山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


ウォーキング・散策

No.15木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

参道の途中にある「一ツ石」。
お百度石 勝負石とも記されている。
この石の由来については下記参照。
一ッ石



南総門を経て石清水八幡宮御社殿へお参りする。


エジソン碑への道に設置されている道標。
「右 つのく尓(に)そうじ寺みち 大坂下りふ祢(ね)のり者゛(ば)道 / 左 かわちミち / 右 者(は)し本みち」と彫られているようだ。



境内の北にある展望台へ向う途中に建つ「NPO法人八幡たけくらぶ」の建物。
竹細工などを販売していた。



展望台から北方向の眺め。
八幡市は京都市の南隣に位置している。
この日は視界が良く京都市内を一望することが出来た。

つづく。



12月16日(月)18:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.14木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

城の石垣を思わす坊跡の石垣と説明板「中坊と椿坊の坊跡」。
説明板によると、
「神仏習合の宮寺・石清水八幡宮では、江戸時代末まで山内に数々の坊があり、「男山四十八坊」と呼ばれていました。
(中略)明治のはじめに神仏分離令によって取り除かれ、現在は石垣を残すだけです。(後略)」



鳩茶屋。
軽食が出来る休憩処。



「愛染堂と南谷の坊跡」の説明板を見て神馬舎へ到着。(画像)


石鳥居。


石鳥居の左手前、せせらぎルート入口に立つ道標。
「右 なら かうや みち」と彫られている。

つづく。



12月16日(月)18:53 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.13木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

前方に太鼓橋が現れる。
安居橋(あんごばし)で、駒札の説明板によると名前の由来は諸説があるようだ。
安居橋 - Wikipediaによると、
「橋が架けられた時期は不明であるが、1614年-1624年に架設されたという一説の記録が最古のものである。
江戸時代の放生川には、今よりも多くの橋があったとされ、川上から「五位橋」「安居橋」「六位橋」「高橋」という順番に架かっていた。安居橋は当初、五位橋の後に架けられたため「相五位橋」と称され、後に訛って「安居橋」へと変化していったという説が有力である。」



太鼓橋は欄干が朱塗りのイメージがある。
元は朱塗りで色あせたようだ。
京阪沿線の名橋を渡る



ここにも道標を兼ねた石碑が立つ。
「安居橋 左 反橋跡半丁 昭和二年十月 京都三宅安兵衛依遺志建之 右 淀屋旧邸 單傳菴」。



参加者の中に石清水八幡宮へお参りしたいという人が現れたのでお参りすることになった。
徒歩組とケーブル組とに分かれる。
後でわかったが、ケーブルに乗っても石清水八幡宮本殿までは歩かなければならない。
また、ケーブルに乗る時間待ちもあって、結局、徒歩組の方が早く到着した。

徒歩組は摂社の高良神社鳥居前から表参道を歩いた。
画像は表参道に立つ道標。



参道の途中に石柱が立つ。
「舊跡 かげ起よ」と彫られている。
“かげきよ”とは、影(姿)を清めるほどの意味で、昔、このあたりにあった清水に己の影を写して心身を祓い清めたことに由来するようだ。

つづく。



12月15日(日)20:25 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.12木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

防賀川に架かる橋を渡らずこれを右に見て左折。(西)
八幡市役所前を経て東高野街道に出る。
以後は街道を北へ歩く。
住所表示板には「八幡市八幡今田」と記されていた。

八幡市立八幡幼稚園、市立八幡小学校の校舎を右に見て市立八幡市民図書館前に到着。
画像は図書館前に立つ道標と石碑。
右の石碑には「金剛律寺故址 京都元標四里三十二丁」と彫られている。
道路元標からの距離を表示しているのは珍しいと思う。
左は東高野街道の道標で「石清水八幡宮一ノ鳥居まで 約0.7km← 松花堂庭園まで 約1.9km他」が彫られている。



