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青谷道_摩耶山_穂高湖_杣谷36

旧摩耶の大杉分岐。
H氏は初めてとのことなので立ち寄ることにした。
約50m。



訪れる人が多いのだろう。
踏み跡は明確。



旧摩耶の大杉

市街地から眺めると摩耶山の中腹に一際目立つ大木があるのに気付きます。
旧摩耶天上寺の塔頭のひとつであった蓮華院の西側に位置し、幹周り8mもある六甲山随一の大木であったと思われます。
昭和40年に発刊された「神戸の名木(神戸市公園緑化協会編 兵庫新聞社発行)」によると、約200年前に摩耶山一帯で起きた大水害で奇跡的に生き残ったため、その生命力に驚いた人々は、神霊が宿っているに違いないと「大杉大明神」としてあがめたと記載されています。
また同書によると樹令は千年とも記されており、その威風堂々とした姿に圧倒された様子が伺われます。
この「摩耶の大杉」は残念ながら、昭和51年の|日摩耶天上寺の大火災の後、火を被ったことが原因で、徐々に樹勢が衰え枯死してしまいました。
幾星霜の時を生き続け、移り変わる歴史の変遷を見続けてきたこの大杉の姿は、枯死してもなおその存在感を人々に印象づけています。



枯死しているが、倒れることなく立ち続けているのに驚く。


大杉を見上げる。
まだ生命が宿っているように見える。



2月21日(水)19:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

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