山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


洛西観音霊場4(卒台寺_正覚寺)

2019年2月3日(日)は、こばこの部に参加した。
タイトルは「洛西観音霊場をめぐるパート4・卒台寺から正覚寺へ」。
スタートはJR東海道本線長岡京駅。ゴールは同線山崎駅。

<概要>
洛西観音霊場を巡る第四回目。

今回は、
1.第十二番 延命山 卒台寺(えんめいざん そつだいじ)
2.第十三番 大悲山 観音寺(だいひざん かんのんじ)
3.第十四番 恵解山 勝龍寺(えげさん しょうりゅうじ)
4.第十一番 摂取山 正覚寺(せっしゅざん しょうがくじ)
の四ヶ所を巡礼した。

長岡京駅から線路沿いに北へ歩く。
まずは京都洛西観音霊場第十二番札所 卒台寺。
事前情報の通り住宅地の中にあって、場所が分かりにくい。
まず馬場自治会館を探し出して訪問することが出来た。
こじんまりとしたお寺で、境内に小さな墓地がある。

西国街道に出る。
神足商店街の看板が掲げられているが、商店街というには少し寂しい。
新神足村道路元標を見て、西国街道を南へ歩く。

市立神足ふれあい町屋(旧石田家住宅)を過ぎると分岐となり、辻に道標(右 山さき 左 よと / 左 京 あたご / 右 京 阿たご)が立つ。
JR東海道本線のけた下を潜って神足(こうたり)神社へ向かう。
付近一帯は神足公園となっていて、勝龍寺城の土塁や空堀跡などの説明板を見ながら歩く。
神足神社の境内に祀られていた野神神社は屋根を修復工事中。

次の目当ては「第十三番 大悲山 観音寺」であるが、寄り道して石仏を見に行く。
道路の曲がり角に覆屋があって、大日如来ほか石仏群が祀られていた。

この日二つ目の訪問となる洛西観音霊場「大悲山 観音寺」は先の卒台寺と同じく、こじんまりしたお寺。
境内が荒れており、家屋には人が住んでいる様子はなかった。
ところが、帰宅してからネット検索すると、無住ではなかったようだ。
<大悲山> 観音寺(京都)

その後、勝龍寺城跡・勝竜寺城公園へと向かう。
ここは何回か訪問していた。
明智光秀の三女、明智玉(細川ガラシャ)お輿入れの城跡で、付近一帯は公園になっている。

第十四番 恵解山 勝龍寺(えげさん しょうりゅうじ)へ。
このお寺も住宅地の中にあるが、上記二つのお寺と較べると、境内は整備が行き届いている。
隣接する春日神社に立ち寄る。

恵解山(いげのやま)通りを西へ歩き、犬川に架かる犬川橋を渡ると、恵解山古墳が現れる。
ここで昼食。
恵解山古墳は前を通ったことはあるが、中に入るのは初めて。
広大な古墳で、付近一帯は整備されており、至る所に説明板が置かれている。

当初の予定にはなかった「中山修一記念館」を訪問し、約半時間、係りの人から説明を聞いた。
洛西観音霊場めぐりは、第十一番 摂取山 正覚寺を訪問。
境内に一等水準点が埋められていた。

大山崎町立大山崎中学校前から天王山夢ほたる公園前を経て、ねじりマンポ(円明寺架道橋)を潜る。
これは参加者の一人Tu氏が資料を持参しており、必要な人にコピーを配っておられた。

阪急京都線のけた下を潜り、西方向へ進む。
この先、南方向へ歩くが、大山崎町円明寺仏生田(ぶっしょうでん)で、民家の擁壁に転用された道標があった。
西国街道沿いに歩き、山崎聖天 観音寺 鳥居前を通過。
天王山登山口、大山崎瓦窯跡(説明板)を見て、14時22分JR京都線山崎駅にゴールした。
大半の参加者は阪急京都線大山崎駅へ向かった。

