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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


No.26信貴山奥の院

昼食場所から南西方面の眺め。
中央に先ほど居たイタヤカエデらしき木立。



修景池の南側、冒険広場(西宮城跡)のスライダー。


説明板。

県指定 史跡 西宮古墳 昭和三一年八月七日指定

この古墳は、廿日山丘陵(はつかやま)丘陵の南端に築かれた三段築成の方形墳ある。
墳丘は一辺約三六mの正方形で墳丘高は正面で七·二m以上あり、本来の高さは約八mと思われる。
墳丘斜面は約三五度の勾配で、墳丘全体と東側周溝底には貼石が施されている。
墳丘の東西と北側は台形状に大きく掘削され周溝をめぐらせている。
横穴式石室は南に開口し、玄室は墳丘中央部に位置する。
石室は切石を用いた精美なもので平群町越木塚で産出する石材によって築かれ、石室床面は墳丘二段目のテラス面に合わせている。
石室の全長は約一四mで玄室の長さ約三.六m、幅·高さが約一 ·八mである。
石室内部に収められた刳抜式の家形石棺は棺蓋が失われ棺身のみであるが兵庫県産の竜山石で製作されたものである。
石棺の長さは二二四㎝、幅一一五㎝、高さ七六㎝である。
石室前方の墓道より須恵器の杯蓋・高坏片が出土している。
七世紀の中頃から後半の築造と考えられ、平群谷を代表する終末期の古墳として重要である。

平成十一年十一月 奈良県教育委員会



南側の開口から石室に入ってみる。


説明書きにある刳抜式(くりぬきしき)の家形石棺。
棺蓋は失われている。
こんなところにも、盃状穴が観られた。

つづく。



3月26日(木)06:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

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