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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


天上ヶ岳_箕面大滝

2016年11月22日(火)はY氏と二人で箕面大滝周辺の山々を歩いた。
なんでも、箕面大滝の上部、天上ヶ岳山頂500mに役行者の墓があると云う。
それは初耳。是非ともお墓参りせねばと、馳せ参じた次第―笑。

この日は好天に恵まれ暑いくらいの日差しを浴びた。
コースは箕面大滝周辺のハイキング道「箕面自然歩道」を歩いたが、これがなかなか面白かった。
自然林が多く適度に整備されていたがワイルドなところもあり楽しめる。
何より登山者が少ない。平日ということもあるが。

箕面大滝への滝道は、平日にも関わらず大勢の観光客で賑わっていたが、我々が歩いたハイキングコースでは、わずかに5組の登山者と出会っただけ。

1組は男性と女性の二人連れ。。
それ以外は単独行で、内訳は男性2人、女性2人。
女性の単独行の1人は猿の集団に襲われたといい、血相を変えていた。

女性によると、2~30頭くらいの猿の集団に囲まれ、ボスらしき猿が木の枝を投げつけてきたという。
最初は小さい枝だったが、次第に大きな枝を投げてきた。
女性の後には猿がいて囲まれていた。
逃げようとしたら、集団で追いかけてきたという。
咄嗟にラジオを大きな音で鳴らすと、警戒して逃げ去った。

我々は、この後、女性が猿に出くわした方向へ歩くので用心したが、結局、猿の集団とは出会わなかった。
しかし、登山道には、猿の糞があちこちに散見された。

現在、箕面では猿を野生に戻す試みが行われており、以前のように猿が頻繁に出没したり、人間が持っている食べ物を狙うことはないようだ。
箕面市には野生の猿に食べ物を与えると1万円以下の過料(行政罰)とする条例がある。
女性が襲われたのは登山道で、観光客が訪れるようなところではなかった。

ところで、この日訪れたピーク、堂屋敷553.2m山頂に何と「山を登る会」が設置した私製の山名板があり、これには驚いた。
「山を登る会」の例会には時々参加しているが、このような山名板を取り付ける行為は最近では行われていないと思う。

コース
阪急箕面線箕面駅_石柱(箕面 東海道自然歩道西の起点)_道標(→義士 萱野三平之舊跡)_説明板(大井堰水路 四大字水利組合)_駒札(中ノ坂と道標)_道標(東 すぐ 中山/ 右 みのお/ 左 大坂)_聖天宮 西江寺(しょうてんぐう さいこうじ)_<大辯財天尊_石柱(歡喜天 役小角 出現對談石)_石碑(蟲塚)_宝篋印塔_本堂>_案内板(密教禅 山瞑想場)_箕面川に架かる聖天橋を渡る_音羽山荘前_箕面川に架かる一之橋前_橋本亭前_滝道分岐_瀧安寺霊園前_瀧安寺_<紅葉橋_駒札(箕面山賛歌の碑)_神変大菩薩(お堂)_本堂(弁天堂)>_滝道出合_野口英世博士像下_箕面大滝分岐_落合谷トンネルを潜る_落合谷橋を渡る_石の祠_堰堤_後鬼谷分岐_斜面崩落地点(落石注意)_道標(落合谷中央)_落合分岐(ハート広場・六箇山方面を見送る)_ベンチ・休憩_分岐(ハート広場・六箇山方面を見送る)_分岐_大ケヤキ_分岐(三国峠・箕面山)_後鬼谷分岐_伐採作業用林道を横断_ようらく台園地・芝生広場・昼食_車道出合_五月山永楽霊苑前_慶光霊園前_市境(池田市→箕面市)_天上ヶ谷分岐(通行禁止)_止々呂美(とどろみ)分岐(車両通行止)_車道分岐・政の茶屋方向へ_ベンチ_堂屋敷553.2m三等三角点_ベンチ_分岐_天上ヶ岳・役行者像・石柱(役行者御昇天所)_分岐_天上ヶ岳山頂探索_自然研究路2号線分岐(通行止)_自然研究路3号線分岐_箕面川ダム100m分岐_政の茶屋園地_府営無料駐車場_石柱(東海自然歩道 西起点)_箕面ビジターセンター(火曜日休園日)_石柱(勝尾寺旧境内牓示八天石蔵 未申方 大威徳明王(だいいとくみょうおう)石蔵)_車道出合_道標(勝尾寺)_箕面ビジターセンター入口_百年橋_天上橋_自然研究路2号線取付(通行止)_府営大日駐車場前_車道分岐_案内板(一目千本)_道標(日本最初 三宝大荒神参道)_箕面大滝_滝見橋_道標(勝尾寺道 三十三丁)_千本園路分岐_釣鐘淵_案内板(唐人戻岩)_石子詰_長左衛門谷_修行の古場休憩所_地獄谷分岐_落合谷トンネル分岐を見送る_山本珈琲館前_箕面公園昆虫館前_滝道延命阿弥陀如来_桃太郎(もみじ天ぷら)_箕面川に架かる聖天橋を見送る_音羽山荘前_箕面川に架かる一之橋を渡る_笹川良一銅像_阪急箕面線箕面駅

画像は箕面駅を起点(終点)に周回したGPSログを表示している。



こちらは「箕面の森ハイキングマップ」。
当日はこのマップを参考にして歩いた。
箕面市が発行。



堂屋敷553.2m山頂に「山を登る会」が設置した私製の山名板。
プレートには登頂した日付が記載されていた。2015年11月29日。

下記URLは当日このハイキングに参加した人のブログ。
箕面駅から天上ケ岳へ



画像は天上ケ岳山頂。
右端は「役行者御昇天所」と彫られた石碑。
役行者は大宝元年(701年)6月7日、箕面の天上ヶ岳にて入寂したと伝わる。享年68歳。
中央の梵字で彫られた石碑の裏面には元禄十二年の刻銘があった。
この石碑に使われた石は、京都・北白川で切り出されたと伝わる。
左端は役行者像。



Nov.23(Wed)16:18 | Trackback(0) | Comment(0) | 山歩き | Admin

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