田山_府庁山_タンボ山_西ノ行者 |
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| 2018年12月9日(日)は、山を登る会の第1,021回例会に単独で参加した。 山域は金剛山地。
<概要> スタートは南海高野線千早口駅、ゴールは同線紀見峠駅。
千早口駅へは僅か一ヶ月前の11月18日に、おおばこの会でこの駅を利用していた。 その時は駅から南方向の里を歩いたが、当日は北方向の山々を歩いた。
駅改札(南)から南海高野線下のトンネルを潜り抜け駅の北へ出る。 歩道のある南河内グリーンロードを歩く。
「カフェ 歩絵夢」のシャレた建物を右に見遣る。 歩道は一部途切れるところもあるが、地道を歩いて車道と平行して歩く。
やがて、右方向に登山口が現れる。 登山口は注意して歩いていないと見過ごすほどわかりにくい。 繁みの中にひっそりとある。
クヌギ峠に向かって植林帯の中を歩く。 緩やかな登りが続き、送電線鉄塔の巡視路が現れる。 北和泉No.8方向へプラスチック階段を登ってクヌギ峠に到着。
ここから田山(たやま)、更には府庁山を目指す。 すぐに急登となり、ピークに登り詰めるとまた急登、これが四回続く。 汗が吹き出て眼鏡が曇る。
やっとこせ、田山山頂に到着するも、山頂からの展望はない。 小休止して府庁山を目指す。 府庁山までに送電線鉄塔の下を通過するところが二箇所あり、一回目では眺望が得られた。 二回目は尾根筋を跨ぐ窪地にあったので眺望はなし。
左手に新しい林道が建設されていた。 少しだけ林道と平行して歩く。 縦走路は登ったり下ったりの繰り返しで、平坦なところはほとんどない。
幾つもの擬似ピークを過ぎて、ようやく府庁山に到着。 山頂に「府庁山三叉路」の道標が立ち、旗尾岳への分岐となっていた。 Tリーダーによると、旗尾岳へ登るコースをプランニング中とのこと。 山頂は狭いので、長居は出来ず早々に出発。
ここからも登り下りの繰り返し。 送電線鉄塔が現れ、遠く金剛山の冠雪が見えた。
十字峠を目指して下る。 その手前で林道と合流し、林道脇で昼食となる。
昼食後、十字峠へ下る。 十字峠は、タンボ山への分岐にもなっている。 このルートを歩けば、ダイトレに出るのが容易いが、下見で荒れているとのことなので、このルートをパスし、鳥地獄・林道地獄谷線方面へ向かう。 Tリーダーが単独で、タンボ山へ向かったことを後で知った。
道標を見て石見川・小深方面へ向かう。 鳥地獄方面分岐で右折。 ここから登山道はやや荒れた感じで、倒木を避けながら歩く。 ハイカーが歩いている形跡はなし。
石見川の集落に出る手前で、林道地獄谷線に出合いこれを歩く。 すぐに鳥地獄分岐となるが、鳥地獄には立ち寄らず、林道をそのまま歩く。 鳥地獄で行止りとなるので、立ち寄らなかったと思われる。
林道地獄谷線終点に到着。 ここから先は山道となる。 暫く山道を歩くが、分岐で涸れ沢に取り付いてしまう。 踏み跡が薄く間違いであることに気付き引き返すが、M氏を先頭に一部の人はそのまま突き進んでしまった。
結果、杉尾峠で合流。 事なきを得た。
千早口駅から杉尾峠まで、私は初めて歩いた。 この間、出会った登山者は僅かに一組。
杉尾峠からは、タンボ山、西の行者(祠)、山ノ神(祠)とダイトレを歩く。 ダイトレでは何組かのハイカーと出会った。
タンボ山には三角点があって、この日初めて山頂に立った。 山頂はダイトレから少し外れたところにある。
また、西の行者の祠にも立ち寄った。 ダイトレから1分くらいで辿り着いた。 多くの参加者が後に続いていた。
紀見峠の手前でダイトレから離れ、紀見峠駅へ下った。
<コース概略> 南海高野線千早口駅_登山口_クヌギ峠_田山541.69m_府庁山610m_林道脇・昼食_十字峠_林道地獄谷線_鳥地獄分岐_杉尾峠・ダイトレ合流_タンボ山762.91m_西ノ行者堂733m_山ノ神450m_南海高野線紀見峠駅
<コース詳細> 9:15南海高野線千早口駅9:42_<南河内グリーンロード>_才ノ神南(交差点)_歩絵夢(カフェ)前_登山口_分岐(北和泉線No.7を左に見送り クヌギ峠・北和泉線No.8方面へ右折(東))_クヌギ峠・太井方面直進を見送り 田山方面(南)へ_田山(三等三角点 541.69m 点名:川上)_送電線鉄塔下_林道と平行して歩く_送電線鉄塔下_府庁山610m・旗尾岳方面(西)分岐を見送り十字峠方面(南東)へ_送電線鉄塔下・眺望地(金剛山方面冠雪_道標(十字峠→)_林道合流_11:27林道脇・昼食11:50_十字峠・タンボ山方面(東南)を見送り石見川方面(北東)へ_分岐を石見川・小深方面へ直進_分岐で小深方面直進を見送り 鳥地獄方面へ右折(南)_分岐で小深 観心寺方面を見送り 林道地獄谷線(幅員2.5m)を歩く(右折)_鳥地獄分岐を右に見送り直進_林道地獄谷線終点_涸れ沢を登るも道違いに付引き返す(一部の参加者は涸れ沢を登り杉尾峠で合流)_杉尾峠・ダイトレ合流・道標(金剛山7.8km 杉尾1.5km 石見川・鳥地獄1.8km 紀見峠4.2kmへ)_タンボ山(二等三角点 762.91m 点名:石見川)_西ノ行者堂733m・西ノ行者祠_送電線鉄塔下_分岐で天見駅方面を北に見送り紀見峠方面へ直進_山ノ神450m・山ノ神祠_簡易水道施設_記念碑(岡潔)_峠の茶屋 丹波屋前_祠_紀伊見荘前_地蔵寺前_14:15南海高野線紀見峠駅14:44
<メモ> ・参加者72名。 ・リーダーN氏 ・コース歩行距離約16km。 ・実歩行距離約22km。(自宅~最寄り駅往復約2.7km、大阪難波駅~難波駅往復1.4km等を含む) ・歩数3万1千歩。(自宅~自宅)
画像はこの日歩いた南海高野線千早口駅から同線紀見峠駅までのGPSログを表示。
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| 田山山頂。展望なし。 三等三角点 541.69m 点名:川上。
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| 府庁山山頂。ここも展望なし。
府庁山の名前の由来は、大阪府が個人所有の山一帯を借りて植林を行ったことにより、地元の人達が府庁山と呼んだことから。
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| 府庁山から暫く尾根筋を歩き、送電線鉄塔の下を通過。 冠雪した金剛山が見えた。 画像はズームで撮影。
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| 西ノ行者堂。 祠の中に役行者像が祀られていた。
おしまい。
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Dec.11(Tue)17:53 | Trackback(0) | Comment(0) | 山歩き | Admin
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