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近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2017年2月21日を表示

神戸八社巡り42

   旧トーマス住宅

  (国指定重要文化財)
  指定年月 昭和53年1月21日

 「風見鶏の館」として知られるこの館は、明治42年、ドイツ人貿易商ゴットフリート・トーマス氏の自邸として建てられました。
 北野・山本地区に残る異人館で、レンガ張りの建物としては唯一のもので、色鮮やかなレンガの色調、石積みの玄関ポーチなど重厚な雰囲気を持っています。
 設計はドイツ人建築家ゲオルグ・デ・ラランデです。
 室内のデザインは、ドイツの伝統様式をとり入れながら19世紀末から20世紀初頭にかけての新しい芸術運動(アールヌーヴォー)の動きを感じさせるものがあります。
 昭和58年12から昭和60年3月までかけて解体修理を行い、当時の写真などを参考にして、できるだけ元の姿に戻しました。
     平成4年3月


尚、入館料は大人500円。



「風見鶏の館」から北方向へ歩くと、「北野天満神社」の石鳥居が現れる。
この日はお参りせず。



一際目立つ白い邸宅。


この建物は「ヴィクトリアンハウスレイン邸」。
現在はレストランとなっている。

北野異人館 旧レイン邸



この可愛らしい建物は一体!?


2月21日(火)20:46 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

神戸八社巡り41

土産物の店「風見鶏本舗」を右に見て階段を登ると、前方に「風見鶏」の館が現れる。


更に階段を登り詰める。


北野町広場と呼ばれる広場にやって来た。

彫刻が何体か見られる。
画像は「コルネット吹きの休日」。
(彫刻家で写真家の黒川晃彦氏の作品)



風見鶏の館(旧トーマス住宅)入口。


建物を見上げる。
赤レンガの外壁は北野のシンボル。



2月21日(火)20:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

神戸八社巡り40

やがて北野坂通りに出合い、これを左折。(北)

尚、先ほどの「JR西日本三宮ゲストハウス」のプレート、「Gast Haus」は単語の綴りが間違っているのではなくドイツ語だった。



左手に北野物語館(スターバックスコーヒー)が現れる。


   北野物語館

 この建物は明治40年に建築された木造2階建ての住宅です。屋根は寄棟造で浅瓦葺き、外壁は下見板張りにオイルペイント塗装で、コロニアルスタイルの典型的なものです。
 窓は木製ガラス戸によろい戸が付き、1階にはベイウインドー、2階にはオーリエルウインドーと呼ばれる出窓がそれぞれ設けられています。
 平成7年の阪神・淡路大震災まで北野町1丁目(この地より北東300m)に建っていたもので、家屋台帳によると建築当初の所有者は米国人M.J.シェー氏です。その後、所有者が何回か移っていますが、最後の所有者こそが、昭和52年放映のNHK・朝の連続テレビ小説「風見鶏」の主人公であるドイツ人パン職人、ハインリヒ・ブルクマイヤーのモデルとなった人物の二世です。
 このドラマが現在の北野の異人館ブームの火付け役になったことを考えあわせると、北野の中で物語性のある非常に貴重な建物です。
 残念ながら、震災で被害が大きく、解体されることになったのを機に神戸市が建物の寄付を受け部材を保管していましたが、この度、この地に移築・復原されました。
 土地の形状にあわせて、当初と建物の向きを変えていますが、解体中に判明した建築当初の造りに戻すなど忠実な復原がなされています。
 また、現行の耐震基準に適合させるために、従来の軸組に新材や金物で補強が行われており、室内には、この軸組の補強を見ることができる小窓が設けられています。

     2001年7月
  神戸市教育委員会文化財課


尚、この建物は文化庁指定、登録有形文化財となっている。



北野通りに出合い、これを横断。
北野町広場へ向かう。



道標。
「旧パナマ領事館」方向を右に見送り、直進して「風見鶏の館」方向へ歩く。



2月21日(火)20:35 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理


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