こちらは道標を兼ねた石碑。
「正平役園殿口古戦場 左 本妙寺半丁 右 法園寺二丁」と彫られている。



東高野街道を石清水八幡宮方面へ歩き泰勝寺前に到着。
山門の前に石碑を兼ねた道標が立つ。(画像の左下)
「松花堂舊跡 昭和二年十月 京都三宅安兵衛依遺志建之 神應寺二丁 頼風塚」。
道標を兼ねているところが実用的でよいと思う。



やがて相槌神社と覆屋が建ち並び「山ノ井戸」と彫られた石碑が立つ。


こちらの石碑も道標を兼ねており「山ノ井戸 八幡泉坊跡二丁 右 松花堂墓所十間 昭和二年十月京都三宅安兵衛依遺志建之」と彫られている。

画像の右奥が山ノ井戸。
鍵が掛かっており井戸の中は覗けず。

つづく。



12月15日(日)20:18 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.11木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

このあたりの建物は地盤面から高く造られている。
これは浸水被害の対策だろう。
木津川に近いので過去に幾度となく洪水に遭っているとみられる。



特に蔵は高く造られているようだ。


京阪バス戸津バス停前を通過。
住所表示板によると「八幡市戸津南小路(とうづみなみしょうじ)」。
浄音寺前を経て京阪バス西戸津バス停を過ぎると戸津八幡神社前に到着。(画像)
ここから戸津集落を離れ西へ向う。



大谷川に出合い堤に沿って下流へ歩く。
桜並木が続く。
大谷川は防賀川と合流し、やがて下流の木津川へと注ぐ。



防賀川沿いから眺めた男山。
丘陵地というイメージだが、ここが生駒山地の北端。
因みに生駒山地の南端は大和川で南北35km余り。

つづく。



12月14日(土)17:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.10木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

八幡市内里(うちさと)から戸津(とうづ)の集落へ向う途中には無人販売所が幾つか置かれている。

画像は道端の祠に祀られていた石仏二体。
右側の石仏は舟形光背が欠けている。
石の色が黄ばんでおり、おそらくは屋根がない状態で長い間、野に置かれていたものを、最近になって祠の中に納めたのでは。



有智郷(うちごう)農協農業倉庫の前を通ると角地に道標が立っている。

西に向かって東側の面には「西 八幡志水八丁 八幡宮十六丁 京阪電車停留所二十丁 橋本一里 京阪電車樟葉乗場一里 山崎一里十丁」。
“京阪電車停留所”などの言葉から明治時代以降の近代に作られたものとわかる。
“八幡志水”とは東高野街道沿いにある集落の名前で、現在の住所表示では八幡市八幡清水井付近。
“八幡宮”は石清水八幡宮。



こちらは反対側、東に向かって西側の面には「東 内里八丁 上奈良八丁 上津屋十五丁 松井二十丁 岩田渡船所三十丁 寺田一里余」。
“岩田渡船所”の場所が具体的に何処かわからないが興味は湧く。
今の距離にして3km程度なので現在の八幡市岩田地区にあって、当時木津川を渡船したところだろう。
“寺田”は城陽市寺田とみられる。

この道標の北面には「昭和三年春 京都三宅安兵衛依遺志建之」と彫られている。
三宅安兵衛については下記サイトを参照。
三宅安兵衛
三宅安兵衛の碑

更に南面には「北 下奈良渡船場十丁 下津屋十二丁 田井十五丁 宇治一里半 川口渡船所十丁 淀一里」と彫られているようだ。



先ほどの“岩田渡船所”が少し気になったので、今昔マップを開いてチェックしたところ、おそらく画像で“岩田渡船所”と赤色で追記したところだろう。
尚、この地図(画像)は、時系列地形図閲覧サイト「今昔マップ on the web」((C)谷 謙二)により作成したもの。



道標を後にして戸津(とうづ)の集落の中を西へ歩く。

画像は道沿いに祀られていた石仏群。
ここでも仏花が供えられている。

つづく。



12月14日(土)17:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.9木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

