山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


日下直越道27

前方にサクラらしき木が見え、池の堤を登っているような気がしたが、その通りだった。


歩いて来た方向を振り返って撮影。


大きな池が現れる。ここで後続の人たちを待つ為、小休止となる。この池は「日下新池」と呼ばれる。大正時代、ここに日下遊園地があって、その当時は「天女ヶ池」と呼ばれていたそうな。

※日下新地 天女ヶ池 大正時代には遊園地があった!? 日下遊園地跡
http://ameblo.jp/the-dark/entry-10436320563.html



この時、連絡が入り、Sさんが大龍禅寺不動院でストックを忘れたので取りに戻り、その足で孔舎衛坂駅跡地へは立ち寄らず、石切駅へ直行し、先頭車両が停車するプラットホームで待つとのこと。その話を聞いて再び歩き出す。
この後、Sさんは石切駅のプラットホームに現れず、道に迷われたそうだ。もし、自分がその立場だったらどうするか、歩きながら思案した。ストックを忘れたのは自分の落ち度なので、皆に迷惑を掛けない為に、単独行動に出ることは理解できる。だが、今日下山した大阪側のルートは、私は初めて歩くので、少々心配だ。しかし、GPSがあるし、携帯の地図案内も利用出来る。それより、先ほどの分岐で、石切駅を示す道標があった。なので、初めての道でも迷うことなく石切駅へ行けるだろう。孔舎衛坂駅跡地へは何回も行っているのでパスしても構わない。ということで、私がもしその立場なら同じ行動をとったと思う。



「天然記念物 日下のヒトモトススキ」。撮影した時は、時間がなく石碑文を読んでなかった。帰宅してから読んでみると、この植物は暖地の海岸に生えるもので、古くは海岸線がこの付近まできていたことを示すという。歴史を知る貴重な植物だということがわかった。神武東征の神話にも通じる。
※ヒトモトススキの実物は見ていない。



8月8日(土)20:58 | トラックバック(0) | コメント(10) | 山歩き | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
添付画像
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメント

 1: 日下のヒトモトススキ

という謎の植物から調べ始めると、この近くの日下新池は大正時代遊園地があり、
隆盛を誇っていたのですね。
孔舎衛健康道場跡は太宰治の小説「パンドラの匣」の舞台となったそう。
太宰の文学には珍しく明るく希望に満ちた青春小説とか、ふぅん…。
(このごろ小説読めませぬ、最近では「空海と高野山の謎」数頁のまま)
大阪のビル街を望む景観はなるほどストーリー性に富んだものでした。
熱射の渦に巻かれ思考停止でしたので、oka氏の幾百のお写真で復習してこそ、
思い出せます。いつも注意力が凄いのねー。
大阪側のルートは獣道にも似てワイルドで印象に残りました。
スタートは生駒されど生駒と感じた次第です(日下直越)歩いてこその道、面白かった~。
Sさんもきっちり反省会で合流でき、居残り組までお付き合い下さりご無事で何よりでした。


 by 夢子 | 8月9日(日)20:27

 2: パンドラの匣

> 大阪側のルートは獣道にも似てワイルドで…

顕彰碑から下って沢に降りたでしょう。
あの沢に沿って上流へ続く踏み跡が、もっとワイルドです。
ほとんどジャングルみたいな―笑。

「パンドラの匣」。
昔、この小説を読んだことがあるのですが、どういった内容だったか、まったく思い出せません。
今夜あたり、読んでみますわ。


 by oka-nara | 8月10日(月)08:08

 3: 惹かれた(笑)

自分の知らない事を知っている人、自分には出来ないことが出来る人…
(笑わせてくれる人は更にポイント高いですが)尊敬します~!
oka氏はカラオケで歌いながら踊ってくれるだけの人じゃないとは思っていたけど
(随分カラオケ行かないね~)太宰を読むなんてマジ驚いたわー。
ピースの又吉さんが芥川賞受賞した位ビックリよ。
因みに「火花」は図書館では200数十人待ち(-_-)
パンドラ…読まれた感想をいつか聞かせてね~


 by 夢子 | 8月10日(月)13:53

 4: インターネットの図書館

> 太宰を読むなんてマジ驚いたわー。

遠い昔のことですよ。読んだのは。

それより、久しぶりに旧仮名遣いを読むと、言葉に風情が感じられていいですね。
旧仮名遣いには、着物が似合います。

そうそう、よろしかったら、読んでください。
Webサイトでも読めますよ。インターネットの図書館、青空文庫です。

パンドラの匣
http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1566_8578.html


 by oka-nara | 8月10日(月)20:02

 5: 屈伸鍛錬・摩擦

「パンドラの匣」九月八日付けまで読みました。
結核療養所健康道場日課には屈伸鍛錬摩擦。
そう言えば昔は乾布摩擦とかありましたね。理に叶っているのかな?
続きはまた読みます。ありがとう~。


