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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


泉南飯盛山(ウォームス下見)その2

高仙寺山門を経て、石段を登ると、今度は上孝子村と彫られた石燈篭があり、建屋には東司の表示板があった。東司は禅宗で使われる言葉でトイレのこと、後で調べると高仙寺は曹洞宗で禅宗の一派だった。東司の横には休憩所があり、鍵が掛かっていなかったので、中を拝見したが、畳に座敷机が二脚置いてあった。更に石段を登ると本堂で、左後方に役行者を祀った石宮があり、その左には、役行者母公之墓があった。(画像)


周りには沢山の石仏が無雑作に置かれており、やや小柄な五輪塔があったが、T氏によると、一つの石から彫りだされた「一石五輪塔」(いっせきごりんとう)と呼ばれるそうな。飯盛山へは稲荷神社の横から取り付く。


九十九折に続く登山道は、ザラザラと滑りやすく慎重に歩きたい。H氏がこの日、ストックを初めて使われたが、私的には登りより下りの方が重宝すると思う。暫く登ると、後方から夫婦連れとみられる方が登ってきたので道を譲る。展望のよいザラ場に出て小休止。周りの山々が見渡せるが、植林がほとんどなく、自然林が多い。この場所から、これから登る飯盛山を山座同定しょうとしたが、ここからはまだ見えなかったようだ。登山道に入って、最初の目印となる人工物に出合った。共聴アンテナである。


「飯盛山 高野山コース」の私製の道標を見て歩く。共聴アンテナから8分で高野山頂に到着。展望はない。案内板には次のように記されていた。「秋分(9月23日頃西の方へ沈む夕日が美しいため、夕日を拝むために多くの人が、山頂へ登ってきたそうです。」(岬自然愛護会)画像は高野山からの下り道で撮影。全体的に登山道は明確だが、上り下りが激しい。


やがて関電反射板が設置された展望地に出る。反射板は2基設置されていた。ここからは尾根筋を歩きやや下り道となるがすぐに登り返す。潅木の隙間から、紀淡海峡や深日港を見ながら歩く。画像は眼下に「ドライブスクールみさき」左上が深日港とみられる。やがて藤戸山(305m)に到着。ここも展望はない。私製のプレートがなければ、頂上とは気づかずに通り過ぎそうだった。


5月2日(木)21:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

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