八幡市内里(うちさと)の集落に入ってきた。
軒下の吊るし柿が懐かしい。
まだ吊るしたばかりのようだ。

我が家でも7年ほど前までは、毎年吊るし柿をしていたが柿が入手出来なくなった。
熟してくるとヒヨドリが食べに来たことを思い出す。



三叉路の正面に大きな屋敷が建っている。


茅葺の家が建ち、敷地もかなり広そう。
庄屋屋敷だったのだろうか。
しかしグリーンの網で覆っているのが痛々しい。



内里(うちさと)公会堂前、京阪バス内里バス停前、有智郷(うちごう)郵便局前を通過。

付近は田園風景が見られ、丁度、稲の刈り入れ時期。
住所表示板には「八幡市内里蜻蛉尻(うちざととんぼじり)」と記されていた。



やがてR1に出合う。
車道を横断せず歩行者用のトンネルを潜る。

つづく。



12月13日(金)16:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.8木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

四季彩館は流れ橋の近くに設置された施設「やわた流れ橋交流プラザ」で、宿泊室・研修室、お風呂、農産物直売所、レストランの“四本立て”となっている。
画像は四季彩館へ向う途中の道。



石田神社(いわたじんじゃ)の鳥居前を通る。
Googleストリートビュー 石田神社付近



四季彩館に併設された大きな東屋で昼食。
左はお風呂とレストランの入口。



昼食後、四季彩館を後にして南へ向う。
「こうづや工業団地」の中を通り抜けて西方向へ。



防賀川に架かる橋を渡り、第二京阪道路の高架下を潜る。

つづく。



12月13日(金)16:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.7木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

木津川の岸辺から流された流れ橋を眺めている。


このようなワイヤーで橋を繋いでいる。


手前の橋は流された後、水が引いたので今は陸地となったところに落ちたままとなっている。
見ての通り、これらの橋には柵がない。
なので、橋を渡る時は橋の中央を歩かないと転落する恐れがある。
前方に見える筏のようなものはワイヤーで繋がれた橋。



筏のように見えた橋をズーム撮影。
3つの橋が1つのセットになっているようだ。



流れ橋を後にして昼食場所の四季彩館へ向う。
流れ橋から徒歩4分程度。

つづく。



12月12日(木)17:57 | トラックバック(0) | コメント(2) | ウォーキング・散策 | 管理

No.6木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

「樋門改築完成記念碑」と「揚水機完成記念碑」の二つの記念碑が並んで立つ。
“揚水機”とあるが、木津川の水を低いところから高い所へ揚げる機械・装置で農業に利用しているようだ。
設置者は八幡市農業用水対策協議会。



このサイクリングロード、歩きながら眺める景色は変化に乏しく面白味に欠ける。


「ながればし」の石柱が立つ、サイクリングロードの休憩ポイントに到着。
画像の右側に東屋がある。



サイクリングロードの説明板。「ここは上津屋橋(ながれ橋)」。
正式には「府道 京都八幡木津自転車道線」という名称。



茶畑の向こうに流れ橋が見えたが、橋桁に橋が架かっていないみたい。

東屋で少し休憩。
地元の人の話ではつい先日(2019年10月12日)の台風19号により橋が流された。
流された橋をクレーンで引き上げて橋桁に乗せるだけで三千万円かかるそうだ。
更に破損がある場合は別料金。
莫大な費用がかかるので、このまま放置するか、橋を使えるようにするかで、行政は住民投票を実施。
結果、僅かの差で修復・現状維持が多かったという。

つづく。



12月12日(木)17:56 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.5木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

大住車塚古墳を後にして北へ向う。
この後コースは木津川沿いのサイクリングロードを歩く。

画像は八幡木津線(府道251号)の信号機を横断しょうとしているところ。
前方に見えるのはパナソニック デバイス日東株式会社の建物。



工場や倉庫が建つエリアを歩いて木津川の堤に登る。


サイクリングロードとなっており歩行者通行可。
クルマ・バイクは通行出来ないのでのんびりと歩ける。
京都八幡木津自転車道線



木津川河川敷にはお茶が栽培されている。

前方の高架道路は新名神高速道路。
この後、高架下をくぐる。



この機械は雑草を刈り取るようだ。
実際に動いているところは見ていない。
かなり急な斜面でも作動可能みたい。

つづく。



12月11日(水)18:10 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.4木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

