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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


忍阪街道_石位寺_粟原寺跡_倉橋溜池6

静かな佇まいの忍阪街道を歩く。


畑に植えられていたダリア。
手前の紅葉している葉はオタフクナンテンだろう。



石位寺の裏参道、取り付きに到着。
花壇がよく手入れされている。
画像の右後方から続く坂道を登ると境内。



「高円山 石位寺」の説明板。
この説明板も忍坂坐生根神社と同様、最近、新調されたようだ。

「伝 薬師三尊石仏」で知られる石井寺は、いずれの宗派にも属さない無住寺で、忍阪区で管理しています。
【一部割愛】
入江泰吉の写真でも知られる寄棟造りの旧本堂(薬師堂)は老朽化で惜しくも昭和53年(1978)に建て替えられました。
この旧本堂は元禄2年(1689)12月、領主と関係があった奈良奉行の大岡忠高が、資金を助力して建立されたと言われていますが、寺の歴史については、諸説があり定かではありません。

本尊は、白鳳時代(644〜710)に製作されたと思われる我が国では最も古い石彫りの三尊仏として『国の重要文化財』に指定されています。
丸みをおびた安山岩(諸説あり)に彫刻されています。
中尊は方形の台座に腰掛けた如来形で、頭上に天蓋が、背後に頭光と背もたれが表現され、両脇侍は合掌して立ち頭光が描かれています
三尊とも薄い法衣を通して内部の肉体の起伏がよく現れており、布の質感も巧みに彫りだされています。
作られたときは彩色されていたらしく、そのあとが像の唇と着衣に僅かに残っています。
石仏は、万葉歌人・額田王が晩年信仰したとも伝わります。

1300年以上前に、作られたれたとは思えないくらい保存状態もよく、この石仏の前に座っているだけで、慈愛に満ちた石仏さんの心が伝わり、「ずっとここにいたい」そんな気持ちになる石仏さまです。
【一部割愛】



説明板の「伝・薬師三尊石仏」をズーム撮影。

つづく。



11月25日(土)06:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

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