山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年6月12日を表示

七曲峠から国見山9

地元のおじさんと分かれてすぐ、ヤマトカントリークラブの入口に到着。道標によると、国見山に登るには、この県道186号をまっすぐ進み、途中で右折すればよいが、この日は、塔の森を経由して国見山へ登るので、ゴルフ場の中を歩くことになる。道標の左後方には、石仏が鎮座されていた。


こちらが、その石仏。泥かけ地蔵と呼ばれる双仏石は、阿弥陀と地蔵菩薩を刻んだもので、泥をかけて祈願すると子宝に恵まれるという。


立派な笠石だ。


ゴルフ場へと続く車道を歩く。ゴルフ帰りとみられるクルマとすれ違う。みなさん、立派なクルマに乗っておられます。これは、エゴノキ。自宅近辺では、花は終わっている。流石に山間部なので、開花が遅いようだ。


ヤマトカントリークラブの建屋の前を通る。道標はないが、山へ入るには、こちらだろう、と、道標を発見。クマザサが生い茂る坂道を登る。下草は刈り取られていたので歩きよい。やがて、国見山と塔の森の分岐に到着。まず、塔の森へ行き、分岐に戻って国見山へ行く。画像が塔の森の十三重石塔。解説板によると、奈良時代のもので、かつては、二重基壇の上に建つ六角十三重石塔だったが、現在は、六重の笠石が重ねられている。春日石と呼ばれる柔らかい石で造られているため、風化破損が甚だしく、周囲には断片が散乱していた。 


6月12日(水)22:33 | トラックバック(0) | コメント(8) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山8

墓地で見た宝篋印塔。お寺には、長谷観音講福住支部の古めかしい看板が掲げてあった。真言宗豊山派の末寺のようだ。


本堂の裏にも、埋もれたお不動さんが。


下之坊寺を後にする。七曲り道ハイキングコースの道標と、「普光山寺」と、寺号の刻まれた標石。


畑に植えてあった。田舎ではよく見る。ゼニアオイという名前。N氏に教えて頂いた。


県道186号に出た。少しだけこの県道を歩く。歩き出してすぐ、地元のおじさんに声をかけていただいた。「どこから、来なさった、おまえさんたち」から、始まって、天理市の要請で七曲の道の整備のお手伝いをしたことを語られた。我々は今日の山行予定の一部始終を語ったが、下山が鹿野園の西、護国神社と聞いて、日が暮れない内に、辿り着くのか、とでも云いたそうな、怪訝な顔をされたが、当たらずとも遠からずだった。護国神社バス停発19:01のバスに乗ったので。


6月12日(水)21:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

七曲峠から国見山7

下之坊寺へ到着。ここへは以前クルマで来たことがある。目当ては杉の巨木だった。その杉が、いきなり目の前に現れる。夫婦杉と呼びたいところだが、婆羅門杉(ばらもんすぎ)と呼ばれている。案内板によると、“本尊十一面観音立像が聖武天皇と婆羅門僧正の合作と伝わることから婆羅門杉と呼ばれている。”そうだ。


正面に回ると、石段の横、斜面の地中に半身埋もれた不動明王像が祀られていた。


それにしても、巨大だ。圧倒的。


ここで我々は少し遅い昼食を摂ることになる。こちらは弁財天。


お寺に隣接する墓地で撮影した。左手に薬壷(やっこ)のようなものを持っているが、薬師如来でもなさそうだ。


6月12日(水)21:13 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理


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