澤井家住宅の茅葺。
それにしても塀が簡素な作りで茅葺の住居とそぐわないようだ。



大住車塚古墳(チコンヂ山古墳)が現れる。


説明板が立っていたが色あせて文字が読めない。
京田辺市観光協会のサイトに、大住車塚古墳について下記されている。
「5世紀初期(古墳時代中期)につくられた前方後方墳、智光寺山古墳(ちこんじやまこふん)とも呼ばれている。
全長66メートル・前方部は幅18メートル・同高さ1.5メートル、後方部は一辺の長さ36メートル・同高さ4.5メートル。
古墳の周りには長方形の周濠(しゅうごう)の存在が考えられ、棺が納められていた主体部は竪穴式石室か粘土槨であったと推測される。
昭和49(1974)年に国の史跡に指定された。
西側に並ぶ大住南塚古墳も同じ形・同じ大きさで、周濠をもつ前方後方墳が二基並ぶという、全国でも珍しい例である。」



周濠らしきを歩いてみる。
下草が刈り取られ歩きやすい。

前方に見えるのは大住南塚古墳で、説明に記載されていた通り、同じ形・同じ大きさで周濠をもつ前方後方墳が二基並ぶのは全国でも珍しいそうだ。



石柱には「チコンヂ山古墳」と彫られていた。

つづく。



12月11日(水)18:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.3木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

天津神社の説明板。(駒札)
記述内容は先ほどの京田辺市観光協会サイトの説明とほぼ同じ。



伊勢神宮遥拝所。
天津神社境内にて。



道端にブロックで囲んで祀られていた石仏三体。


やがて立派な門構えの住居が現れる。


説明板によると澤井家住宅。
京田辺市観光協会のサイトに、澤井家住宅について下記されている。
「戦国時代に近江の国佐々木六角氏の13代当主佐々木義賢の家臣であったが、主君佐々木氏が織田信長に敗れたあと、この大住の地に帰農し、享保17年(1732年)から曇華院所領地の代官を務めた家柄である。
入母屋造(いりもやづくり)で茅葺(かやぶき)をL字型に組み合わせた屋根で、一般の農家とは異なる役宅風の住宅である。
重要文化財。平成19(2007)年解体修理完成。
平成16年の台風23号で、倒木被害に遭った天橋立の松材を、大梁など各所に19本使用している。
澤井家を普請した大工棟梁が、八幡市の“流れ橋”の近くに享保19(1734)年に「伊佐家」の屋敷を普請している。」

つづく。



12月10日(火)19:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.2木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

ふと眺めると、ヘチマのような野菜が生っていた。
先っぽが、おしりのように二つに分かれていて面白い。
丁度、農作業をされていた男性(画像の右、後ろ向きの人)に聞いたところ、かぼちゃの一種で鶴首とのこと。
鶴首かぼちゃ
上記のサイトによると、
「鶴首かぼちゃは細長く、首の部分が鶴の首に似ていることからそう呼ばれるようになったようです。
古くから日本で栽培されてきた品種で、愛知県では伝統野菜として扱われています。
近年は西洋カボチャが好まれるようになり、その生産量は非常に少なくなってしまったのですが、伝統野菜を見直す動きなども有り、道の駅や直売所などではよく見かけるようになりました。」



大住岡村地区の集落に入る。
無人野菜販売があった。
みかんを一袋購入。100円。
地のみかんだけあって酸っぱかった。



「チコンジ山古墳0.5km→」の道標が立つ。
チコンジ(智光寺)山古墳とは、これから訪問する大住車塚古墳のことで、地元ではこのように呼ばれているらしい。
尚、道標によると「←JR大住駅0.6km」と表示されていた。



