山歩きの記録+etc
 
近畿の山歩きやウォーキングの記録
 


2016年7月13日を表示

灘の酒蔵巡り6

資料館の様子。階段が見えるが2Fもある。


左は唐箕(とうみ)と呼ばれる道具。右の米俵で入荷した米を藁クズと玄米に分離する等に使用。


唐臼(からうす)と呼ばれる籾摺り、精米用具。


槽場(ふなば)と呼ばれる遺構。


槽場(ふなば)

この遺構は、沢の鶴資料館再建に先立つ神戸市教育委員会の発掘調査で発見された。江戸時代から昭和初期にかけて使われていたと推定される「槽場(ふなば)」の跡です。槽場とは醪(もろみ)から酒を搾りとる作業場のことです。遺構には渋袋(しぶくろ)に入れた醪を並べる酒槽(さけふな)と搾った酒を受ける垂壷が2セットありました。これらは搾り工程の中の、最初に搾る「揚槽(あげふね)」と圧力をかけて搾る「責槽(せめふね)」にあたるものと思われます。



7月13日(水)20:22 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

灘の酒蔵巡り5

昔の酒蔵を全国で初めて「沢の鶴資料館」として公開しオープン。(1978年)


杉玉。

酒林(さかばやし)とも呼ばれる。日本酒の造り酒屋などの軒先に緑の杉玉を吊すことで、新酒が出来たことを知らせる役割を果たす。「搾りを始めました」という意味である。

杉玉 - Wikipedia



中に入って一番先に目についた。
甑(こしき)と呼ばれる酒米を蒸すためのもの。



昔の酒蔵「沢の鶴資料館」は兵庫県指定「重要有形民俗文化財」に指定されている。


団体さんの後について行ったら、そのままビデオを観ることになった。
上映時間は約10分。ビデオタイトルは「酒造りの歳時記」。
座って観たが、涼しくて快適♪



7月13日(水)20:21 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理

灘の酒蔵巡り4

やがて団体さんが現れたので、団体さんの後に続いて入場した。
この団体さんとは、結局、ゴールの魚崎駅まで、抜きつ抜かれつの歩きとなった。



開館時間は10時きっかり。
尚、この日訪れた酒蔵は、すべて入館無料、試飲可。



何か井戸のようなものが見えたので立ち寄る。


揆(はね)つるべ

 動力の無い時代、一般に行われた水を汲み上げる方法。揆棒(はねぼう)の先端に、釣瓶をつけた竹竿を結び、井戸の中を昇り降りさせる。揆棒の後端(こうたん)には適当な重さの石を縛り付け、釣瓶と水の重みを、石の重みを利用したテコの原理で軽くしている。



この井戸、山陰道でもこれと同じようなものを見たことがある。
家型石棺に見えなくもない。

山陰道(丹波口駅_亀岡駅)24



7月13日(水)20:20 | トラックバック(0) | コメント(0) | ウォーキング・散策 | 管理


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