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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


No.18芋谷川_葛城神社_芋谷の棚田_横手八幡宮

頭上を見上げるとツバメの巣。
先程、飛んでいたツバメの巣とは思えないが―笑。



石鳥居と神門。
扁額には葛城神社と記されている。

この石鳥居、照明器具が付けられている。(赤四角印)
これはあまり見かけないのでは。



葛城神社
鎮座地 橋本市柱本二七〇番地
祭 神 素盞嗚尊(すさのおのみこと)
由 緒
勧請(かんじょう:神の来臨をこうこと)についての詳細は不明。
古老の言い伝えによれば、正平四年(一三四九年)頃、戦火により旧記等ことごとく焼失したという。
当地は紀伊見峠の山麓にあって高野山に至る街道として古くから知られてきた。
当神社は牛頭天王社(ごずてんのうしゃ)とも称し、除疫神としての京都祇園社(八坂神社)が総社である。
牛頭天王は、もとはインドの釈迦や弟子の僧坊である祇園精舎の守護神であった。
京都祇園社の紋が胡瓜の切り口に似ていることから、祇園さんの紋を食べるのは恐れ多いと、最近まで胡瓜を食べなかったと伝わる。
元旦には、神主職を司る者が、神社東側の谷川の滝壺に入り精進潔斎を行う。
また、境内には無患子(むくろじ)をはじめとする多くの巨樹があり無患子については記録上全国第二位にあたる。
葛城神社保存会 
橋本市観光協会



橋本市指定文化財
葛城神社のムクロジ
平成9年5月28指定

ムクロジはムクロジ科の落葉高木で、通常高さは10m~15m、直径は0.3~0.4mになる。
葉は羽状複葉(うじょうふくよう)(小葉が集まって一枚の葉となる)で、小葉は互生的(ごせいてき)につく。
花は6月頃開花し、実(果実)は球状で秋には黄色に熟す。
中に黒色の硬い種子がある。
本州(新潟・茨城県以西)・四国・九州・沖縄・アジア東南部に分布し、しばしば人家周辺に植えられる。
漢名は無患子、木患子。
和名のムクロジはモクゲンジの漢名「木樂子」の誤用とされる。
葛城神社のムクロジは高さ29.7m、胸高幹囲4.2mと通常のものに比べはるかに大きく、珍しい存在である。
なお、本株は『和歌山県文化財調査報告書』によると、高知県須崎市大谷の勢井白王(せいしらおう)(伊気)神社境内のものに次いで全国2番目の規模とされる。
平成10年3月 
橋本市教育委員会 
葛城神社



説明書きにあるムクロジの巨樹。
ムクロジの実は、正月に遊んだ羽根つきの羽根の黒い玉として使われていた。
おもしろい木の実 ムクロジ
尚、ムクロジは奈良公園でも見ることが出来る。

つづく。



2月20日(土)05:16 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

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