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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2017年6月18日を表示

鷹尾山_荒地山_八幡谷23

荒地山山頂

 ここ荒地山の最高地は549メートルで、鷹尾山(城山)の背後にそびえ立つ山塊である。
 東は芦屋川の渓谷で、北は黒越谷によって花原盆地に、南は道畦(馬ノ背)の鞍部によって鷹尾山(城山)につづいている。
 その名のように全山岩肌を露出した粗粒花崗岩で、風化がひどく登山にもときどき落石があって危険である。
 また南に位置する岩梯子という奇怪な洞門は、昔七右衛門と呼ぶ純真な若者が世をすねて酒酔享楽の末、盗みを覚え有馬へ向かう山越えの行商人を襲い続けた。元来荒地の山には石ノ宝殿に祭る権現さまが住んでいて悪事をはたらくものを連れ込むと伝わっていた。七右衛門はこの岩穴で頭をくじかれてたたり死にしたという伝説を生んだところとして名高い。
 この洞門を七右衛門嵓(ぐら)という。
 平成7年1月17日の阪神・淡路大震災で崩れたため現在の洞門は新七右衛門嵓とよばれている。
 東の芦屋川に臨んだところにも、弁天岩、フカ切り岩、夫婦岩、扇岩、天狗岩、ナマズ石などの巨岩が散在している。

(芦屋郷土誌・(株)岳洋社発行ワンデルングガイドⅡ「六甲山」著書赤松 滋様それぞれの許可を得て引用した)
  芦屋市市民生活部経済課
  芦屋登山会創立60周年記念
  平成21年4月


この後、説明板に記載のある「弁天岩」と「ナマズ石」を訪れた。



分岐に戻り、芦有ゲートへ向かう。


ここもササが多く生えている。
木漏れ日の中、静かな山道を快適に歩く。



登山道は次第に下り坂となる。
ここにも石が散見された



分岐ではないが道標がある。
芦有ゲートへ向かう。



6月18日(日)23:14 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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