山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2016年12月を表示

天上ヶ岳_箕面大滝4

同じく西面。


「西 / すく 京 / 右 大坂 / 左 ミ乃をかち於」。


古道の四ツ辻を後にする。
道標は電信柱の左に立っている。



箕面市のマンホールの蓋。
日本マンホール蓋学会のHPによると、
箕面の滝と、市の木イロハモミジをデザイン。「みのおし」「おすい」の表示。

日本マンホール蓋学会



人家の石垣が美しい。


12月2日(金)18:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

天上ヶ岳_箕面大滝3

「中ノ坂と道標」

中ノ坂は、古代から聖地視された箕面山と、そこに建立された瀧安寺(旧箕面寺)の宗教世界の入り口にあたります。
同寺の「縁起」にみえる「坂本」の地にあたり、ここで箕面山の地主神「白髪の老人」と役行者が対面したとも語られています。
こうした伝承地の一角に建立されている道標の一面には、江戸時代の著名な念仏聖(ひじり)「徳本上人」自筆の六字名号が刻まれており、この場所は古道の四ツ辻にあたります。
また、用水路は、地域の人々の共同の洗い場として利用された、貴重な民俗資料です。
       
           箕面市教育委員会



大井堰水路は、平尾・西小路・桜・牧落村により設置された大井堰から取水し、四か村の農業生産を支えてきた貴重な用水路です。また、この場所には大井堰水路の分水地であり、古くは種もみをつける場として利用され現在も大切に保存しています。
         四大字水利組合



説明板に記載されていた道標。
東面、「東 / すく 中山 / 右 み乃をかち於 / 左 大坂」。



北面、「南無阿弥陀佛 徳本 / すく 大坂 / 右 中山 / 左 京」。
“南無阿弥陀佛”は説明板に記載されていた、徳本上人自筆の六字名号。



南面、「南 / すく ミ乃をかち於 / 右 京 / 左 中山」。


12月2日(金)18:32 | トラックバック(0) | コメント(2) | 山歩き | 管理

天上ヶ岳_箕面大滝2

通常は駅前から箕面大滝に続く「もみじst.」と呼ばれる飲食店等の店舗が軒を連ねる道を歩くが、この道は帰りに歩くことにした。


ふと見ると、「義士 萱野三平之舊跡」の道標。
萱野三平は江戸時代前期の武士。三平は通称で本名は萱野重実(かやのしげざね)。
道標にある萱野三平之舊跡は、以前、訪れたことがある。

萱野重実 - Wikipedia

箕面観光ボランティアガイドのサイトによると、この道標は、電車が箕面まで開通した時、箕面に来た人たちで、三平の屋敷跡の場所を尋ねる人が多いので、派出所の巡査が私費で立てたものである。

(3)萱野・新家・小野原コース(市街南東部)



正面、もみじst.(箕面街道)を見送り右折。(萱野道)
すると観光道とはまったく違う趣のある旧道の風景を見られた。



暫く歩くと、旧家の前に出る。
丁度、玄関先を掃除されていた、このお家の奥さんに、話を聞くことが出来た。(画像の右端)
この旧家は、元庄屋で、いつの時代に、この屋敷が建てられたのか、分からないという。



旧家の先にあった堰。
旧家の建物の下に小川が流れていて、水路の分水点となっていた。
板などを差しこんで、水の流れを変えることが出来るようになっている。



12月1日(木)18:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

天上ヶ岳_箕面大滝1

2016年11月22日(火)は、Y氏と二人で箕面大滝周辺の山々を歩いた。
なんでも、箕面大滝の上部、天上ヶ岳山頂500mに役行者の墓があると云う。
それは初耳。是非ともお墓参りせねばと、馳せ参じた次第―笑。

この日は好天に恵まれ暑いくらいの日差しを浴びた。
コースは箕面大滝周辺のハイキング道「箕面自然歩道」を歩いたが、これがなかなか面白かった。
自然林が多く適度に整備されていたがワイルドなところもあり楽しめる。
何より登山者が少ない。平日ということもあるが。

箕面大滝への滝道は、平日にも関わらず大勢の観光客で賑わっていたが、我々が歩いたハイキングコースでは、わずかに5組の登山者と出会っただけ。

1組は男女の二人連れ。
それ以外は単独行で、内訳は男性2人、女性2人。
女性の単独行の1人は猿の集団に襲われたといい、血相を変えていた。

女性によると、2~30頭くらいの猿の集団に囲まれ、ボスらしき猿が木の枝を投げつけてきたという。
最初は小さい枝だったが、次第に大きな枝を投げてきた。
女性の後には猿がいて囲まれていた。
逃げようとしたら、集団で追いかけてきたという。
咄嗟にラジオを大きな音で鳴らすと、警戒して逃げ去った。

