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神戸八社巡り15

「高田屋嘉兵衛と西出町」

高田屋嘉兵衛と西出町のつながりは深く、寛政二年(1790)、淡路島から来住した嘉兵衛は、当地で船乗りとしての頭角をあらわし、嘉兵衛が引退する文政五年(1822)まで、高田屋の本店は西出町に置かれていました。
 嘉兵衛は、津名郡都志本村に生まれ、二十二歳のときに西出町の廻船問屋・堺屋嘉兵衛のもとに身をよせ、もちまえの勇気と努力によって、わずか四年後には、千五百石の辰悦丸を建造し船持ち船頭になりました。やがて廻船問屋として独立し、蝦夷地(北海道)の開発、日露間の紛争の解決などに活躍し、兵庫津の繁栄につくしました。
 嘉兵衛が本店の地に定めた西出町は、ふるくは「佐比江の入り江」が深く入り込んだ浜辺でしたが、江戸時代の前期に、兵庫津の出町として町場が形成され、北前船などの廻船がさかんに兵庫津へ寄港するようになると、「佐比江の入り江」は船入り江(北舩入)として整備され、西出町は東出町とともに問屋・船大工などの町として活況を呈すようになりました。
 この碑のすぐ西側には、明治中期まで船入り江がありました。かつて船入り江をのぞんで高田屋の本店・倉庫などが建ち並んでいたと、古老の話が残されています。

     2012年3月 西出東出まちづくり協議会



やがて七宮神社南交差点に到着。


歩道橋を渡る。


歩道橋から南、和田岬方向の眺め。


歩道橋を降りると、そこが「七宮神社」の門前。


2月11日(土)20:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

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