長尾阿弥陀磨崖仏_首切地蔵_大門仏谷の磨崖仏 |
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| 2018年5月6日(日)は、こばこの部に参加した。 タイトルは「石仏の里・当尾を訪ねて~石仏巡礼」。
<概略> 石仏の宝庫、旧加茂町(現:木津川市)の当尾(とうの/とおの)を訪問し石仏、石像、石造物を巡った。 時間の関係で当初予定されていた、(途中となる穴ヤクシ)、千日墓地、宝珠寺、金蔵院の訪問はカット。
<コース> 9:12JR関西本線加茂駅9:45_東瓦(天保十五年創業)前_常念寺_常念寺バス停前_春日若宮神社参道・鳥居_南加茂台_赤田川沿いに歩く_赤田川沿いから離れ簡易舗装された山道を歩く_府道752号線出合い_丁石_ツジンド(辻堂)の焼け仏(阿弥陀三尊石仏)_府道752号線合流・西小(にしお)バス停付近_たかの坊地蔵・宝篋印塔他石像群_西小区公民館前_丁石_西小墓地・五輪塔他石像群_浄瑠璃地奥之院不動明王像分岐_※1長尾阿弥陀如来坐像磨崖仏(徳治二年/1307)_浄瑠璃寺庭園_Cafe瑠璃前_岩船寺方面分岐(府道752号線)を右に見送り左折_12:10※2首切地蔵(阿弥陀石仏/弘長二年/1262)・昼食13:02_大門石像群_分岐を大門阿弥陀磨崖仏0.3km方向へ右折_※3大門仏谷(ほとけだに)の如来形磨崖仏_道標(←JR加茂駅3.9km 大門仏谷磨崖仏展望所0.3km)_府道47号線合流_道標(→JR加茂駅1.0km)_14:52JR関西本線加茂駅
当尾を守る会事務局発行の資料より ※1長尾阿弥陀如来坐像磨崖仏・・・巨大な笠石を持つ阿弥陀如来坐像磨崖仏。前の道はダンプやバスがゆきかうが、これの刻まれた徳治二年(1307)から、ほんの最近まで、細い地道が続いてきた。像の頭上に斜めに割れ目が走っているが、後方の山から巨岩が続いているので今は安泰。 ※2首切地蔵・・・藪の中地蔵と共に在銘石仏では最古の弘長二年の銘を持つ阿弥陀如来坐像。この地から北方、昔首切りの刑が行われたといわれる地にあったが、一時姿を消し都会へ出ていたのを、村人の努力で釈迦寺跡の現地へもどされたもの。 ※3大門仏谷の如来形磨崖仏・・・当尾の石仏中、最大最古の像である。阿弥陀如来とされているが弥勒如来等の説もあり、確定しきれていない。また年代も平安期説と奈良時代説があり、今後の研究課題を与えてくれる大きな仏さまである。
<その他> ・参加者総勢25名。 ・実歩行距離約21km。(自宅~最寄り駅往復約2.7km等を含む) ・歩数2万9千歩。
画像はこの日、JR関西本線加茂駅から時計回りと逆方向に周回したルートのGPSログを表示。
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| たかの坊地蔵のライトアップ、Before and after. 発見!光背には二段に重なった蓮弁が刻まれていた。
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| 西小墓地付近の箱型地蔵菩薩立像のBefore and after. 発見!細目で何かの動物の目に似ている。猫or人間? Beforeでは、顔が細長く見えてしまう。
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| 首切地蔵のBefore and after. 発見!お顔の表情が豊かで、名前とは裏腹に親しみが?持てる。
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| この日、一番の盛り上がりを見せた大門仏谷の如来形大磨崖仏。 “如来形”と云うからには、諸説あるみたい。 足場が悪く、仏様の下へ辿り着くのに一苦労。 遠目で眺めた大きさと違って、間近に見る圧倒的スケールに驚き。 筋肉モリモリで相撲取りのような体つき。 一番存在感があった。
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5月8日(火)18:37 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理
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