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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2013年7月27日を表示

関の観音山石仏10

こちらの岩盤をくり貫いた石の祠に入れられていた石仏5体は、保存状態が悪く、また、暗くて上手く撮影できなかったので割愛する。N氏には懐中電灯で照らしていただいたのだが。


尚、案内板にあった5体は、5番は葛井寺・千手観音、9番は興福寺(南円堂)・不空羂索観音、13番は石山寺・如意輪観音、28番は成相寺・聖観音、30番は宝巌寺・千手観音。


そして、8番、長谷寺・十一面観音。この観音様は、一番最初に見た12番岩間山正法寺の千手観音と同じく、1体だけ祠に納められていた。しかし、こちらは石の祠で、正法寺の千手観音はコンクリートだった。元はこの長谷寺のように、すべての観音様は、1体ずつ石の祠に納められていたのだろう。


手前の灯籠は、まだ、新しいように見える。


そして、鉄格子の他に金網でも保護されていた。


7月27日(土)20:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

関の観音山石仏9

右から三つ目、同じ観音様を右下から撮影。


右から四つ目の観音様。


右から五つ目。上唇が特徴的。如意輪観音で半跏思惟像※だろう。※仏像の一形式で、台座に腰掛けて左足を下げ、右足先を左大腿部にのせて足を組み(半跏)、折り曲げた右膝頭の上に右肘をつき、右手の指先を軽く右頰にふれて思索する(思惟)姿の像である。(Wikipediaより)


同じ観音様をやや左から撮影。


右から六つ目。千手観音。このエリアの6体は比較的保存状態が良かった。


7月27日(土)20:40 | トラックバック(0) | コメント(0) | 石仏 | 管理

関の観音山石仏8

次に左のエリアの石仏を見に行く。6体ある。画像は逆光になってしまった。案内板にある6番は南法華寺・千手観音、10番は三室戸寺・千手観音、14番は園城寺・如意輪観音、15番は観音寺・十一面観音、20番は善峯寺・千手観音、27番は圓教寺・如意輪観音だ。ところが、6番南法華寺・千手観音は、先に3体あったエリアの観音様の一体として案内板が立っており、重複していることになる。


向かって右から順番に撮影。ここまで見てきた佐吉の石仏とは、何か違うように見える。佐吉の作品ではない可能性もあるだろう。


右から二つ目。細部に渡って、丁寧に彫られており、先程の観音様と比べれば、明らかに出来が違う。


右から三つ目。素晴らしい観音様だ。保存状態も良い。右手の小指が曲がっているところがご愛嬌だ。


同じ観音様を左から撮影。


7月27日(土)20:34 | トラックバック(0) | コメント(8) | 石仏 | 管理


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