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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


山陰道(丹波口駅_亀岡駅)24

これは井戸ではないと思うが、どういうものかわからない。


やがて右手(北)に立派な屋敷が現れる。樫原陣屋跡(本陣)。


樫原陣屋跡(本陣)の駒札。

山陰道の樫原は、早くから宿場町として設備も整い、丹波・山陰よりの物資の集積地として賑わいを極めていました。徳川三代将軍家光公が参勤交代制をはじめますが、この陣屋は山陰道を参勤交代で往来した諸大名が宿舎とした所です。最奥の六帖は上段の間につくり、欄間・床・違棚のある書院造りの立派な建造物です。上段の間の横には隠れ間も存在します。玄関の間、六帖、八帖、六帖と四室が続き、その他、七室の併せの構えはまことに立派の一言に尽きます。諸大名が出入りした玄関間は乳門といわれています。玄関の天井板には、筆太に書かれた「高砂少将御宿」「松井伯耆守御宿」等の宿札がびっしり貼られています。大名の宿帳や関札などの多くの古文書も蔵されています。この本陣は、頼まれ本陣とも口伝され、享保4年に、当地の豪族廣田庄兵衛永張が京都所司代板倉氏の依頼により経営に従事、安政二(一八五五)年に、松尾下山田の豪族で足利直系の玉村新太郎正継が継承し、今日まで五代、大切に維持されています。伏見宿の本陣が現存しない今日、市内で唯一残る本陣建築であり、平成4年4月1日に京都市指定有形文化財となりました。



公会堂前のバス停を通過。古民家を利用した町屋カフェ「カフェ ちゃーみーちゃっと」


最近リニューアルされた格子の民家。景観にマッチしている。


12月21日(月)19:04 | トラックバック(0) | コメント(2) | ウォーキング・散策 | 管理

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コメント

 1: 想像力で…

蓋がしてあるのは中に水があるのかも…と考えて
つくばい(手水鉢)?
昔は露地(町屋の家と家を結ぶ細長い通路)にあったそう。
茶室に通じる路地にも。
しかも、この石は家型石棺の縄かけ突起ではないかしらん?
深夜奈良に帰りついて「考察」している私って…orz


 by 夢子 | 12月23日(水)00:20

 2: 有難うございます

蓋を取って、中を確認したかったのですが、もう一人の私が、何もそこまでしなくても、ということで通り過ぎてしまった。
今頃になって、その事を後悔している私って?!(笑)

家型石棺、良いヒントを頂き有難う。
どこかで、これとよく似たものを見た記憶が。大阪府太子町だったかな。


 by oka-携帯 | 12月23日(水)04:40


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