山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2016年1月29日を表示

酒蔵みてある記(桜井_談山)3

談山神社東大門(たんざんじんじゃひがしだいもん)。

奈良県のHPによると、
談山神社東大門について
 談山神社東大門は多武峰谷(とうのみねたに)一の橋の西に建ち、旧妙楽寺護国院(みょうらくじごこくいん)の惣門(そうもん)として創建されました。谷の入り口を木柵塀(もくさくべい)で塞ぎ、そのやや北寄りに高麗門(こうらいもん)と潜戸(くぐりど)を備えた袖塀(そでべい)を構えます。旧妙楽寺は藤原鎌足の子定慧が鎌足の墓を摂津国阿威山より移し、その上に十三重塔を建立したのに始まると伝えられます。
 東大門の規模は高麗門の間口4.65m、棟高6.25mで木柵塀の両端の長さが19mになります。
 建立年代は不明ですが、化粧垂木に享和3年(1803)の墨書が発見されています。
 なお、昭和41年1月13日に奈良県指定文化財(建造物)に指定されています。



積雪で説明板が見えない―笑。


東大門を後にして、更に登る。


摩尼輪(まにりん)塔

説明板によると、
重要文化財 摩尼輪塔
 摩尼とは宝珠のこと。八角大石柱笠塔婆の塔身に薬研彫で、「妙覚究竟摩尼輪」と彫られ、上円部に梵字「アーク」を刻む。乾元二年(1303)の銘がある。



立派な屋敷の前を通る。


1月29日(金)18:29 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

酒蔵みてある記(桜井_談山)2

暫くは車道に沿った歩道を歩く。


「談山神社多武峯町石」の一基。
桜井市教育委員会が談山神社大鳥居に設置した説明板によると、

談山神社多武峯町石(県指定史跡)
 談山神社の一ノ鳥居から、摩尼輪(まにりん)塔までの約五・五六kmの間に、参道に沿って五十二基の町石が建てられていた。町石の形式は板碑型で、町石の高さ約一五〇cm、幅三三cmである。江戸初期承応(じょうおう)三年(1654)十月十六日に、法眼が施主となって造立した。五十二基の町石は、因位(まよい)から仏界(さとり)に至る仏道修行をあらわし、十信、十住、十行、十回向までは、凡夫、十地は聖者の菩薩行、等覚(仏に等しいさとり)、妙覚(迷を減尽した仏界)とに分けられている。  桜井市教育委員会



積雪は多くない。雪を踏みしめると、キュキュと音がした。粉雪の状態。


やがて東大門に到着。この先、クルマは一方通行になっており、こちらからは通行出来ない。


左は「女人堂」と彫られているのだろうか。「女人」の下の文字が読みにくい。右は先程の説明にあった町石と見られる。

※桜井市のHPによると、石碑には、「女人堂道」と彫られている。



1月29日(金)18:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

酒蔵みてある記(桜井_談山)1

2016年1月26日(火)は、近鉄の「酒蔵みてある記 西内酒造 談山」にSさんと参加した。
桜井駅でバスに乗る時、スタッフの人から、現地の多武峰・談山神社は積雪があると知らされ少し驚いた。
そして多武峰バス停に到着して二度びっくり!積雪が予想以上に多くあった。

防水ではないスニーカーでストックは持たず、少し慌てたが、幸いにも粉雪だったので靴に水は染み込まず。棒切れを拾ってストック代わりにした。

この日歩いたコースの中で、(談山神社・西大門跡から先の)万葉展望台分岐から、今井谷の辻堂橋の区間は初めて歩いた。参加者は476人。

西内酒造では、「しぼりたて 談山」(720ml 1,340円)と「純米 生原酒」(720ml 1,500円)そして、「にごり酒 大名庄屋酒」(720ml 1,380円)の試飲と、更に甘酒を2杯頂いた。この酒蔵は満足度が高い―笑。

この日は積雪と凍結で足場が非常に悪く、凍結した林道で滑って転倒した方もおられた。
北山から今井谷に下る林道では、同じ場所で何人かの転倒者があったそうで、私達がその場所に到着する直前にも転倒者が出た模様。

参加者の方が、スタッフに転倒者が出たことを携帯電話で話しているのを聞いた。その内容は、転倒して頭を打ち、一時的に意識不明となったが、その後、意識が回復し、そのまま歩いて行かれたとのこと。

その場所には、他の参加者が提供したであろう、派手なピクニックシートで覆い、遠くからでも目立っていたので、後続の皆さんは注意して歩かれていた。

また、西内酒造の少し手前、桜井市下(しも)で、1月23日に出火した住宅火災の現場前を通った。住宅は全焼で死者が出ている。お亡くなりになられた方のご冥福を祈ると共に、火気の取り扱いには十分注意したい。

コース・タイム
10:15近鉄大阪線桜井駅10:31_<臨時バス>_10:53多武峰バス停_10:56尾形橋横_11:00談山神社東大門(たんざんじんじゃひがしだいもん)_11:06摩尼輪(まにりん)塔_11:09後醍醐天皇御寄進石燈籠_11:10談山神社正面入口前_11:10多武峰村道路元標_11:12西入口前・神幸橋_11:20増賀(そうが)堂跡_11:23西大門跡石仏_11:24女人禁制石柱_11:27明日香・石舞台分岐_11:30三社神社_11:36石仏_11:38※念誦崛不動尊コノ下(道標)_11:42念誦崛不動尊(ねずきふどうそん)11:45_11:51井戸_12:01念誦崛・増賀上人墓・昼食12:20_12:37万葉展望台(1.0km)分岐_12:54手力雄神社(たぢからおじんじゃ)_12:58興隆寺_13:26磨崖仏_13:35高家(たいえ)・明日香分岐_13:36石仏_13:37今井谷川に架かる辻堂橋を渡る_13:42寺川に架かる今井谷橋を渡る_13:43九頭龍神社前_13:43九頭神社前_13:44常夜燈・石仏_13:49火の見やぐら_13:50道標_13:51道標_13:55聖林寺前石仏_14:01聖林寺山門前_14:06法華塔_14:06寺川に架かる聖林寺橋を渡る_14:07住宅火災現場(1月23日出火_桜井市下)_14:08聖林寺寺標_14:09西内酒造(酒蔵見学)14:20_14:22石仏_14:27談山神社大鳥居_14:41等弥神社分岐_14:43寺川に架かる河西中の橋を渡る_14:43常夜燈_14:46東光橋前_14:48愛宕地蔵菩薩前_14:51舊跡 櫻井魚市場(石碑)_14:52櫻井町道路元標_15:00近鉄大阪線桜井駅 歩行距離約11km。

※“ねずき”の漢字表示について、“念誦窟”と表示しているところもあるが、ここでは談山神社公式サイト及び現地の案内板に従い“念誦崛”とした。“念誦崛”は地名とされる。

画像は当日歩いたGPSログを表示している。多武峯バス停から近鉄・桜井駅。
尚、当日配布されたmapでは、西内酒造で酒蔵見学後、聖林寺バス停から桜井駅までバスに乗るようになっているが、私たちはバスに乗らず桜井駅まで(距離2.3km)歩いた。



こちらは当日配布されたmap。mapの左下に記載のある距離は間違っているので訂正した。正)万葉展望台1kmの道標。


談山神社方面へのバス停は桜井駅南口にあるが、この日は臨時バスで、桜井駅北口からバスが出発した。


多武峰バス停で下車。八井内の交差点を横断するとこの状態。


尾形橋を右に見て歩く。


1月29日(金)18:28 | トラックバック(0) | コメント(6) | ウォーキング・散策 | 管理


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