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京の古道⑤伏見街道(三条_観月橋)40

「ぬりこべ地蔵」と彫られた石柱が立つ。


涎掛けのほかに、今風のバンダナを召されている。


足の爪先が磨り減っているように見える。
そして、撮影した時は気付かなかったが、画像左に見える封書。
このお地蔵さんは歯痛にご利益があって、全国から歯痛の平癒を祈る封書やハガキが届いていた。

それにしても、“ぬりこべ”とはどういう意味なのか、気になったのでネット検索してみた。

伏見ぶらぶら15「伏見のお地蔵さん」によると、「塗込めの堂宇に安置されていたから」「塗込めをさらに病気を封じ込めるの義に解し」たとのことです。(竹村俊則・「昭和京都名所図絵」より)
「京都伏見歴史紀行」(山本眞嗣著)によりますと「塗込め」とは、貴族の邸宅の寝室のことをいい、四周を土塀で塗り込んで、その中に念持仏を祀る風習があったとこのことで、悪鬼を払って安らぎを得るという意味だそうです。



有野山墓地を後にする。
京都市の広報板。稲荷小学校の催し案内が何枚か掲示されている。



道標。消えかけているが、左、「深草墓地 / ぬりこべ地蔵尊」方向から来た。右、「石峰寺」へ向かう。


3月2日(水)18:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

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