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長尾街道3(関屋_大坂山口神社_当麻寺)36

高雄寺、境内の石垣。


高雄寺

高雄寺は白鳳年間に役小角によって開かれたと伝えられる寺で、本尊は阿弥陀如来像です。
最も隆盛の時は「高雄千軒」といわれて繁華でしたが、後に大火災に遇って焼失しました。
その後、明治十三年五月浄土真宗本願寺末寺となります。薬師堂の本尊薬師如来坐像は、藤原時代の特徴をもつ秀作で、重要文化財に指定されています。
この如来は、古くから授乳と難聴の人々に対して非常に霊験あらたかといわれ、近郷の乳の出ない人々や耳の不自由な人々の参拝が多かったということです。
堂内には、その願いが叶い、感謝の意を込めた絵馬が奉納されています。
観音堂の本尊として祀ってあった観音菩薩像(聖観音)は、平安時代初期の作とみられ、重要文化財に指定されています。
昔、子宝に恵まれなかった女人が、この観音様に一心に願いをかけたところ、その願いが叶い子どもを授けられました。
その子どもこそ、後の高僧・恵心僧都(源信)と伝えられています。



こちらにも、高雄寺、薬師堂、観音堂の説明板が掲げられていた。


観音堂跡と彫られた石碑。

ネット検索すると、観音堂は平成11年に焼失し、今は鐘楼と鉄筋コンクリートの収蔵庫だけが残っている。



在りし頃の観音堂。


11月27日(火)19:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

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