京の古道⑥竹田街道_大和街道7 |
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| 稲荷新道之碑
稲荷神社は官幣大社にして信者全国に充満せり 然るに参詣乃道路伏見街道只一筋のミ(チ)なれば初午其他大祭の時不便いふべからす 爰に大阪乃人土井柾三ふかくこれを患へ 公衆のため本社裏門前より竹田街道に達する此新道を開かむと 主典桑田孝恒にはかりしに孝恒悦び諾なひて官準を経 土地購収の手数すへて百般乃事ハ森守信 大石長兵衛等に委任し 去年一月起工して今年二月に功を竣ふ 此工費巨額なりといへども皆土井氏の負担なり 抑 土井氏ハ常に質素を旨とし 節倹を守り本社の信者にしてこれまで種々乃寄付を那し これを永遠不朽に供ふ 加乃汎く公衆の益をおもひ慈善を行ひ 隠徳を積事枚挙にいとまあらず 嗚呼積善の家必余慶ありと古人の金言空しからざるべしと 云爾
明治廿八年五月 稲荷神社 宮司従六位 近藤芳介 撰 【以下割愛】
HU162 稲荷新道碑 - 京都市
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| 竹田街道を南へ歩く。歩道脇の花壇に植えられていたボケ。
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| こちらにも色違いのボケが見られた。
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| 祠があったので立ち寄る。
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| 涎掛けが何枚も掛けてあり、さすがにこれを取り外す気にはなれず。
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3月14日(月)19:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理
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