山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2017年8月5日を表示

もう一つの三室山と雁多尾畑34

分岐に到着。

初めて見る種類の道標。
「(財)まちづくり市民財団助成事業」が設置している。

道標によると、左右に繋がる道は“竜田道”で、この辺りは“上徳谷”(じょうとくだに)。
現在地は“横尾集荷場”。
“横尾”は、「大字・雁多尾畑」の「小字」らしい。

左折は「青谷・堅上2km」。右折は「安堂・高井田2.5km」となっている。
“堅上”とは河内堅上駅を指しているのだろう。
この日のゴールは近鉄大阪線安堂駅なので、ここは右折する。



ふと、うしろを振り向くと道標が立っていた。

「勅願所松谷御堂」と彫られている。
これは“光徳寺”を指している。
この日は訪れず。



やっと道は平坦になった。

画像は進行方向左(西)の景色。
丘陵地を開拓してぶどう畑にしている。
まだ新しそうに見える。



前方からハイカーが現れる。

単独行の男性で、年齢は20才後半から30才代くらい。
古道を歩いているのだろうか。
すれ違いざまに挨拶したが、のんびりと物見遊山的に歩いているという様子ではなく、あまり余裕がないような歩き方。



この人家も玄関先が道路から傾斜し、扇形の階段になっている。
蔵が建つ旧家。



8月5日(土)20:09 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

もう一つの三室山と雁多尾畑33

幸い覆屋には鍵が掛かっておらず。
観音扉を静かに開く。

涎掛けは外さず。
自然石のように見えたが、そうではなく結合されているらしい。

どんどう不動尊(柏原市雁多尾畑)



こちらは「どんどの滝」の説明板。

   どんどの滝     雁多尾畑(かりんどおばた)
 どんどの滝は、ここから一キロあまり北に位置する畑大池から流れ出た細い川が渓流となり、巨岩が露出する山地斜面の急峻な場所で小さな滝になったものです。この場所は、東山の山麓に位置する安堂や太平寺から、東山山中の生津(なまづ)・横尾の集落を経て雁多尾畑へ向かう道の途中にあたります。周囲には樹木が繁り、いつも日陰をつくっていることから、交通手段としての自動車やバイクが発達する以前は、険しい山道の途中で一息つき、清冽な滝の水で喉の渇きを潤す場所でもありました。滝から下流は上徳谷(じょうとくだに)を東へ下って青谷川に注いでおり、清涼な水は降水量の少ない青谷地区の貴重な水源になっています。なお、滝の前には「どんどう不動尊」が祀られており、細い流れに架かる橋は「どんどう橋」と呼ばれています。
  二〇〇八年三月
              柏原市教育委員会



これが説明板にある「どんどの滝」。
かなり期待ハズレ。

セメントで固めてあるが、これは水を堰きとめて、田畑などへ水を引く為のもの。
滝の落ち口の後方に、水を引く為の水路が作られていた。



時間が正午少し前で、この後、昼食の適地がないことから、ここで昼食とした。
この道はクルマの往来が多い。



昼食後、再び歩き出す。
左右にぶどう畑を見ながら下る。



8月5日(土)20:04 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

もう一つの三室山と雁多尾畑32

西方向の眺望が利くが、生憎の曇空。

正面の整った山容のピーク、地図を見ると239m峰。



ここからは下り道となる。

手持ちの地図を見ると、この先、送電線の真下を通るあたり、道路の右側に「どんどの滝」があるらしい。
滝への分岐がないか、注意しながら進む。



正面に覆屋が現れる。

滝と関係があるかもしれない。



覆屋には注連縄が掛かっており、何か祀られている様子。
そして橋が見えたので、この川に「どんどの滝」はあるのだろう。



「どんどう不動尊」と彫られた石柱。
覆屋に祀られているのが「どんどう不動尊」。



8月5日(土)20:00 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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