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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


長者屋敷越

2015年12月29日(火)は、N氏とHa氏の三人で、榛原駅から歩いて長谷寺の南東、嶽山(別名:笠間山又は城山とも呼ばれる)の東に位置する長者屋敷跡を訪れ、長者屋敷越と呼ばれるルートを歩いて与喜浦バス停の西約300mのR165に下山した。

この日歩いたテーマは、①長者屋敷跡から北へ下ったところにある線刻磨崖宝篋印塔を観ること。②長者屋敷越を実際に歩くことの二つだったが、どちらもクリアーできた。

但し、①の線刻磨崖宝篋印塔の脇に土に埋もれつつも十一面観世音磨崖石仏を新たに知ることが出来た。お顔以外は土に埋もれており、掘り起こそうとしたが、まだ完全には掘り起こしきれていない。

この線刻磨崖宝篋印塔は、桜井市和田字落神萱森口、天落神六社権現境内に置かれている線刻宝篋印塔(磨崖)と非常によく似ている。

但し、天落神六社権現境内のものは摸刻したもので、本物は初瀬ダム建設事業により湖底に水没しており、今となっては本物を見ることは出来ない。

②の長者屋敷越は、なんとか歩くことが出来たものの廃道同然で近鉄大阪線の線路を見てから藪コギとなり、ようやくクリアーすると、今度は吉隠川に出られず、悪戦苦闘の末に脱出することが出来た。

尚、下山後、長谷寺駅のホームで偶然にもTnさんと出会った。Tnさんはこの日お一人で巻向山の山中にある奥不動寺を訪れ、更に白河の集落を訪れたそうだ。

また、反省会は発起人が誰も現れなかったのでなかった。

コース概略
近鉄大阪線・榛原駅_青面金剛石仏(極楽寺前)_青面金剛石仏(篠楽)_白山神社_青面金剛石仏(安田)・光明真言塔_長者屋敷跡・昼食_線刻磨崖宝篋印塔・十一面観世音磨崖石仏_道迷い1_近鉄大阪線・長谷寺第1号踏切を横断_道迷い2_R165_長谷寺駅

今回の山行の参考にしたサイト
長者伝説の古道②(榛原安田~初瀬)と與喜山・初瀬ダム

画像はこの日歩いたGPSログを表示している。



12月30日(水)05:55 | トラックバック(0) | コメント(4) | 山歩き | 管理

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コメント

 1: さすが、H_O_Tな3人!

探索、完歩、おめでとうございます。
以前に、桜井市ウォークで歩いたのではないかと調べたら、
更に東寄りの、吉隠から篠楽へ抜ける、地図に記載のある道でした。
H氏の博識、O氏の体力、T君の情熱、3つが揃えば、完璧ですね。


 by Yonchan | 12月30日(水)08:03

 2: うまい、

> H_O_Tな3人!

うまい、座布団二枚! と思わず叫んでしまいました―笑。

私はともかく、H氏の博識そしてT氏の情熱は的を得ています。
それに比べ、私は付け足しというか、お邪魔虫程度です。イヤホンマ。

それにしてもこの藪コギは二度としたくないです。


 by oka-nara | 12月30日(水)18:58

 3: 藪コギといえば、思い出す?

?年前、古道紀行(古道部会の頃、オオバコではない)で、桜井の音羽山から大峠を経て、竜門岳への縦走の折、
大峠(特に細峠分岐)から三津峠までの藪漕ぎは、GT2の笈ヶ岳並でした。
それ以来、Tn氏も(もちろんTk氏も)このコースは避けて、企画されているようです。
その後、藪がどうなっているか、探索しませんか。


 by Yonchan | 12月30日(水)19:58

 4: う~ん、どうでしょう。

う~ん、どうでしょう。

ヤマダニを知る前でしたら、平気で藪コギをしていたと思いますが、実際にヤマダニの被害に遭われた方を見ていますと、腰が引けてしまいます。

なので、せっかく誘って頂いたのに恐縮ですが、ご辞退申し上げます。


 by oka-nara | 12月30日(水)21:23


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