山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


曽爾高原(ウォームス下見)その6

西浦峠分岐を見送り、なだらかな坂道を歩く。田植えが近いのだろう田んぼには水が張ってあった。水面を見ていると動きがあったので、アメンボか何かいたのか、それとも、小雨だったのかもしれない。雨が心配だったが、結局、折り畳み傘を取り出すことはなかった。城山クラインガルテンの看板を見る。ドイツ語らしい。この施設、滞在型市民農園だとか。そう聞いても、どういうものなのか、よくわからない。ご参考 「城山クラインガルテン」 http://mie-inaka.com/


国津神社の道標を見て、道なりに歩く。山里なので、花の開花が、どれもこれも遅い。H氏と庭木を同定した。H氏は庭木の剪定の仕事をされており、5月は忙しいとのこと。ミツマタ、ドウダンツツジ、ヤマツツジ、レンギョウ、スノーフレーク、モモのほか、花だけ見てもわからない木もあった。


国津(くにつ)神社に到着。その手前から大きな木が見えたが、三重県第一のケヤキの巨木だそうだ。根元の幹が岩のように見える。よく見ると二本のケヤキが合着していた。推定800年。三重県指定天然記念物。


また、この神社には重文の十三重石塔がある。説明板によると、太郎生日神不動前の山王権現社にあったものを、明治四十年の山王社合祀の際、現在地に移されたらしい。“山王社”とは山神のことか。何年か前、日神不動を訪れたことがある。この辺り、石仏や石塔の宝庫なのだろう。


やがて、バスが到着、乗客はおらず、貸切状態。途中のバス停で釣り人らしき男性が乗車された。バスから眺める車窓が、山里から住宅地に変わる寸前、K氏が下車された。その後、名張市内を走って、約1時間後に名張駅前に到着した。T氏によると、名張市内は、飲み屋が多いという。いくつかある候補の店から、事前にクーポンを入手されていた白木屋へ。飲んで食べてお腹も心も満足して店の外に出ようとしたら、雨が降っていた。そのまま走ろうかと思ったが、傘を取り出して、駅までゆっくりと歩いた。お酒を飲んで走るのは止めた方がいい。八木駅で電車待ちの時間、駅中の本屋へ飛び込んだ。何気なく手に取った入江泰吉写真集「大和の暮らし-昭和20年~30年代」をペラペラめくると、昔懐かしい奈良の光景を目にしたので、買うことにした。2,000円。T氏も、この写真集が気になるのか、西大寺駅まで各駅停車の車中で、ずっと一緒に見ていた。画像は八木駅で乗車した電車の車窓。菖蒲池駅でも雨だったので、タクシーが出払っていたら困ると思ったが、幸いにも一台停まっていたので乗車し、無事帰宅した。おしまい。


4月22日(月)19:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

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