我々は、この後、女性が猿に出くわした方面(自然研究路2号線分岐)へ歩くので用心したが、結局、猿の集団とは遭遇しなかった。
しかし、登山道には、猿の糞があちこちに散見された。

現在、箕面では猿を野生に戻す試みが行われており、以前のように猿が頻繁に出没したり、人間が持っている食べ物を狙うことはないようだ。
箕面市には野生の猿に食べ物を与えると1万円以下の過料(行政罰)とする条例がある。
女性が襲われたのは登山道で、観光客が訪れるようなところではなかった。

ところで、この日訪れたピーク、堂屋敷553.2m山頂に何と「山を登る会」が設置した私製の山名板があり、これには驚いた。
「山を登る会」の例会には時々参加しているが、このような山名板を取り付ける行為は最近では行われていないと思う。

コース
阪急箕面線箕面駅_石柱(箕面 東海道自然歩道西の起点)_道標(→義士 萱野三平之舊跡)_説明板(大井堰水路 四大字水利組合)_駒札(中ノ坂と道標)_道標(東 すく 中山 / 右 み乃をかち於 / 左 大坂)_聖天宮 西江寺(しょうてんぐう さいこうじ)_<大辯財天尊_石柱(歡喜天 役小角 出現對談石)_石碑(蟲塚)_宝篋印塔_本堂>_案内板(密教禅 山瞑想場)_箕面川に架かる聖天橋を渡る_音羽山荘前_箕面川に架かる一之橋前_橋本亭前_滝道分岐_瀧安寺霊園前_瀧安寺_<紅葉橋_駒札(箕面山賛歌の碑)_神変大菩薩(お堂)_本堂(弁天堂)>_滝道出合_野口英世博士像下_箕面大滝分岐_落合谷トンネルを潜る_落合谷橋を渡る_石の祠_堰堤_後鬼谷分岐_斜面崩落地点(落石注意)_道標(落合谷中央)_落合分岐(ハート広場・六箇山方面を見送る)_ベンチ・休憩_分岐(ハート広場・六箇山方面を見送る)_分岐_大ケヤキ_分岐(三国峠・箕面山)_後鬼谷分岐_伐採作業用林道を横断_ようらく台園地・芝生広場・昼食_車道出合_五月山永楽霊苑前_慶光霊園前_市境(池田市→箕面市)_天上ヶ谷分岐(通行禁止)_止々呂美(とどろみ)分岐(車両通行止)_車道分岐・政の茶屋方向へ_ベンチ_堂屋敷553.2m三等三角点_ベンチ_分岐_天上ヶ岳・役行者像・石柱(役行者御昇天所)_分岐_天上ヶ岳山頂探索_自然研究路2号線分岐(通行止)_自然研究路3号線分岐_箕面川ダム100m分岐_政の茶屋園地_府営無料駐車場_石柱(東海自然歩道 西起点)_箕面ビジターセンター(火曜日休園日)_石柱(勝尾寺旧境内牓示八天石蔵 未申方 大威徳明王(だいいとくみょうおう)石蔵)_車道出合_道標(勝尾寺)_箕面ビジターセンター入口_百年橋_天上橋_自然研究路2号線取付(通行止)_府営大日駐車場前_車道分岐_案内板(一目千本)_道標(日本最初 三宝大荒神参道)_箕面大滝_滝見橋_道標(勝尾寺道 三十三丁)_千本園路分岐_釣鐘淵_案内板(唐人戻岩)_石子詰_長左衛門谷_修行の古場休憩所_地獄谷分岐_落合谷トンネル分岐を見送る_山本珈琲館前_箕面公園昆虫館前_滝道延命阿弥陀如来_桃太郎(もみじ天ぷら)_箕面川に架かる聖天橋を見送る_音羽山荘前_箕面川に架かる一之橋を渡る_笹川良一銅像_阪急箕面線箕面駅

画像は箕面駅を起点(終点)に周回したGPSログを表示している。



こちらは「箕面の森ハイキングマップ」。
当日はこのマップを参考にして歩いた。
山を歩いている時は、この地図が重宝した。
この地図とまったく同じものが現地に設置さていた。
箕面市が発行。
この地図は、以前、箕面駅構内の観光案内所でもらった。



早朝の蛙股池。
菖蒲池神社境内のソメイヨシノは、葉っぱがほとんど落ちていた。



阪急箕面駅。
平日だったが、ハイカーの姿がチラホラ見られた。



最近、駅前に設けられたとみられる「箕面 東海自然歩道 西の起点」の石柱。
オリジナルは「政の茶屋園地」(箕面大滝の北東)に設置されている。



12月1日(木)18:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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