコースには高槻市は含まれていない。大阪府三島郡島本町と京都府長岡京市、それに乙訓郡大山崎町だ。


この男性が、今日一日、我々を引率、ガイドしていただいた。お名前はU氏。首にかけておられる笛が2つあって、一つは(青色)出発する時の合図として鳴らされる。もう一つは所謂ホイッスルで、クルマが通るなど、注意を促す時のものだった。


この日の参加人数は、目測で60~70名程度だと思う。皆さん、熱心に説明を傾聴されている。


これは「高槻を歩こう会」の会旗。JRふれあいハイキング専用か。


10月9日(水)22:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

山深き古寺~天王山縦走1

2013年10月6日(日)は、JRふれあいハイキングに参加した。ウォーキングイベントのタイトルは「山深き古寺から天王山縦走路へ」。引率、ガイドは「高槻を歩こう会」が担当された。

集合 JR京都線・島本駅 9:30
解散 JR京都線・山崎駅 15:10
距離 12.2km

コースタイム
9:30JR京都線・島本駅9:50_9:52桜井駅跡9:58_10:06島本町役場前_10:09名神高速ガード下_10:20若山神社10:43_11:29乗願寺11:40_12:05楊谷寺(柳谷観音・昼食)12:45_12:50コスモス畑入口_13:30小倉神社分岐13:40_13:43十方山分岐_14:08天王山14:17_14:23酒解(さかとけ)神社_14:30旗立松展望台14:38_14:52宝積寺(宝寺)15:03_15:10JR京都線・山崎駅(解散)

この日は、日中、気温がグングンと上昇し、平地では30℃を超えたところが多くあったようだ。水は温かいお茶と、氷水の2パターンを用意したが、温かいお茶は昼食の時に飲んだだけ。幸いにも、コースには街中も含まれていたので、自販機で冷たいドリンクを買った。画像は自宅近くの街路樹、色づき始めたハナミズキ。



よく見ると、ハナミズキには実が生っている。


風がほとんどない、晴天の蛙股池。画像中央の森の中に見える建造物は大和文華館。


菖蒲池駅に向う途中、キンモクセイの甘い香りが漂っていた。この日は、一日中、キンモクセイの良い香りが楽しめた。


京都駅9:01発の西明石行、普通電車に乗り、島本駅で下車。


10月9日(水)21:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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