京の古道⑤伏見街道(三条_観月橋)60 |
|
|
| 入口の右に説明書きが見えたので立ち寄る。
京都伏見の料亭「魚三楼」
| |
|
| 鳥羽伏見戦の弾痕
右側、格子に数條ある痕跡は鳥羽伏見戦(1868年)の弾痕です。幕末の慶應4年1月3日、4日に此処伏見で薩長土連合の新政府軍と幕府軍とが大激戦をくりひろげました。世に言う鳥羽伏見の戦いです。(明治維新の最初の戦) 幕府の大政奉還の奏上(そうじょう)、朝廷の“王制復古の令”の直後 朝廷側が決定した第15代将軍慶喜の辞官、納地(一切の官職と幕府領の返上)は、幕府を怒らせ、京へ攻め上って参りました。新政府軍は、これを鳥羽伏見で迎え撃ち、伏見では一大市街戦が展開され、幕府軍は敗れ、淀、大阪方面へ退却しました。 この戦乱で伏見の街の南半分が戦災焼失、街は焼野原となりましたが、幸いにして、この建物は弾痕のみの被害で焼失を免れました。 店主謹白
| |
|
| これが説明書きにあった弾痕。
| |
|
| 祠に祀られていたお地蔵さん。
| |
|
| 格子戸が見られる町屋が続く。左の家屋は二階が出窓風になっている。
| |
|
3月10日(木)21:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理
|