山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2015年3月2日を表示

瓜生山_雲母坂梅谷道40

この先、参拝者入口。曼殊院門跡の「門跡(もんぜき)」だが、寺院の格を表す呼び名で、貴族や皇室が住職を務めるお寺のこと。


京都市が設置した説明板。
※京都観光NaviのHPによると、「天台宗の門跡寺院である。最澄の開基で、はじめ比叡山西塔にあって東尾(とうび)坊と称し、天暦元年(947)是算(ぜさん)の時、北野天満宮が造営されるとその別当寺となり明治に至った。天仁年間(1108~1110)忠尋が曼殊院と名を改めた。その後、場所は移転したが、文明年間(1480年頃)伏見宮貞常親王の子慈雲が入寺して以後、門跡寺院となり、明暦2年(1656)良尚法親王の時、この地に移り、現在の建物や庭園が整えられた。良尚法親王は桂離宮を造った八条宮智仁親王の子で、父宮に似て、茶、華、書道などにひいで、当寺の建物も桂離宮に通じるものがある。本堂(重要文化財)は大書院ともいい、寄棟造柿(こけら)ぶきで、本尊阿弥陀如来を安置する。欄間や金具にも意匠をこらした数奇屋風の書院造である。書院(重要文化財)は閑静亭(かんじょうてい)と号し、本堂と同形式、門跡の私堂として工夫をこらしている。茶室八窓軒(はっそうけん)(重要文化財)は八つの窓を持つ明るい茶席で遠州流の名席、庭園(名勝)は枯山水の優雅な庭である。当寺の建物と庭はよくまとまった江戸初期の重要な文化遺産となっている」



この日は参拝せず曼殊院門跡を後にする。苔生した庭が美しい。壁に白い線が五本入っているが、この線は定規筋と呼ぶらしい。そして定規筋がある壁を筋壁と呼ぶ。この線もお寺の格を表していて、天皇の血筋を受けている皇族が、出家居している寺、つまり"門跡"を表していると聞く。


手持ちの地図を見て詩仙堂へと向かう。


石材店で見たもの。石仏を作る行程を表しているようだ。


3月2日(月)20:26 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

瓜生山_雲母坂梅谷道39

鷺森神社と曼殊院の道標。「歴史の道」となっている。曼殊院へ向かう。


民家の庭先で見たロウバイ。香りが良い。


左に「曼殊院門跡」の石碑。右は武田薬品工業(株)京都薬用植物園。


勅使門の手前の境外西側に開ける弁天島。


右が勅使門。


3月2日(月)20:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

瓜生山_雲母坂梅谷道38

拝殿に吊るされた立派な注連縄。


拝殿から振り返って舞殿を見る。正面に小路が見えるが、この道は曼殊院への近道となっている。撮影した画像には二人の歩く姿が写っている。


宮川に掛かる「御幸橋」を渡る。


「御幸橋」の説明板。


曼殊院への小路。


3月2日(月)19:33 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

瓜生山_雲母坂梅谷道37

鷺森神社のご神木、スギ。赤い玉垣にて囲われている。


舞殿。


拝殿。


縁結びの石「八重垣」。縁結びのみならず、夫婦和合、家内安全も授かるとされている。


鷺森神社のご由緒。
※京都観光NaviのHPによると、「貞観年間(859-77)創建と伝えられ、もと修学院離宮地にあったのを元禄年間(1688-1704)に現在地に遷座。スサノオノミコトを祀り、修学院、山端地区の産土神である。また境内には触れると夫婦和合や良縁が授かるという「八重垣」の石がある。5月5日の「さんよれ祭」は少年達が着物姿に紅たすき、菅笠姿で手には扇子を持ち‘さんよれ、さんよれ’のかけ声で鉦、太鼓で神輿とともにねり歩く。巡行コースは赤山禅院発→氏子町→鷺森神社着。参道は紅葉の美しさでも知られている。建立:平安時代(貞観年間)」。



3月2日(月)19:32 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

瓜生山_雲母坂梅谷道36

東方向を振り返って撮影。正面に見えるピークは「てんこ山」442.3mだろう。


音羽川に架かる橋を渡る。音羽川に沿って歩くこの道が「雲母坂」(きららざか)へと続く。※この日は歩かず。


鷺森(さぎのもり)神社に到着。


思いのほか、長い参道が続いていた。


参道脇に植えられていたヤマザクラの古木。京都市指定保存樹。
※説明板によると、参道は18世紀に整備された。このサクラの花は見事な白色で、花径が3センチを越え、香りが強いのも特徴。品種改良が盛んだった江戸時代に生み出された。



3月2日(月)19:31 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理

瓜生山_雲母坂梅谷道35

修学院離宮方向へ歩く。「左 赤山道」と彫られた自然石の道標と石仏。


かなり磨耗しており古い時代のものだろう。涎掛けよりこちらの白い布の方が清潔感がある。


鷺森(さぎのもり)神社御旅所の前を通過。


愛宕山と彫られた灯籠。


石川丈山詩仙堂の石碑。


3月2日(月)19:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 山歩き | 管理


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