 by 夢子 | 8月10日(月)20:54

 6: 早いですね~

もう、九月八日付けまで読まれましたか。
1/3程度かな。

昨夜、読みだしたのですが、睡魔が襲ってきて―笑。

朝、ラヂオ体操に行くまでに読みますわ。


 by oka-nara | 8月11日(火)08:03

 7: 孔舎衛坂駅が現役だった頃…

本日お話した、その方は以前電車の設計をしておられ、今は81歳。
日下直越について会話。
「俺が17歳の時。小坂の家を出て、芝生で寝ころんで本を読もうと
孔舎衛坂駅で降りて生駒を目指した。
ところが幾重にも山が連なり、生駒山上に着いたときは遭難しそうだった。
持っていた本がショーペンハウエルの「自殺について」だったから出来すぎだろー(笑)
孔舎衛坂駅に降り立った人に出会えて嬉しかったです。
昔の高校生は哲学書を読むのね。
閑話休題。
菖蒲池駅南に超有名なデリカテッセンが出来て今日行ってきました。
ロワゾ・ブリュ(青い鳥)ちょっと高いかな?
キッシュは期待の大きさに対しイマイチでした(-_-)
スイーツは美しすぎる~今回は買わなかったけど楽しみね。


 by 夢子 | 8月11日(火)21:23

 8: 愛と生の苦悩

> ところが幾重にも山が連なり、生駒山上に着いたときは遭難しそうだった。

そのことは十分イメージ出来ます。
幾重にも山が連なっています。
谷があるから支尾根があります。
小ピークがあちこちにありますよ。

二上山だって、雄岳と雌岳だけではありませんもの。

ショーペンハウエル、何冊か読みましたよ。

今、調べてきたら、ありました。
「愛と生の苦悩」という単行本で、その中に「自殺について」がありました。
どうして、私の少ない蔵書の中から、次々と、話題になる書物の名前が出てくるのでしょう。
不思議です。

ロワゾ・ブリュ
場所はわかりました。

あの道は狭くてね。
クルマで店の前を走ることはほとんどないです。
なので、気付きませんでした。

私には敷居が高いお店のようです―笑。。


 by oka-nara | 8月12日(水)15:28

 9: 爪を切ったのね(笑)

その方も書庫から何冊か書籍を出して披露してくださったけど、
oka氏も捜し物はすぐに見つかるの、流石~。そして哲学書も読まれるのね。
岩波文庫の「自殺に…」は死を特別なものと看做さず自己の不在と捉える。
反面生きてこそ…と記されているようです。
哲学は考える事を大切にする行為でしょ、その方も病と戦い、
苦悩と楽天的考察と揺れつつ、分析してご自分を律しておられます。
お話ししていると、励ますつもりが人生を教わり、励まされる不思議。

日下直越道から道は続いて、お話し出来て嬉しかった。有難うm(_ _)m
ショーもないこと話して歩く(笑)だけじゃなく
いつかまた野や山を歩いて哲学を語りましょう~
私は「そうなんだー」と聞く係、たぶん。


 by 夢子 | 8月12日(水)20:25

 10: はい、爪を切りました

今日、お盆のお供えを買いに行って、買った荷物が重いので私が持とうとしたら、爪でワイフの腕を引っ掻いてしまったのです。
睨まれたので、爪を切りました―笑。
しかし、爪を切ると用事が出来なくなる。

話は変わりますが、少し前、丸亀製麺にランチを食べに行ったのです。
暑い時季だし、冷たいうどんを食べようとした。
丁度、「鬼おろし 肉ぶっかけ」という期間限定メニューがあったので注文した。
「鬼おろし」でおろした大根おろしがついていて、これがメチャ美味しくてね。

それで、早速「鬼おろし」を探して、ダイソーやらセリエに行ったけどなし。
ダイソーの店員さんの話では、以前は置いてあったみたい。

イオン、ダイキ、ライフ、すべてなかった。
あっ、お供えを買ったのはライフ学園前店です。

ところが、ダメ元で行ったロイヤルホームセンターに置いてありました。
(奈良コープおしくま店の向かい)
大と小があって、小が千円弱。990円だったかな。
金製ですが、竹製もあってね、これが2500円くらい。

それで、今、竹で「鬼おろし」を作れないか検討中です。

ショーもない話でした。


 by oka-nara | 8月12日(水)22:37


(1/1ページ)