画像は当日歩いたJR東海道本線長岡京駅から同線山崎駅までのGPSログを表示。



<コース>
JR京都線長岡京駅9:33_馬場自治会館前・常夜燈(愛宕山 / 文化十一戌十一月 願主 村中)_寺標(延命山 卒台寺 / 京都洛西観音霊場㐧十二番札所)_卒台寺(そつだいじ)・祠(石仏)・十三重石塔・石柱(十三塔及手水鉢 河村×)・寺標(卒臺寺)_西国街道・神足商店街・道路元標(新神足村道路元標)_石仏二体_祠(石仏)・常夜燈_祠(石仏)_府道210号線(天神通り)を横断_西山石材商店前_神足石仏群分岐を右に見送り西国街道を直進_祠(石仏)_神足公民館前_長岡京市立神足ふれあい町屋(旧石田家住宅 主屋)前_愛宕山常夜燈_道標(右 山さき 左 よと / 左 京 あたご / 右 京 阿たご)_社標(式内 神足神社)_JR東海道本線のけた下を潜る_光林寺前_ガラシャ通りを横断_神足神社(こうたりじんじゃ)・神足公園・説明板(土塁の構造)・勝龍寺城土塁 空堀跡・説明板(横矢掛かりの虎口)・説明板(掘と土橋)・説明板(土塁下層の堀)・説明板(神足神社)・野神神社(屋根修復工事中)_覆屋(大日如来ほか石仏群)_寺標(洛西観音霊場札所第十三番 / 浄土宗 大悲山 観音寺)・祠(石仏三体)・墓地・石仏群_阪急バス勝竜寺城公園前_勝龍寺城跡・勝竜寺城公園(日本の歴史公園百選)・石柱(明智光秀公三女玉お輿入れの城)・説明板(勝龍寺城跡)・説明板(本丸跡)・説明板(山鹿灯籠)・説明板(井戸跡 本丸)_道標(←勝龍寺)_第十四番 恵解山 勝龍寺(えげさん しょうりゅうじ)・石仏群・春日神社_恵解山(いげのやま)通りを西へ_犬川に架かる犬川橋を渡る_長岡京市立長岡第三中学校前_史跡 恵解山古墳・説明板(埴輪列)・説明板(交通と恵解山古墳・山崎合戦)・説明板(武器埋納施設)・11:38昼食12:17・説明板(前方部の葺石)・説明板(乙訓の古墳群と恵解山古墳)・説明板(恵解山古墳の形状と特徴)・説明板(史跡 恵解山古墳の概要)_祠(石仏)_中山修一記念館_石柱(正覚寺参道)_第十一番 摂取山 正覚寺・一等水準点_大山崎町立大山崎中学校前_天王山夢ほたる公園_説明板(子どもを守る河原の如来さん)_JR東海道本線 ねじりマンポ(円明寺架道橋)を潜る_長福寺前_阪急京都線のけた下を潜る_道標(右 やなぎ谷)_名神高速道路の高架下を潜る_山崎聖天 観音寺 鳥居前(西国街道)_案内板(大山崎ジョギングコース)_案内板(大山崎町観光案内板)_石柱(山崎聖天)・石柱(天王山登山口)_説明板(大山崎瓦窯跡)_石柱(山崎院跡)・説明板(行基と山崎院)_石柱(天王山 登り口)_14:22JR京都線山崎駅。

<メモ>
・参加者総勢: 14名。
・コース歩行 (長岡京駅~山崎駅までの所要時間と距離)
 歩行距離: 約9.1km。
 所要時間: 4時間51分。
・当日歩行 (自宅~自宅までの正味歩いた時間と推測距離)
 推測距離: 約14.4km。(0.67m×21,566歩=14,449m)
 歩行時間: 3時間25分。
 歩数: 2万2千歩。

<参考>
京都洛西観音霊場

新神足村道路元標。
西国街道沿いの角地に埋められている。



西国街道沿いの辻に立つ道標。
「右 山さき 左 よと / 左 京 あたご / 右 京 阿たご」。



神足神社境内のウメ。
神足神社(土塁跡と空堀跡)



神足神社から南へ寄り道して石仏を見に行く。
道路の曲がり角に覆屋があって、大日如来ほか石仏群が祀られていた。

つづく。



2月23日(土)18:42 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

コメントを書く
題 名
内 容
投稿者
URL
メール
添付画像
オプション
スマイル文字の自動変換
プレビュー

確認コード    
画像と同じ内容を半角英数字で入力してください。
読みにくい場合はページをリロードしてください。
         
コメントはありません。


(1/1ページ)