このあたりは古くから続く集落とみられる。
最近はこのように車道に色を付けて歩道を表している。



来迎寺前を通過し、天津(あまつ)神社に立ち寄る。
京田辺市観光協会のサイトに、天津神社について下記されている。
「天禄年間(970~972年)の創祀と伝えられているが、詳しいことはわかっていない。
もとは、若宮社また若宮八幡ともいわれていた。
元和3(1617)年に社殿を修造したという棟札が残っており、それ以前の創祀であることがわかる。
本殿は様式からすると江戸時代末期の一間社流造(いっけんしゃながれづくり)。
桧皮葺(ひわだぶき)の屋根は小屋組みがほとんどなく、平らな姿になっているのが特徴的である。」

つづく。



12月10日(火)19:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

No.1木津川下流域(流れ橋_三宅安兵衛の道標)

<概要>
2019年10月26日(土)はN氏主宰による土曜会に参加した。
タイトルは「木津川下流域(流橋周辺)を歩く」。
スタートはJR学研都市線大住(おおすみ)駅。
ゴールは京阪本線石清水八幡宮駅。(10月1日より駅名が八幡市駅から変更)

この日のウォーキングのテーマである“流れ橋”は、僅か二週間前(2019年10月12日)の台風19号により流されており、橋が架かった状態で見ることは叶わなかった。
上津屋橋〈流れ橋〉について
上津屋橋

私は五年前の2014年6月8日(日)、JRふれあいハイキング(木津川流れ橋を訪ねて)に参加して流れ橋を見ていた。
主催は滋賀県ウォーキング協会湖西支部。下記はその時の記録の一部。
木津川流れ橋1

八幡市内に入ると、三宅安兵衛(みやけやすべえ 1842〜1920)氏銘の道標が多く見られた。
三宅安兵衛の碑によると、
「父、安兵衛さんの遺志をうけ、その子、三宅清治郎さんが建てた碑は、京都市内から八幡市、宇治市、京田辺市、精華町、井手町、山城町、加茂町に広がり、その数は400を越えるといわれています。」
その内、八幡市内の道標は69基。多くは昭和二年に立てられたもの。
時代が新しいだけに、石の道標に“京阪電車停留所二十丁”などと彫られている道標が新鮮に感じた。

歩行時間距離は土曜会にしては長丁場だった。
(歩行距離: 約16.8km 所要時間: 6時間23分 9:22→15:45)

