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矢田山磨崖仏_金勝寺35

総門を潜ると正面に本堂への石段がある。右の建物は社務所。


金堂(本堂)。ややこじんまりとした印象。
※金勝寺のHPによると、聖武天皇の御代、天平十八年(746年)、行基菩薩の発願のより創建。創建当初は十間四面であったが戦国時代の焼き討ちで焼失し、寛文五年(1666年)に仮堂として半分の規模の五間四面の大きさで再建され、現在に至っている。本尊は薬師如来。



本堂の左手、磨崖石仏群を拝見する。画像は磨崖仏「茶々逆修(の石仏)」と説明板。


「茶々逆修の石仏」。
※金勝寺のHPによると、「不動磨崖仏の下方に船形に彫り込んで像高70cmの矢田寺型地蔵が彫られている。像の脇に「茶々逆修」「天正十四年丙戌卯月二十四日(1586年)」の刻銘がある。興福寺の『多門院日記』によると戦国時代に平群谷を支配した驍将 嶋左近の妻「ちゃちゃ」の逆修供養の仏として造立されたものという。逆修とは生前にあらかじめ自分のために仏事を修して死後の冥福を祈ることをいう。」



向って左に「薬師如来坐像」。
※金勝寺のHPによると、「方形の彫り込みの中に像高56cmの薬師像を浮き彫りしている。彫り込みの上にある横穴の柄穴(ほぞあな)には当初は笠石のような雨よけがあったと思われる。」
その右に「宝筐印塔」。
※金勝寺のHPによると、「宝筐印塔は一切の災難から助かることを願い、塔身部に宝筐印陀羅尼経という経典を納めたことからこの名がある。高さ88cm。相輪部に別の宝珠を載せる。」



8月13日(水)17:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

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