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京の古道⑤伏見街道(三条_観月橋)57

日蓮上人像。「立正安國」と彫られている。墨染寺は日蓮宗。本尊は十界大曼荼羅。


案内板はなかったように見受けたが、これが墨染桜と見られる。


「墨染井」と彫られた手水鉢。明和五年(1768)に歌舞伎役者、二代目中村歌右衛門の寄進による。


墨染寺を後にし、すぐ近くにある欣浄寺を訪れる。裏口から入ってきたようだ―笑。


欣浄寺(ごんじょうじ)

 清涼山と号する曹洞宗の寺院である。
 寺伝によれば寛喜二年(一二三〇)から天福元年(一二三三)まで道元禅師がこの地で教化に努め、当寺を創建したといわれている。当初、真言宗であったが、応仁の乱(一四六七)後曹洞宗となり、天正・文禄(一五七三~九二)の頃、僧告厭(こくえん)が中興し浄土宗に改められ、さらに文化年間(一八〇四~一八)にもとの曹洞宗に改宗した。
 本堂には俗に「伏見の大仏」と呼ばれる丈六の毘盧舎那仏(びるしゃなぶつ)をはじめ、阿弥陀如来像、道元禅師石像などを安置している。
 また当地は昔深草少将の屋敷があったところと伝えられ、池の東の藪陰の道は「少将の通い道」と呼ばれ、訴訟のある者はこの道を通ると願いが叶わないといわれている。なお、池の畔には少将と小野小町の塚と「墨染井」(すみぞめい)と呼ばれる井戸がある。
                京都市



3月9日(水)19:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

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