山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2016年12月3日を表示

天上ヶ岳_箕面大滝8

ご神木だろう。
このご神木にも、先程と同じく、二股に分かれたところに、杭のようなものが刺してあり、注連縄はその杭に引っかかっていた。

石碑には、「歡喜天 役小角 出現對談石」と彫られている。
略縁起に記された対談石だろう。

“…大聖歓喜天、出現せられ…境内に安置する対談石はその時、行者が歓喜天に拝答した…”

対談石は二つある。石碑の右にある丸っこい石と、もう一つ、その後にある石。
後の石は画像には写っていない。



蟲塚と彫られた石碑。
年に一度、虫の法要をされている。

境内には、このほかに筆塚、花塚などがあった。



後でわかったが、ここは隠れた紅葉の名所のようだ。
境内には紅葉が沢山植えられている。
観光客の姿はまったくない。



紅葉は幾分、ピークを過ぎていたが、落葉も十分楽しめる。


弘法大師と、西国七福神「大黒天尊」を祀るお堂。


12月3日(土)19:01 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

天上ヶ岳_箕面大滝7

左の石柱には「萬民豊楽」。
皆が豊かに楽しく暮らせる(ことを願う)という意味だろう。



右の石柱は「宇内静謐」。
世の中が平和で穏やか(なことを願う)という意味だろう。



ご神木と観られるが、二股に分かれたところに、杭のようなものが刺してある。
注連縄はその杭に引っかかっている。
撮影した時は気がつかなかった。
杭の意味は不明。



大辯財天堂。
ここには「弁財天尊」と「役行者尊」が祀られてある。
中を覗いてみたが・・・。



厨子の中に安置されていた。
元旦から三ヶ日のみ厨子の御開帳がある。



12月3日(土)18:51 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

天上ヶ岳_箕面大滝6

松浦清居句碑
 ほととぎす
   箕面ここより山ふかし



略縁起

 当山は斉明天皇四年(西暦六五八)、役の行者小角の開祖なり。
寺伝に行者この地を開くべく、五香の滝に参籠一代の苦行せられること幾歳月、山獄鳴動して大光明輝き、光彩の中に、大聖歓喜天、出現せられ、当山を日本最初の霊場とし、万民の諸願を成就せんがため、ここに姿を現わしたと伝う。境内に安置する対談石はその時、行者が歓喜天に拝答した伝説を有す。
この地は摂津豊島郡片手村を称したが、これより箕面村と称す。神亀、天平年間より聖武天皇の勅願を受け、両部神道として、摂津國神宮寺と称したが、織田信長の兵火等、再々の盛衰を重ね、明治十九年 神仏分離により聖天宮西江寺と改称し、宮寺として現在に至る。
           箕面山聖天宮 西江寺



「日本最初大聖歓喜天出現霊場」と彫られた石碑。


一旦、境内から出て、もう一方の門から入る。


こちらが正門。
右に、「元摂津国神宮寺 真言宗 聖武天皇勅願所 西江寺」と、左に「日本最初 霊場 歓喜天出現 聖天宮」の寺標と社標。



12月3日(土)18:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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