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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


No.8信貴山奥の院

右折すると県道250号平群信貴山線に出合いこれを左折。


暫く歩くと左後方に手摺が付けられた階段がある。
この階段を登る。



平坦な地(聖地)に瓦葺の屋形の小堂が立つ。


「信貴畑勧請の地 平群町信貴畑」の説明板。

信貴畑(しぎはた)集落の入口にあたり、毎年1月5日に勧請縄(かんじょうなわ)が掛け替えられている。
当初は、道路に掛けられていたと思われるが、現在は南側の石仏の祀られた聖地に掛けられ、北西300mの小道にも小さな勧請縄が掛けられている。
これは、村内に伝染病などが入り込まないようにとの願いを込めた伝統行事で、平群には5大字で続けられている。
この横に小堂があり、室町前半頃の船型如来坐像{高さ95cm、幅51cm}と地蔵講により立てられた天文21年(1552)の十三仏{高さ119cm、幅62cm}が並んでいる。
如来坐像は、地蔵講の主尊として祀られていた可能性がある。



左、船型如来坐像。(室町時代前半頃)
右、十三仏。(天文二十一年/1552)

つづく。



3月20日(金)05:47 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

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