<コース>
JR学研都市線大住駅9:22_学研都市線の踏切を横断_京奈和自動車道の高架下を潜る_石碑(牛まわしの跡)_鶴首(かぼちゃ)_道標(←JR大住駅0.6km チコンジ山古墳0.5km→)_来迎寺前_天津(あまつ)神社_澤井家住宅前_京阪バス岡村バス停前_大住車塚古墳(チコンヂ山古墳)_タカラ物流前_日立物流前_<木津川沿いのサイクリングロード>_新名神高速道路の高架下を潜る_揚水機完成記念碑_東屋・案内板(ここは上津屋橋(ながれ橋))_木津川流れ橋_石田神社前_四季彩館・11:36昼食12:16_都々城(つづき)交番_こうづや工業団地_防賀川に架かる橋を渡る_第二京阪道路の高架下を潜る_内里(うちさと)公会堂前_京阪バス内里バス停前_有智郷(うちごう)郵便局前_京阪バス有都(ゆうと)小学校バス停前_住所表示板(八幡市内里蜻蛉尻)_R1のトンネルを潜る_無人販売所_祠(石仏二体)_有智郷農協農業倉庫前_道標(西 八幡志水八丁 八幡宮十六丁 京阪電車停留所二十丁 橋本一里 京阪電車樟葉乗場一里 山崎一里十丁 /東 内里八丁 上奈良八丁 上津屋十五丁 松井二十丁 岩田渡船場三十丁 寺田一里半 /昭和三年春 京都三宅安兵衛依遺志建之 /北 下奈良渡船場十丁 下津屋十二丁 田井十五丁 宇治一里半 川口渡船所十丁 淀一里)_祠(石仏群)_京阪バス戸津バス停前_住所表示板(八幡市戸津南小路/とうづみなみしょうじ)_浄音寺前_京阪バス西戸津バス停前_戸津八幡神社前_大谷川に架かる橋を渡る_八幡市役所前_東高野街道_八幡市立八幡幼稚園前_八幡市立八幡小学校前_八幡市立八幡市民図書館前_石碑(金剛律寺故址)・東高野街道道標(石清水八幡宮一ノ鳥居まで 約0.7km← 松花堂庭園まで 約1.9kmほか)・石碑を兼ねた道標(正平役園殿口古戦場 左 本妙寺半丁 右 法園寺二丁)_丸太酒店前_泰勝寺・石碑を兼ねた道標(松花堂舊跡 昭和二年十月 京都三宅安兵衛依遺志建之 神應寺二丁 頼風塚)_相槌神社・石碑を兼ねた道標(山ノ井戸 八幡泉坊跡二丁 右 松花堂墓所十間 昭和二年十月京都三宅安兵衛依遺志建之)_駒札(安居橋/あんごばし)_石碑を兼ねた道標(安居橋 左 反橋跡半丁 昭和二年十月 京都三宅安兵衛依遺志建之 右 淀屋旧邸 單傳菴)_高良神社鳥居前_<表参道>_石柱(舊跡 かげ起よ)_石柱(駒返し橋)_説明板(東谷 橘本坊跡)_説明板(中坊と椿坊の坊跡)_説明板(南谷 豊蔵坊跡)_鳩茶屋前_説明板(愛染堂と南谷の坊跡)_神馬舎前_道標(右 なら かうや みち)_駒札(鳩峯寮の庭)_駒札(一ツ石 お百度石 勝負石)_南総門_石清水八幡宮 御社殿_道標(右 つのく尓(に)そうじ寺みち 大坂下りふ祢(ね)のり者゛(ば)道 / 左 かわちミち / 右 者(は)し本みち)_NPO法人たけくらぶ前_展望台_道標(右 いわし水下り坂 / 左 たいし下り坂)_<裏参道>_竹雨水(ちくうすい/湧き水)_走井餅老舗前_15:45京阪本線石清水八幡宮駅(旧名:八幡市駅)

<メモ>
・参加者: 9名。
・コース歩行 (大住駅~石清水八幡宮駅までの所要時間と距離)
 歩行距離: 約16.8km。
 所要時間: 6時間23分。
・当日歩行 (自宅~自宅までの歩数と歩行時間及び推測距離)
 歩数: 32,302歩。
 推測距離: 約21.6km。(0.67m×32,302歩=21,642m)
 歩行時間: 5時間11分。

画像は当日歩いた大住駅から石清水八幡宮駅までのGPSログを表示。



大住駅前に立つ周辺案内マップ。

この日は天津神社、澤井家住宅前を経て大住車塚古墳を見学。
その後は木津川堤(サイクリングロード)を延々と歩いて、この地図には記載のない流れ橋へと向かった。



JR学研都市線(片町線)の踏切を横断。
学研都市線は木津駅から松井山手駅までは単線区間。



京奈和自動車道の高架下を潜ると、右手に巨樹が見える。
巨樹の周辺は空き地のようになっており、何かいわくがありそう。



すると、「牛まわしの跡」の石碑が立っていた。
案内板がなかったので、後日、ネット検索すると、京田辺市観光協会のサイトに、牛まわしの碑として下記が記されている。
「碑陰 平成5年8月岡村郷土史会 昭和30年代中頃(1960頃)まで、毎年6月5日の節句(5月5日の端午の節句から一月遅れの日)には、早朝から各家で飼育している牛を連れてきて、ここを三回回らせ、ちまきを与えた。
牛は前日からきれいに洗い、角には菖蒲が飾られた。
当日は村中仕事を休み(地獄休み)、仕事をすると「たおもんの節句働き」と笑われた。
田植え直前のひとときの休息日で、これがすめば、田ごしらえ、田植えとつづく。
松井地区などにも同様の碑がある。」

つづく。



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