山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年6月10日を表示

七曲峠から国見山2

この植林された小高い山は、“庵山”(あんやま)と呼ばれ、かつて庵寺と呼ばれたお寺があったという。画像は急斜面を藪コギして、ようやく山頂の平坦なところに出たT氏。


これが、庵山双石仏(磨崖仏)だ。表情が素晴らしいではないか。特に左の阿弥陀。この山の裏側の下に人家があって、犬がけたたましく吠えまくっていた。


暫く、石仏とご対面していたが、あまりゆっくりも出来ないので、ここからの退却ルートを思案する。登ってきたコースは、道なき藪コギだったが、なんとかもう少しマシなルートがないか探索してみた。最初、東方向に薄い踏み跡が見えたので、これを辿ったが、降りるルートはなかった。後でわかったことだが、この先、東へ進むと、段差があり、それを乗り越えたら、まともな踏み跡があった。しかし、その時はわからず、南方向へ下ったが、登りより、少し歩きやすい程度で、たいして変わらなかった。ズルズルと滑りながらも、急斜面を下って、農道に出た。画像は東方向に伸びていた薄い踏み跡。左下に見えるのは民家の庭。ここへは降りられない。


農道に降り立ち、道なりに進むと、尾根への取り付きらしき踏み跡があったので、私一人で探索してみた。すると、シイタケ栽培をされていて、その先、先ほど引き返した段差の上に立っていた。画像は尾根への取り付き。


道なりに東へ歩き、分岐から北方向へ歩く。すぐに、上ノ坊寿福寺の前に出た。今日は拝観せず、このまま素通りする。


6月10日(月)23:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山1

6月9日(日)は、Webサイト「石仏の辻」のウォーキングイベントの一つ、「歩く・石仏の辻」 http://sekibutuwalk.blog99.fc2.com/ の下見として、「七曲峠から国見山」に参加した。この企画の本番は10月14日(祝)に予定されている。前日、気温がグングン上がったので、この日は真夏日を想定していたが、終日、曇り空で、若干蒸し暑い程度だった。参加したのはN氏と私、T氏の3人で、GPSトリオの揃い踏みだ。バス便の減少により、奈良市米谷町バス停からアプローチし、名阪国道の地下道を潜って、七曲峠に登り、国見山から鉢伏峠を経て鹿野園に下った。

コースタイム
近鉄奈良駅バス停8:51発660円-(39)-9:30米谷町バス停-9:41石灯篭・道標-9:50庵山(あんやま)・双石仏(磨崖仏)10:03-10:25上ノ坊寿福寺前-10:27薬師橋-10:38不動石仏10:55-11:20名阪国道地下道入口探索-11:45名阪国道地下道-11:57旧道分岐-12:15七曲峠・受取り地蔵-12:43下之坊(昼食・T)13:32-13:54県道186号-14:01泥かけ地蔵-14:19ヤマトカントリークラブ前-14:22山道取り付き-14:37国見山分岐-14:40塔の森・十三重石塔14:46-14:49国見山分岐-14:53三等三角点(長谷)-15:04下之坊分岐-15:09国見山15:29-15:57茶畑・展望地-16:23桜巨木-16:44県道186号-16:59県道80号-17:11鉢伏峠分岐-17:16東金坊地蔵尊17:26-鉢伏峠-17:39地蔵菩薩-18:37奈良佐保短期大学前-18:38護国神社・T-18:49護国神社バス停19:01発220円-(14)-19:15JR奈良駅バス停 ★飲み会:魚民JR奈良駅前(参加2人)

集合場所が近鉄奈良駅と自宅から近い。8時51分発のバスなので、菖蒲池駅発8時27分に乗ってもよかったが、西大寺駅で下車し、駅中にあるスーパーマーケット成城石井で昼食の弁当(幕の内500円)を買うことにした。なので、一本早い電車に乗る。いつもご一緒するM氏によると、コンビニの弁当は高くて不味いということなので、一度、試してみようと思った。結果、まったくその通りで、コンビニの幕の内弁当(398円)とは価格差(102円)があるものの、それ以上に美味しく、これから弁当はここで仕入れることにしたい。尚、西大寺店の営業時間は7:00-22:30。西大寺駅で電車待ちをしているとN氏が現れた。画像は最近、菖蒲池駅南口にオープンしたコンビニ。従来は北口にしかコンビニはなかった。



8:51発米谷町(まいたにちょう)行きのバスはやや小型だった。乗客は少なく途中から我々3人だけになった。バス賃660円は安くはないだろう。米谷町のバス停付近は小さなターミナル状になっている。付近を見渡すと、かつては、大和高原から奈良盆地へと至る古道が通じていた山間の農村というイメージだ。大きな屋敷の家が多い。今日歩くコースは、下見ということになっているが、私以外のお二人にとっては、お馴染みなのだろう。画像は乗車したバス。米谷町バス停にて撮影。


まず、バス停から南方向へ少し歩き、すぐに、分岐を東へ歩く。テイカカズラの花が咲いているが、もうピークを過ぎたようだ。この花は有毒なので、安易に花を取ったりしてはいけない。名前の由来が面白い。
「和名は、式子内親王を愛した藤原定家が、死後も彼女を忘れられず、ついに定家葛に生まれ変わって彼女の墓にからみついたという伝説(能『定家』)に基づく。」



やがて、右に工場のような建物が見えるが、操業しているのかどうかわからない。工場跡なのかもしれない。更にその先の右に石灯籠があって、道標を見た。「右 なら かうりやま(こおりやま)」 左はわからない。


左の畑の中に分け入り、その前方にある植林された山に取り付く。山に道はなく、歩きよいところを選んで藪コギする。画像は植林された山に分け入ろうとするN氏。


6月10日(月)22:00 | トラックバック(0) | コメント(4) | 石仏 | 管理


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